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Google Nest Audioを実機レビュー!HomeやMiniとの違いとは?

なべ

Google Nest Audioを実機レビュー!Google Homeとの違いとは?


Googleの最新スマスピ、Nest Audioってどうなの?レビューが見たい
Goolge Nest Audioは、Google Homeと何が違うの?どこか進化したの?
Google Nest Audioってなにができるの?どんな使い方ができるの?

そんな思いを持っているあなたのために、

この記事では、『Google Nest Audioの実機レビュー』をご紹介していきます。

 

Google Nest Audioは、2020年10月15日発売のGoogleのスマートスピーカーです。

これまでGoogle Homeという名前でリリースしていたGoogleのスマスピですが、今回の機種から「Nest」の名が付いたNestブランドとなりました。

Google Nest AudioがGoogle Homeからどこが進化したか、何が違うのかなども一緒にご紹介していきます。

 


−− Google Nest Audio −−

Editor's Rating:

Google Nest Audio 実機レビュー

好きなところ

  • 縦長のボディで、置きやすい
  • 輪郭がしっかりしている音質

イマイチなところ

  • 音の表現力や空間への広がりが感じづらい
  • モノラル再生

 

 

結論

Googleの薄型スマートスピーカー Google Nest Audio

薄型で縦長のボディは、設置場所をけっこう選べて、小さめのデスクでも工夫をすれば設置できる

音の輪郭ははっきりと感じられる音質は音楽を聴くにはとても楽しい

モノラルのため空間に音が広がるような体験はやや薄れる

 

11,550円:Googleでチェック


 

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Google Nest Audio 実機レビュー

Google Nest Audioを購入して使ってみました。

実際に使ってどんな感じだったのか、以前のGoogle Homeよりも進化しているのか、Nest Miniとの違いはどうなのか、どんな人にGoogle Nest Audioがおすすめなのかご紹介していきます。

 

外観・本体の操作方法

Google Nest Audioが届きました!

Google Nest Audio 実機レビュー
Google Nest Audio外装パッケージ

 

サイズは思ってたよりもコンパクトで、設置場所にも困らない大きさです。

高さは500mlペットボトルよりも小さいです。

Google Nest Audio 実機レビュー
500mlペットボトルより小さいGoogle Nest Audio

 

横幅は500mlペットボトルとほぼ同じ厚みです。

枕を立てたような形状をしており、平べったいボディなので狭いところや物がたくさんあるようなところでも起きやすいです。

Google Nest Audio 実機レビュー
500mlペットボトルと同じ厚みのGoogle Nest Audio

 

Google Nest Audioの背面には、マイクのミュートボタンと電源ケーブルの差込口というシンプルな形状です。

Google Nest Audio 実機レビュー
シンプルな形状のGoogle Nest Audio

 

Google Nest Audioは、全体的にメッシュ素材で覆われているとてもシンプルなデザインです。

Google Nest Audio 実機レビュー
シンプルなデザインのGoogle Nest Audio

 

Google Nest Audioは、電源ケーブルを差し込んで利用します。

ケーブルを差し込むと以下のような感じに、やや突き出る形となります。

Google Nest Audio 実機レビュー
Google Nest Audioに電源ケーブルを差し込む

 

横から見たのが以下の画像です。

Google Nest Audioを設置したときには、ケーブルが後方にやや突き出るのでその点は考慮して設置したほうがいいでしょう。

例えば、壁があったり、全面だけが空いている棚の中などです。

Google Nest Audio 実機レビュー
電源ケーブルは後方にやや突き出る

 

Google Nest Audio本体の使い方です。

Google Nest Audioを正面から見て左上を「ポン」とタッチすると音量を下げます。

Google Nest Audio 実機レビュー
正面から見て左上をタッチすると音量ダウン

 

逆に、Google Nest Audio正面から見て右上をタッチすると音量を上げられます。

音量を上げ下げするときは、実際の音量で音が出るので設定中の音量がわかり、Google Nest Audio本体の正面ライトが音量に応じて変化します。

目で見ても、耳で聞いても音量を調整できていることがわかります。

Google Nest Audio 実機レビュー
正面から見て右上をタッチすると音量アップ

 

Google Nest Audioの頭をタッチすると、「再生・停止」が操作できます。

音楽の再生や停止が主な使い方になるでしょう。

Google Nest Audio 実機レビュー
Google Nest Audioの真ん中をタッチすると再生と停止

 

Google Nest Audioの背面にあるミュートボタンを横にスライドすると、ミュートになります。

マイクがオフになっているため「OK、Google」と声をかけても反応しません。

Google Nest Audio 実機レビュー
背面のボタンを横にスライドしてオレンジ色になるとマイクがオフに

 

Google Nest Audioのマイクがオフに鳴っているときは、本体正面がオレンジ色で4つのライトが点灯します。

これがマイクがオフになっている印です。

Google Nest Audio 実機レビュー
マイクオフモード

 

音質

Google Nest Audioは、Google Homeがなくなり、Google Nest Miniの上位互換となるスマートスピーカーです。

実際に使ってみて率直な感想でいえば、Google Home以上の音質が楽しめると言え、Nestの名がついただけあってGoogle Homeより格段にレベルアップしています。

Google Nest Miniは小柄ながらとてもきれいな音質で音が楽しめますが、Google Nest Audioはさらに音のパワフルさが増したと言えます。

低音と高音がきれいなことは大前提に、広めの部屋でも十分に音が行き届く迫力があり、音量を上げても音が割れずにしっかりとした軸のある音を出せています。

音質、音量に不満点はありません。

 

Google Nest Miniより上質でパワフルな音が楽しめるので、11,550円というGoogle Nest Miniの約2倍する値段でも投資する価値があります。

同価格帯のスマスピを見てみると、Amazonの『Echo』をすごく意識しているともいえます。

EchoとGoogle Nest Audioの比較については、Echoが販売され次第記事にしていきます。

 

Google Nest Audioの音質でやや気になる点は、音がGoogle Nest Audioの正面に放たれることです。

Google Nest Audioは、全体がメッシュ素材のボディのため本体全体から音が出ているような感じがしますが、実際に中身を見たり、音を聴いてみるとGoogle Nest Audioの正面に向かって音が出ていることがわかります。

Google Nest Audio 実機レビュー
Google Nest Audioの中身

これがデメリットやマイナス評価ということではありませんが、Google Nest Audioは正面に向かって音が出るため、Google Nest Audioに対して裏側で音楽を聴くことになるとやや迫力が薄れます。

Google Nest Audioの設置場所や音楽を聴く自分の立ち位置によって、音の迫力や臨場感に楽しみの差が出てしまうことでしょう。

正面に向かってはしっかりとしたパワフルで上質な音が出るため、Google Nest Audioの正面が部屋全体を見渡せるような置き方をするのがベストです。

 

どんなことができるの?

Google Nest Audioは、Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカーです。

Google HomeやGoogle Nest Miniとできることは変わらず、音の上品さやパワフルさがレベルアップしたものとなります。

 

ザックリとGoogle Nest Audioができることを挙げると、

  • 簡単な計算や単位変換
  • 首都や都道府県、距離、長さといった決まりきったことの検索
  • スポーツの試合結果、途中経過、日程のチェック
  • 翻訳
  • 辞書
  • 株価や時価総額
  • 音楽の再生
  • ラジオの再生
  • ニュースのチェック
  • タイマー
  • アラーム
  • 天気予報
  • カレンダーのチェック、予定の追加
  • 交通情報
  • お店やショップなどの情報
  • 家電の操作
  • テレビの操作(Chromecastとの連携)
  • NetflixやYoutubeなどをテレビで見るテレビの操作
  • 雑談
  • 子供向けの遊び

などなどGoogle Nest Audioに搭載されているGoogleアシスタントができることはたくさんあります。

 

Googleアシスタントができることについては、次の記事で解説しています。

Googleアシスタントで音楽を聴く方法!設定やリクエスト方法一覧
Googleアシスタントで音楽を聴く!使える音楽アプリや音声コマンド一覧

続きを見る

 

Google Homeと違う所

Google Nest Audioは、Nestブランドの名を持った2機種目のスマートスピーカーです。1機種目はGoogle Nest Mini

それまでGoogleは『Google Home』というスマートスピーカーをリリースしており、すでに販売が終わりましたが、Google Nest Audioと同程度の価格帯だったということを考えると比較する意味はあるでしょう。

 

Google Nest Audioは、Google Homeとは全く違った形状をしています。

Google Homeは、本体の下部のみがメッシュ素材で円柱の形状をしており、対してGoogle Nest Audioは、全体がメッシュ素材となっていて枕を立てたときのような形状となっています。

サイズ感もGoogle Nest Audioのほうが大きいです。

また、操作方法もまったく変わり、Google Nest Audioは本体の上部をタッチすることで操作します。(左側が音量下げ、中央が再生・停止、右側が音量上げ)

Google Homeは、上面の中央をタッチで再生・停止、時計回りに上部をなぞると音量アップ、反時計回りで音量ダウンでした。

Google Nest AudioとGoogle Homeの違い
左がGoogle Nest Audio、右がGoogle Home

 

最大の幅はGoogle Nest Audioのほうが大きいですが、細身になっているため最小の幅もGoogle Nest Audioです。

実際に見て比較してみると、まったく違ったスマートスピーカーになっており、Nestブランドの名がついただけあるスマートスピーカーといえます。

Google Nest AudioとGoogle Homeの違い
左がGoogle Nest Audio、右がGoogle Home

 

本体にあるボタンの役割や機能は同じです。

どちらも背面にマイクのミュートができるボタンだけがあります。

Google Nest AudioとGoogle Homeの違い
背面にマイクミュートボタンがある

 

見た目やデザインが違うだけでなく、Google Nest AudioとGoogle Homeの中身も明確な違いがあります。

それは、やはり「音質」にあり、Google Nest Audioは格段に音のパワフルさと表現力がレベルアップしています。

Google Homeも発売当時は音のパワフルさや音質に定評がありましたが、Google Nest Audioと比べると明らかに音の広がりやクリアさ、音量を上げたときの音質が違います。

Google Homeが販売停止され、Google Nest AudioというNestブランドを引っさげたGoogleのスマートスピーカーは、価格はかわらずに確実にレベルを上げているといえます。

 

Google Nest Miniと違う所

Google Nest Miniは、Google Nest Audioの下位互換といえるコンパクトなサイズで、お手頃な価格で手に入るGoogleのスマートスピーカーです。

現時点(2024年12月)で販売されているGoogleのスマスピは、このGoogle Nest AudioとGoogle Nest Miniだけなので、比較する価値はあるでしょう。

 

どちらもメッシュ素材のスマートスピーカーで、とてもシンプルでどんな部屋においても落ち着くデザインとなっています。

Google Nest Audioは上位機種で、Google Nest Miniは下位機種といえます。

Google Nest AudioとGoogle Nest Miniの違い
左がGoogle Nest Audio、右がGoogle Nest Mini

 

Google Nest AudioとGoogle Nest Miniの明確な違いは「音質」です。

しっかりとメリハリのある音で、部屋に全体に広がるパワフルな音が楽しめるのがGoogle Nest Audioです。

リビングや寝室に1台設置しておくだけで、その部屋のどこにいてもクリアな音質で、聴き応えのある音で音楽が楽しめます。

部屋全体で音楽鑑賞を楽しむような人でも使いこなせるでしょう。

 

対して、Google Nest Miniは、コンパクトなサイズのためパワフルな音は欠け、音量を大きくすると音質がやや悪くなるような割れる感じがします。

机に設置して勉強やデスクワークの時などに音楽を流したり、リビングや寝室にさりげなく設置して天気予報やニュースなどの情報を得るために使うのがベストです。

Google Nest Miniは、近い距離での使用がメインとなり、音楽鑑賞というよりは、Googleアシスタントを活用して生活をAIでより便利にする使い道の方が多くなりそうです。

 

 

Google Nest Audio、Google Home、Google Nest MiniのどのGoogleスマスピもできることは同じです。

使える機能はGoogleアシスタントの機能になるため、中身がどれも同じGoogleアシスタントなので機能性に違いはありません。

「音の質」というのがGoogleスマスピの違いになります。

 

どんな人にオススメ?

Google Nest Audio 実機レビュー

 

Google Nest Audioは、1万円台でGoogleスマスピの上位機種となっています。

Google Nest Miniでは物足りない音の迫力、広がり、クリアな音が楽しめるので、AIを使った機能だけでなく、音楽鑑賞もメインでスマスピを使いたい方におすすめできます。

また、Googleのスマスピのため、Youtube MusicやChromecastとの相性も良いので、Googleのサービスや商品を使っている人はGoogleでそろえるメリットは大きいです。

 

しかし、一つだけ検討したほうがいい選択肢もあります。

それは、Googleのスマスピは、6,050円のGoogle Nest Mini、11,550円のGoogle Nest Audioの2段階ありますが、

Amazonは、5,980円のEcho Dot、11,980円のEcho、24,980円のEcho Studioと3段階あります。

Google Nest Audioを購入する前に、同じ価格帯の「Amazon Echo」との比較、さらには上位機種にあたる「Echo Studio」がどんなものなのか知っておくとさらに満足度の高い選択ができるかと思います。

Amazonのスマスピに興味がないなら話Google Nest Audioをオススメします。

Google Nest Audio、Echo、Echo Studioの比較については、Echoが発売され次第記事にしていきます。

 

まとめ

Google Nest Audioは、Googleの最新上位機種のスマートスピーカーです。

Google Homeよりもスタイリッシュなデザインで、クリアな音質やパワフルな音、部屋に広がる音など音質面は格段にレベルアップしています。

Google Nest Miniの上位互換となり、音楽鑑賞をもっとリッチな音で楽しみたい方にGoogle Nest Audioはオススメできます。

 

この記事では、『Google Nest Audioの実機レビュー』をご紹介しました。

 

カテゴリー - オーディオ&デジタルアクセサリー

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