そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、持ち運べる高級ポータブルスピーカー『SONOS Moveのレビュー』をご紹介していきます。
実際にSONOS Moveを使ってみて、パワフルな音質、深みや重厚感のある低音、どこへでも持ち運べる利便性は、買ってよかったスピーカーベスト1といっても過言ではありません!
自宅のいろんな部屋で音楽を聴く人、キャンプで音楽をかけたい人、プライベートな環境で音楽をかけたい人にオススメです!
SONOS Move
Editor's Rating:
好きなところ
- 空間を包み込むリッチな音質
- パワフルで重厚感と表現力のある低音
- 充電すればどこへでも持ち運べて、11時間は使える
- IP56の防水防塵性能
- Amazon Alexa、Googleアシスタントが使える
- ワンタップでBluetoothとスマスピの切り替えができる
イマイチなところ
- 取手があるため持ち運びやすいが、重量は重ため
- 充電のスタンドに置くだけで充電できるのは楽だが、屋外ではしにくい
結論
SONOS Moveは、持ち運びができるポータブルスピーカーながら、低音のパワフルさやクリアな音質なども兼ね備えている最強スピーカーといっても過言ではない。
キッチンで料理をしながら、お風呂場の掃除をしながら、寝室で寝る前になど、自宅のあらゆる場所で、
キャンプ、海、プール、公園、パーティーなど、自宅以外の場所でも、持ち運ぶことで高級スピーカーのパワフルさと繊細な音が楽しめる。
高級ポータブルスピーカーを検討しているなら、SONOS Moveは正解と言ってもいい。
▼ブラック
▼ホワイト
SONOS Moveをレビュー
SONOS Moveをレビューするにあたって、5つのポイントでSONOS Moveをレビューしていきます。
- 基本情報(料金、サイズ、機能性)
- 音質
- 他のスマートスピーカーとの比較
- 実際に使ってみての感想
- どんな方におすすめなのか?
基本情報(料金、サイズ、機能性、写真)
SONOS Moveの基本的な情報をご紹介していきます。
製品名 | SONOS Move |
価格 | 52,800円(税込) |
カラー | ブラック、ホワイト |
重量(バッテリー含む) | 約3kg |
重量(本体) | 約2.8kg |
高さ × 幅 × 奥行き | 12.6cm × 16cm × 24cm |
接続 | Bluetooth、AirPlay2、Wi-Fi |
音声AIアシスタント | Amazon Alexa、Googleアシスタント |
充電方式 | 専用スタンドに設置 |
バッテリー | 最大11時間 |
防水防塵 | IP56 |
SONOS Moveの最大の特徴は、バッテリーを搭載しているため『持ち運びができる』ということと、パワフルな重低音やクリアな音質を兼ね備えていることです。
よくあるスマートスピーカー(AppleのHomePod mini、AmazonのEcho Studioなど)は、常に電源にケーブルをつないでいないと使えないので、一度設置してしまったらそこから移動するのがとても面倒です。
また、ポータブルスピーカー(Anker、JBLなど)は様々なメーカーから出ていますが、小型で持ち運びに特化しているためクリアな音質でなかったり、低音が弱かったり、パワフルさに欠けます。
その両者のいいところ取り、悪いところ除去をしたのがSONOS Moveです。
バッテリーは最大で11時間使え、IP56の防水防塵は多少の雨や水がかかっても心配することなく使えるので、持ち運ぶときの安心性もあります。
外装
第一印象はめちゃくちゃデカイなと感じましたし、とても重量があります。
バッテリーを搭載しているため、本体サイズが他のスマートスピーカーと比べて若干大きめなのが印象的です。
Apple HomePodやAmazon Echo Studioと比べても大きいのがわかります。
内容物
SONOS Moveの内容物は以下の4つです。
- SONOS Move本体
- 本体を収納する袋
- 充電スタンド
- 説明書
充電スタンドがとても印象的で、画像左下にある輪っかのところにSONOS Move本体を置くだけでOKです。
ただ置くだけでいいので、スマートスピーカーが持ち運べないという最大のデメリットを解消したスマートスピーカーと改めて感じます。
SONOS Move本体
SONOS Move本体は、つるつるとした上品なボディーで、インテリアとしても十分映えるデザインとなっています。カラーは黒と白があり、筆者は黒を購入しました。
本体上部には「音量の上げ下げ」と「再生・停止」のタッチボタンというシンプルな作りに。
スピーカーの側面は、メッシュ素材のスピーカーになっているためSONOS Moveを中心に音が空間に広がっていくような感覚です。
SONOS Move本体の背面には電源ボタン、Wi-FiとBluetoothの切り替えボタン、設定ボタンの3つがあります。
BluetoothモードどWi-Fiモードは、このボタンで切り替えることができ、BluetoothモードではWi-Fi接続は解除され、スマホやタブレットとBluetoothで接続して音楽を流すスピーカーになり、Wi-Fiモードではスマホで接続や音楽をコントロールしたり、SONOS Move本体のアレクサやGoogleアシスタントに声をかけることで操作することも可能です。
外出先や外で使う場合、Wi-Fi環境がないこともあるかと思いますが、Bluetoothモードにすることで、スマホに保存されている音楽や音楽ストリーミングサービス(Apple MusicやSpotify、Amazon Musicなど)から音楽を流すことができるのです。
Wi-Fi環境ではスマートスピーカーとして、非通信環境ではBluetoothスピーカーとして役割を分けることで、使用シーンの幅も広がります。
SONOS Moveの背面には手で持ち運びがしやすいように中が凹んでいます。
SONOS Moveは、付属のスタンドの上に置くことで充電ができます。
部屋の一箇所に電源スペースとしてスタンドを設置しておけば、別の部屋で使いたい時はそこから持っていき、使い終わったらスタンドに戻しておくという使い方がスタンダードとなります。
さらに、背面にUSB Type-Cのポートがあるので、スタンドで充電ができない状況でもケーブルで充電ができます。モバイルバッテリーや車のシガーソケットで充電したりもできるので持ち運びのこともよく考えられています。
モードの切替
Wi-Fiモードの時は、SONOS Move本体の上部が白く光ります。
Bluetoothモードの時は、SONOS Move本体の上部が青く光ります。
充電はスタンドに置くだけ
SONOS Moveの充電は付属のスタンドに置くだけなので超簡単です。
持ち運びがしやすい本体にもなっているので、機動性が抜群によくなっています。
お子さんやペットがいる場合、落ちない場所や手の届かない所に設置することをおすすめします。
音楽再生中でも持ち運びOK
こちらの画像は、SONOS MoveとiPadをWi-Fiで接続して音楽を再生している時に、SONOS Moveをスタンドから取って持ち運んだ時の画像です。
SONOS Moveをスタンドから取っても音楽が途切れることはなく、ここからはバッテリーで動き続けます。
気軽に持ち運べて、音楽も止まらずに聴けるので、スマートスピーカーの中でもダントツに利便性が良いです。
Bluetooth接続モードでも同じです。
家族みんなで使えたり、様々な部屋ですぐに使えるのでとても便利なスマートスピーカーです。
音質
SONOS Moveの音質はとてもバランスの取れた音質です。
筆者は、Amazonの最高ランクのスマートスピーカーEcho Studio、AppleのスマートスピーカーHomePodも使っておりますが、SONOS Moveはパワフルな音が出せて、高音、低音、重低音の出し方がきれいな印象です。
同じ音量でEcho StudioやHomePodとSONOS Moveを聴き比べてみると、重低音の響きや深みが若干弱い印象がありますが、音楽の音のバランスに合わせて高音、中音、重低音がきれいに出ている印象で、万人向けな音質といえます。
重低音の響きや深い重みのある音というのはEcho StudioやHomePodには劣る部分があり、表現力がやや欠ける印象もありますが、パワフルさは健在です。音量を大きくしても割れずにくっきりとした音が出せるため広い場所でも十分迫力のある音が楽しめます。
とはいってもSONOS Moveの醍醐味はその携帯性にあるので、ここまで音が出せて、機動性もあると考えると、Echo StudioやHomePodよりも価値ありと実際に使ってみて感じました。
他のスマートスピーカーとの比較
SONOS Moveと同レベル、同価格帯のスマートスピーカーであるAmazonのEcho StudioとAppleのHomePod(販売中止)を比較していきます。
サイズ感は、Echo Studioがやや大きいです。
SONOS Moveはバッテリーを搭載しているため、大きくなってしまうのは仕方ないですが、約3kgと片手で持つと重みを感じます。
上から見ると、Echo StudioとSONOS Moveは同程度なサイズで、HomePodは小ぶりです。
500mlペットボトルと比べると、大きさがよく分かるかと思います。
Echo Studioは電源に常に接続していないと使えません。
これが今までのスマートスピーカーでした。
HomePodも電源につながっているのが必須です。
SONOS Moveは、このスタンドに設置することで充電ができ、バッテリー駆動もできるためスタンドから取って持ち運んでもスマートスピーカーとして利用できます。
また、本体背面にあるボタンを押すことでBluetoothモードに切り替えることができ、Wi-Fi環境がなくてもスマホからBluetoothスピーカーとして音楽が流せるので外への持ち運びも便利です。
1台2役できる次世代のスマートスピーカーです。
SONOS Move | Echo Studio | HomePod(販売中止) |
52,800円 | 24,980円 | 32,800円 |
最大11時間バッテリー | 電源 | 電源 |
持ち運び可 | ✕ | ✕ |
IP56 | ✕ | ✕ |
アレクサ、Googleアシスタント | アレクサ | Siri |
Bluetooth | Bluetooth | ✕ |
黒、白 | 黒 | 黒、白 |
実際に使ってみての感想
スマートスピーカーが出た当時は『声で音楽がリクエストできるなんて!』『色々お願いもできて面白い!』って思っていましたが、電源につけっぱなしでないと使えないので音楽を聴ける場面が自宅の中でもさらに限定的でもったいない感じがしていました。
そこでSONOS Moveを使ってみたら、本当に便利でした。持ち運べるスマートスピーカーなんて便利さに機動性が組み合わさって快適そのものです。
音もしっかりと出ますし、実際に音楽好きの友人3人に聴かせてみましたが「音質いいね」って言われるレベルだったのでこれならみんなで集まった時に使っても問題なさそうです。スマホのスピーカーや数千円のスピーカーを使うよりはよっぽどいい音で楽しめます。
また、耐水性と耐候性もあるためちょっとした水なら問題ないです。筆者はお風呂で音楽を聴く時に使っています。
これが本当に良くて、お風呂で音楽を流す人は本当にSONOS Moveオススメです!良い音質で音楽を聴きながら風呂に入れる楽しみ以上に楽しいことはありません。風呂場は反響するのでカラオケするのもいいですしね。
SONOS Moveは約50,000円とお高めではありますが、これ一台あれば色々な場面、シチュエーションで活躍してくれるので、使わないときが多々ある今までのスマートスピーカーとは違ってもったいなさを感じることなく最大限使い倒せてオススメです。
どんな方におすすめなのか?
SONOS Moveは、以下のような方にオススメです。
- キッチン、お風呂、寝室、リビングなどあらゆる部屋で音楽を聴く人
- スピーカーを屋外へ持ち運びたい人
まず、SONOS Moveの最大の特徴は、『バッテリー搭載のため持ち運びができ、かつパワフルな音とクリアな音質』です。
そのため、自宅の様々な場所に手軽に持っていくことができます。
例えば、お風呂場の掃除をするときに音楽を聴きたい人。
お風呂場だけでなく、キッチンに持っていき料理をしながら音楽を聴くこともできます。
自宅の様々な部屋で音楽を聴く方にはオススメできます!
また、お風呂で音楽を聴きたい人にもオススメです!
防水性能としてはIP56で、8段階中6のレベルです。
これは、どの方向から強い水がかかっても問題なく使えるというレベルで、水に浸けることはできませんが、シャワーがかかるくらいなら問題ないです。
次に、持ち運びができるスピーカーのため、自宅や屋内だけでなく、外でも使えることです。
キャンプを盛り上げたり、雰囲気を出したり、しっぽり一人で浸りながらなど、あやゆるシーンで音を出せるので、SONOS Moveは一台持っていればいつでもどこでも活躍してくれる最強スピーカーです!
▼ブラック
▼ホワイト