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SOUNDPEATS Capsule3 Proを実機レビュー!1万円以下でハイレゾ・LDC対応の高音質ワイヤレスイヤホン

2022-12-26 なべ

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実機レビュー!1万円以下でハイレゾ・LDC対応の高音質ワイヤレスイヤホン


SOUNDPEATS Capsule3 Proのイヤホンって実際にはどうなの?
手頃な価格でハイレゾ・LDACに対応したBluetoothイヤホンがほしい!
SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ったレビューが見たい!コスパはいいの?

そんな思いを持っているあなたのために、

この記事では、『SOUNDPEATS Capsule3 Proの実機レビュー』をご紹介します。

なべ
なべ

最大の特徴は、ハイレゾ対応・LDACでのBluetooth接続。

そのためAndroidユーザーで、LDAC対応ならコスパ良く音楽を聴くのにおすすめ!

 

※この商品は発売前にご提供いただきました。

SOUNDPEATS Capsule3 Proをレビュー

どんなイヤホン?

SOUNDPEATS Capsule3 Proってどんなイヤホン?

イヤホン専門ブランドとして約10年のSOUNDPEATSから発売された『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』。

最大の特徴は、日本オーディオ協会の認証を受けたハイレゾ音源再生をサポートしていること、LDACのコーデックに対応していることの2点です。

そして、ハイレゾ対応・LDAC対応の特徴がありながら、1万円を切る8,480円で購入できるコスト面の良さがあります。

 

1987年からスタートした株式会社音元出版が発表している、プロの視点で優れたオーディオビジュアル機器を選定するアワード「VGP2023」では、『Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン/ノイズキャンセリング(8千円以上1万円未満)』の部門で金賞を受賞しています。

SOUNDPEATS Capsule3 Proってどんなイヤホン?
参照:VGP2023

 

その他には、以下のような特徴があります。

  • カナル型の完全ワイヤレスイヤホン
  • 最大43dBのハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング機能を搭載
  • 風を検知すると自動的に風ノイズを低減する風切音軽減機能を搭載
  • ENCノイズキャンセリング機能を搭載したマイク6基付き
  • 遅延を抑えるゲームモードを搭載
  • イヤホン単体での再生可能時間は最大8時間、充電ケースを併用すれば最大52時間
なべ
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では、これらの特徴的なものは、実際に使ってみてどうだったのか?

筆者の持っている他のイヤホンとも比較しながら、レビューをしていきます!

 

 

実際に使ってみて

SOUNDPEATS Capsule3 ProをAndroid(LDAC対応)とiPhoneで実際に使ってみました。

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
内容物

Bluetoothイヤホンならよくある、本体、充電ケース、充電ケーブル、イヤーチップ3サイズの内容物です。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
充電ケース

充電ケースは、楕円形の横型で使用。

つるつる?すべすべ?のような手触りのよい素材で、イヤホンが収納されていてもすごい軽いです。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
充電ケースの背面

背面にはSOUNDPEATSのロゴがあり、ゴールドピンクのような色になっており、黒との組合わせがとてもおしゃれです。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
充電ケーブルの接続ポート

充電は、USB Type-Cのケーブルを使用。ケーブルは付属しており、自分が持っているケーブルでもOKです。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
手のひらサイズ

充電ケースのサイズ感は、Bluetoothイヤホンによくある可もなく不可もない一般的ですが、重量感はとても軽いので持ち運び時に便利でした。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
充電ケースを比較(中央下段がSOUNDPEATS Capsule3 Pro)

筆者が持っている一部のイヤホンを並べてみましたが、SOUNDPEATS Capsule3 Proは一般的なサイズ感で、サイズ感の違いは特にありません。

実際に持ち運んで使ってみても、不便なことはなく、普通に使えました。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
収納されるイヤホン本体

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に手にとって見て一番最初に感じたのは、色味がとてもおしゃれなことでした。

光沢のある黒にピカピカ光るゴールドピンクがとても相性良く、セレブな感じがあって使っていて気分もよかったです。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
他のイヤホンと比較(中央下段がSOUNDPEATS Capsule3 Pro)

どのイヤホンも良くも悪くも特徴がありますが、SOUNDPEATS Capsule3 Proは特にカラーの部分で目立っています。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
イヤホン本体(左が左耳、右が右耳)

Bluetoothイヤホンの形にはいろいろありますが、SOUNDPEATS Capsule3 Proは柄の部分が長くなっており、指でつまみやすく着脱がしやすいタイプです。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
一般的な形のBluetoothイヤホン

Bluetoothイヤホンには柄の部分が伸びている対応と丸いタイプが大きく2つがあります。

SOUNDPEATS Capsule3 Proは前者で、使い勝手は大きく損なうような特徴的な形ではないので、普通に使えるBluetoothイヤホンです。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
サイズ感

イヤーチップ部分は3タイプあるので、自分の耳穴のサイズにあわせて調整ができますし、本体部分は大き過ぎないので軽く、3時間くらい長時間再生しても耳の疲れを感じませんでした。

 

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      SOUNDPEATS Capsule3 Pro
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筆者の持っているいくつかのイヤホンの重量(片方)を計測してみたところ、SOUNDPEATS Capsule3 Proは4.6gととても軽いイヤホンでした。

3~4時間ぶっ続けで使ったときに耳への負担が少なく、疲労感や痛みがなかった理由はここにあるでしょう。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
イヤーチップは楕円形

イヤーチップは、3サイズ付属。

イヤーチップの装着部分の形は楕円形で、円形のイヤーチップを別で用意して取り付けてみましたがやや不安定でした。

もしイヤーチップの交換を考えているなら楕円形のものがいいかも。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
タッチ操作は総工面のロゴ部分

SOUNDPEATS Capsule3 Proはタッチでの操作に対応。

タッチする部分は、側面のゴールドピンクになっている丸い部分で、以下の操作が使えます。

  • 再生/一時停止
  • 音量の上げ下げ
  • 次の曲へスキップ
  • 電話を出る/切る
  • 着信拒否
  • 通話切り替え
  • 音声AIアシスタントの起動
  • ゲームモード切り替え
  • ノイズキャンセリングの切り替え

 

  • SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
    充電ケースから取るとき
  • SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
    充電ケースに入れるとき
  • SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
    AirPods ProはスムーズでGood

1点実際に使っていて気になったのは、充電ケースから取り出したり、入れるときがやや面倒だったこと。

ケースを開けて、右耳にイヤホンを装着するには右手で取ります。その時、イヤーチップが外側を向いてしまうため180度回転しないと装着できません。

ケースにしまうときも一緒で、イヤホンをぐるっと回転する必要があるので、歩いているとき片手でやるにはとても不安定だったので注意が必要です。

一方、Bluetoothイヤホン界の王者であるApple AirPods Proはこの設計もスムーズで、かゆいところに手が届いているなと。

 

SOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみて
実際に聴いてみた音質

SOUNDPEATS Capsule3 Proで、Amazon Music UnlimitedとApple Music、Spotifyから実際に音楽を聴いてみました。

さすがLDACで接続しているだけあって、音の輪郭がはっきりしていてクリアな音質だなと。8,480円で購入できるイヤホンなら十分過ぎるほど音のクオリティは高く、コストだけでなくパフォーマンス面でも良い感じでした。

同価格帯(1万円前後)のイヤホンである、AnkerのSoundcore Life P3やGoogleのGoogle Pixel Buds A-Seriesと比較しても、クオリティ負けしておらず、質感はよかったです。

特徴としては、スマホの音量は同じでもSOUNDPEATS Capsule3 Proから聴こえる音量はやや大きく、全体的に低めなこもったようなサウンドになっています。付け心地の良さもあってか長時間視聴してもまったく聴力の疲れも感じませんでした。

音質に関しては、すべてLDACに対応したAndroidでの話です。iPhoneではSOUNDPEATS Capsule3 Proの良さは十分に発揮しにくい、といえます。

それは、iPhoneはBluetoothのコーデックである「LDAC」に対応していないためで、SOUNDPEATS Capsule3 Proの最大の持ち味であるコストの安さから使える高音質再生というのはiPhoneでは体感しにくいのです。

 

 

おすすめの人

  • LDAC対応のAndroidスマホを使っている人
  • ハイレゾ再生をコスパ良く楽しみたい人
  • Amazon Music Unlimitedを使っている人

 

LDAC対応のAndroidスマホを使っている人

SOUNDPEATS Capsule3 Proの最大の特徴は、ハイレゾ対応・LDAC対応とコスパに優れたBluetoothイヤホンということ。

iPhoneやLDACに対応していないAndroidでは、SOUNDPEATS Capsule3 Proの特徴を活かしきれません。

自身のAndroidスマホがLDACに対応しているか確認をしてみてください。対応しているならコスパよくハイレゾが楽しめます!

👉 Androidの設定からBluetoothコーデックを確認する7つの手順

 

ハイレゾ再生をコスパ良く楽しみたい人

SOUNDPEATS Capsule3 Proは、日本オーディオ協会の認証を受けたハイレゾ音源再生をサポートしたBluetoothイヤホン。

ハイレゾは、CDの約6.5倍も情報量があり、音の太さ、繊細さ、奥行き、音圧、表現力がさらに良く体感できます。

そんなBluetoothイヤホンを1万円以下で購入できるので、音にもコスパにもこだわりたい人は、要チェックです!

 

Amazon Music Unlimitedを使っている人

ハイレゾ音源が聴けるBluetoothイヤホンやLDAC対応Androidを持っていても、そもそもの音源がないと意味がありません。

そこでおすすめなのは、Amazon Music Unlimitedです。

すでにAmazon Music Unlimitedを使っている人は、高音質音源を活かすために、手始めにSOUNDPEATS Capsule3 Proでハイレゾを楽しむのはおすすめ!

 

Amazon Music Unlimitedでは、最大192 kHz/24bitのハイレゾの音源や空間オーディオに対応しているので、音楽を高音質で聴くならAmazon Music Unlimitedがおすすめです!

料金は、通常のApple MusicやSpotify、LINE MUSICなどの相場と同程度なので、コスパよく高音質で音楽が聴けます。

※SOUNDPEATS Capsule3 Proで聴けるのは48kHz/24bitのハイレゾ

👉 Amazon Music 9つの料金プラン!UnlimitedとPrimeはいくら?

 

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