海外のサッカーの試合をよく見ますか?
試合を見ている時に、入場や試合中、試合後などに観客がよく歌っている歌があるのをご存知でしょうか。
言われてみれば「ああ、なんか聞いたことある」ってサッカーファンの方はなるかと思うのでこちらの動画を見てみてください!
こちらです ↓
サッカーをよく見る方なら、一度は聞いたことがあるかと思います。
観客の太い声で「オーオオオ オーオー」と。
実はこの「オーオオオオーオー」には、元ネタとなるある曲があるのです!
この記事では「サッカーの試合で観客が歌う(オーオオオオーオー)の曲」についてご紹介していきます!
「オーオオオオーオー」の曲とは
先ほど動画を載せた「オーオオオオーオー」の曲は、
アメリカの2人組ロック・バンドのThe White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)の「Seven Nation Army」という曲です
こちらがその「オーオオオオーオー」の元ネタとなる曲です!
なぜこの曲なのか?
それは、まず一番初めにベルギーのサッカーチーム「クラブ・ブルッヘ」から始まりました。
2003-04 UEFA チャンピオンズリーグでクラブ・ブルッヘは、カカ、セードルフ、ガットゥーゾ、ピルロ、シェフチェンコなどヨーロッパ最強と言われたACミランと対戦しました
その試合前に、クラブ・ブルッヘのサポーターがミラノのバーで集まっていたとこと、この「Seven Nation Army」という曲を耳にし、大合唱したのが始まりだそうです
会場入りしたクラブ・ブルッヘのサポーターは、この「オーオオオオーオー」を熱唱し続けました
試合はというと、ACミランが1点を取られ負けました。
これが当時のハイライトです
ベルギーからイタリアへ
そして、ベルギーのクラブの応援歌として歌われていた「Seven Nation Army」が、イタリアへ渡った
それが、2006年2月15日にクラブ・ブルッヘのホームで開催したUEFAカップ
クラブ・ブルッヘ vs AS ローマの試合です
こちらの映像を見ると、クラブ・ブルッヘのサポーターが「Seven Nation Army」で応援しているのがよくわかります!
ASローマのサポーターは、「Seven Nation Army」の「オーオオオオーオー」の応援歌が衝撃すぎて、イタリアへと持ち帰ったのです
そして、ASローマからイタリア中へ「オーオオオオーオー」が広まっていきました
イタリア代表応援で
イタリア全土に広まった「オーオオオオーオー」は、2006年FIFAワールドカップのイタリア代表の非公式アンセムとして定着しました
そして、イタリア代表は見事ワールドカップを優勝します。
その優勝を決めた時に、この応援歌が町中で歌われました
イタリア人が「オーオオオオーオー」で大盛り上がりしてます
EURO 2008の入場曲に
その後、「Seven Nation Army」の「オーオオオオーオー」はヨーロッパ中に広がり、
ついに、サッカーのヨーロッパ選手権「EURO 2008」の入場曲として使用されました!
ゴールした後に流れる曲は、この「Samba De Janeiro」が使われていました
めちゃめちゃ有名な一曲ですね、
絶対に一度は聴いたことあると思います。
ですが、この曲よりも「Seven Nation Army」の方が人気は高かったそうです
EURO 2016でDavid Guettaがプレイ
2016年に開催したEURO2016では、閉会式にフランス出身のDJ、音楽プロデューサーのDavid Guetta(デヴィッド・ゲッタ)が「Seven Nation Army」のリミックスをプレイしました!
その時の映像がこちらです!
(このページでは見られないのでYoutubeのページへ飛んで見てください。すみません。)
1:30秒あたりからです
このような経緯で「オーオオオオーオー」は、今やサッカー界(とくにヨーロッパ)の代表する応援歌になったのです!
ヨーロッパのサッカーを見るときは、応援歌も意識して見てみてください!
この記事では、「サッカーの試合で観客が歌う(オーオオオオーオー)の曲」をご紹介していきました!
サッカーを見て試合を楽しむだけではなく、こういった応援歌や曲に注目してみるのも面白いですね!