2022年3月18日公開の映画『SING/シング:ネクストステージ』。
大舞台でショーをするため、再び集まった仲間たち!大橋卓弥(スキマスイッチ)、ジェシー(SixTONES)、長澤まさみ、アイナ・ジ・エンドたちが吹替や歌を務めることで話題を呼び、興収51億円の『SING/シング』の続編です。
この記事では、映画『SING/シング:ネクストステージ』で流れた音楽15曲(キャストの歌メイン)をネタバレありで、吹替キャストの歌もご紹介します。
公開日 | シリーズ作品名 |
2016年 | 映画『SING/シング』で流れる全56曲をシーンごと紹介! |
2021年 | 『SING/シング:ネクストステージ』で流れる曲とは? |
『SING/シング: ネクストステージ』を観る方法
『SING/シング:ネクストステージ』で流れた曲とは?
テーマソング
U2 - Your Song Saved My Life
テーマソングで流れた曲は、U2の『Your Song Saved My Life』です。
アーティストのU2が今作のために書き下ろした歌であり、2019年以来の新曲として話題も呼びました。ゆったりとしたピアノに乗せた歌は伸びのある男性の声が特徴的。
力強い歌声でしっかりと踏みしめるような表現になっており、高音で歌うパートは空間の広がりを感じさせ、ピアノとドラムの静かな伴奏と共に心地よさを感じる一曲です。
映画のパンフレットに書いてありましたが、「U2」のボノは監督のガース・ジェニングスに今作のために曲を作ると言っていたそうです。これは契約に無かったこともあって監督は本当に曲を持ってきてくれた時にはかなり驚いたとのこと。
ボノの最初のアフレコ収録時に携帯を取り出して曲を演奏し始め、この曲をほぼそのまま完成品とした…ボノは映画について聞いた上で「きっといいものが書ける」と言い、制作をしたという行動力と、才能に脱帽ですね。
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ムーンの劇場で仲間たちがショーをするシーン
Tori Kelly, Taron Egerton, Reese Witherspoon & Nick Kroll - Let's Go Crazy
ムーンの劇場で仲間たちがショーをするシーン流れた曲は、Tori Kelly, Taron Egerton, Reese Witherspoon & Nick Krollの『Let's Go Crazy』です。
神秘的なシンセサイザーの音で始まり、語り掛けるように台詞で始まる曲。ドラムとギターで徐々に盛り上がっていき、高音で呼びかけるように歌う女性の声と、男性の掛け合いがアップテンポで繰り広げられます。
「ゴーゴーレッツゴー!」と歌って掛け合い、4人が歌っていく様子が想像できて楽しそうに思えるでしょう。
明るくてポップな曲と歌と共にムーン劇場のミュージカルが繰り広げられる映画の冒頭!ゾウの姿のミーナが主演を演じる「不思議の国のアリス」は子供向けの劇としてとても楽しそうで華やかでした。
ミーナの吹替はMISIAが務め、伸びのある明るい声を響かせるのがステキで、他の登場人物たちもチェシャ猫や帽子屋として劇に登場して、アリスの物語を彩るように歌います。
前作からさらに団結しているように見えて、チケットは完売しているとのことを踏まえると大盛況だとわかりましたが…ムーンが望む大舞台でのショーを行うには実力が不足していると判明していくのです。夢を抱くムーンがどのように行動を起こすのかに注目ですよ。
スカウトのスーキーを観察するシーン
Kiana Lede - Can’t Feel My Face
スカウトのスーキーを観察するシーン流れた曲は、Kiana Ledeの『Can’t Feel My Face』です。
静かで悲しそうな雰囲気で始まり、自信を持っていくような勢いで歌う女性の声が特徴的。「hu!」と盛り上げたり、高い声を響かせたりする盛り上げ方もキアナ・レデならではでしょう。
彼女はアメリカのシンガーソングライター兼ピアニスト、そして女優としても有名です。
クリスタルの下で働く犬の姿をしたスーキーは、スカウトのためにムーンのショーを見に来ていました。その様子を劇場の裏手から観察するミス・グローリー達…笑ったりしてくれるスーキーを見て好印象だと思っていたのですが、彼女は第2幕を見ることなく劇場を去ってしまいました。
その一連のシーンで『Can’t Feel My Face』が流れ、ドキドキした様子がさらに際立ちましたね。スーキーがなぜスカウトすることなく去ったのかが、この後明かされるのですが彼女に対して冷たいなと思わされるかもしれませんね。しかし、映画のラストでスーキーを見直したくなるシーンがあるので、そちらもお見逃しなく!
アッシュがライブをするシーン
Scarlett Johansson - Heads Will Roll
アッシュがライブをするシーン流れた曲は、Scarlett Johanssonの『Heads Will Roll』です。
低音のドラムとベースから徐々に軽快さを表すスタート、そこにスカーレット・ヨハンソンの歌が加わっていくことで盛り上がる曲です。
早いテンポでまくし立てるように歌ったり、伸び伸び歌ったりする中、ギターのソロもクールで聞きどころでしょう。
ハリネズミの姿のアッシュはノリノリのロックが好きで、エレキギターと共に勢いよく歌う!前作では相方と共にステージに立っていましたが、最終的に独り立ちすることになってからも人気を得ていました。
そんなアッシュがステージ上で歌い、大勢の観客は手ぶりやジャンプで盛り上がっているのが楽しげです。アッシュの吹替を務める長澤まさみですが、明るい歌声を披露するのに注目でしょう。
ムーンはアッシュが歌い終わるのを舞台袖で待っていて一緒に大舞台でショーをしようと誘いつつ、ギャラをもらっていたアッシュは、希望金額の半分になっていたこともあってムーンに付いていくことに…彼女も含めた一同が向かう先にはワクワクさせられますね。
ムーンたちがクリスタルの元へ向かう際のバスのシーン
Mercury Rev - Holes
ムーンたちがクリスタルの元へ向かう際のバスのシーン流れた曲は、Mercury Revの『Holes』です。
アメリカのロックバンド「マーキュリー・レヴ」による歌の中でも、ゆったりとした曲調で聞かせるような歌声が特徴となる一曲です。
長い夜や夢の中のような雰囲気も感じさせ、ギターを長く響かせているのにも注目でしょう。静かな日に落ち着いた曲を聴きたい時にピッタリな曲です。
ムーンと仲間たちは、オーディションに向かう夜行バス内でリハーサルをする!クリスタルに認めてもらえるように、これまでの劇をおさらいするように息を合わせていくシーンの音は、『Holes』のみが流れる無声劇になっています。
バスにはもちろん、他の乗客もいますが、徐々にムーンの劇に魅了されていくのも素敵ですね。そうしてエンタテインメントの街に到着し、クリスタルの高層ビルの会社の受付に到着する一行ですが…オーディションの予約をしていないため門前払いになってしまうという展開に。
ムーンの夢が早くも散ってしまうのかと思いきや、清掃員用の部屋を見つけて変装するとはさすがですね。この後、オーディションにこぎつけることができるので目が離せません。
オーディション参加者が演目を披露するシーン
Sing 2 Cast - Sing 2 Audition Medle
オーディション参加者が演目を披露するシーン流れた曲は、Sing 2 Castの『Sing 2 Audition Medley』です。
女性的なボーカルで始まり、子供たちのポップな雰囲気の歌、ムーディな男性、古めかしさのあるノリの良い男性などなどが代わる代わる歌います。
オーディション参加者は予告動画以外にも多くおり、個々の国や特徴を活かした演目を見せてくれるのにも注目でしょう。
ムーンたちが忍び込んだオーディション会場では多くの演者が舞台に立ち、クリスタルはパッと見てすぐに不合格の通知を出していく!
前作でもオーディションシーンは見どころの一つでしたが、今作でも色々なパターンが見れておもしろいですね。有名シンガーたちのPVなどをモチーフにしていたり、日本の代表者のイメージは太鼓なのにも注目でしょう。
多数のツルが力強く太鼓を叩き続け、クリスタルが不合格を出しても全く聞こえていない様子に笑ってしまいました。
クリスタルにSFをテーマにしたショーを提案するシーン
Tori Kelly, Taron Egerton, Scarlett Johansson, Reese Witherspoon & Nick Kroll - Where the Streets Have No Name
クリスタルにSFをテーマにしたショーを提案するシーン流れた曲は、Tori Kelly, Taron Egerton, Scarlett Johansson, Reese Witherspoon & Nick Krollの『Where the Streets Have No Name』です。
動画の25秒くらいから映画のワンシーンが始まります。トリー・ケリーを含める男女数人で歌い上げる1曲であり、空間の広がりを感じさせる歌を響かせるのが特徴的。
高音で聞かせるように歌ったり、コーラスが追いかけるようにして歌が入ったりして、弦楽器の弾き語りや終盤では幻想的な雰囲気を表すのがポイントです。壮大な夢を語るようにして歌い上げる一曲だと言えるでしょう。
ムーンはクリスタルの前に立つことはできましたが、ありきたりなショーは見る価値すらないとのこと…そこで仲間たちは宇宙をテーマにしたSFのショーを提案!しかも、伝説のロックシンガーであるクレイ・キャロウェイにも出演を依頼しようという壮大な夢を語るのです。
その際にみんなで『Where the Streets Have No Name』を歌うのですが、宇宙の映像と共に広がりのある歌声を披露するのが見どころですね。まだ台本すら決まっていない中、大舞台に立つ夢を語る彼らが素敵だなと感じました。
ジョニーがクラウスの指導を受けるシーン
Adam Buxton with Fancy Feelings feat. DSCOSTU - Tippy Toes
ジョニーがクラウスの指導を受けるシーン流れた曲は、Adam Buxton with Fancy Feelings feat. DSCOSTUの『Tippy Toes』です。
勢いのある掛け声と共に始まり、一度聞くと耳に残るような歌声と、独特なリズムが印象的。吹替は山寺宏一が務め、「ワン・ツー、ワン・ツー」とリズムをとっていたことからレッスン時の掛け声と合わせた歌なのだと言えるでしょう。
厳しい掛け声の背景にはポップな曲が流れ、後半ではクラシック調の音楽に変わるのにも注目です。
ジョニーのダンスレッスンのコーチことサルのクラウスが、厳しく指導するシーンで『Tippy Toes』が流れます。「そんなポーズできるわけない!」と伝わってくるレッスンシーンは、厳しいコーチの声が止まないのでジョニーと同じように絶望感を感じさせますね。
そうして他の団員に心配されつつも、コーチには逆らえないという雰囲気をひしひしと感じる…いたぶることを目的としているのか、ジョニーを目の敵にしているのかコーチの言動から目が離せません。そうして追いつめられる中、ジョニーの新たな出会いに注目ですよ。
ジョニーがヌーシーにダンスを教えてと言うシーン
Taron Egerton - There's Nothing Holdin' Me Back
ジョニーがヌーシーにダンスを教えてと言うシーン流れた曲は、Taron Egerton & Tori Kellyの『There's Nothing Holdin' Me Back』です。
動画の30秒くらいから映画内で歌った際のワンシーンを見ることができます。タロン・エガートンの勢いのある歌も良いですが、以下のスキマスイッチの大橋卓弥の吹替もかっこいい!
サウンドトラックでは、静かに歌い始めるトリー・ケリーと低音のドラム、そこにタロン・エガートンが加わっていく構成になっているので、3曲を聞き比べてみるのがおすすめですね。
2人がまくし立てるようにとめどなく歌ったり、交互に歌ったりと豊かなバリエーションがクセになることでしょう。
ダンスのコーチの厳しいトレーニング、そして難易度の高いダンスを身に付けられないジョニーは自信を無くしてしまう…スタジオを飛び出すように後にし、お気に入りのスケボーを壊してしまう様子は心苦しくもありましたね。
そんな彼が出会ったのがストリートダンサーのヌーシーでした。彼女はスピーディーなダンスだけでなく、何回転も回ったりしてお客さんを集めるという凄さを持ち、ジョニーはヌーシーにダンスを教えてもらおうとする際に『There's Nothing Holdin' Me Back』を歌います。
ヌーシーは見ず知らずのジョニーの素性を怪しんでいましたが、彼の歌声を聞いて協力するというストーリーが良かったです。ジョニーの吹替をする大橋卓弥が、途切れること無く歌うのには耳が離せず、お店にいた周りのお客たちが注目するのも納得だと思いましたね。
ジョニーがヌーシーからダンスのコツを教わるシーン
Sam i feat. Anitta, BIA & Jarina De Marco - Sueltate
ジョニーがヌーシーからダンスのコツを教わるシーン流れた曲は、Sam i feat. Anitta, BIA & Jarina De Marcoの『Sueltate』です。
民族風な雰囲気を感じさせる楽器を使い、女性数人で歌い上げる歌は思わずリズムに乗りたくなる一曲となっています。
元気な声とセクシーで落ち着いた声を楽しみつつ、後半にかけて繰り返される「スエルタテ!」という掛け声が耳に残ることでしょう。何かに誘われるようにして聞き続けてしまうような心地になりつつ、ラストの勢いにも注目ですよ。
ジョニーはコーチからいきなり高難度の技を教わってきましたが、ヌーシーは基礎からダンスを教えてくれました。練習中に『Sueltate』が流れるのですが、音に乗って楽しそうに踊るジョニーの姿が印象的ですね。
ヌーシーは音に合わせて身体を動かすことが大切だと教え、ダンスの自由さを伝えているように感じました。ストリートダンサーならではの教え方と、ヌーシーの奔放な踊りを改めて思わせる曲と演出が良かったです。
負けん気の強い彼女は、コーチに対して「2日でダンスをマスターさせる!」と意気込んだ時には「大丈夫かな?」と思わされましたが、宣言通りジョニーがショーのフィニッシュとなる技を身に付けて披露した際には良かったなと感じました。
ムーンが命を狙われて逃げるシーン
Bomba Estero - Soy Yo (Sing 2 Mix)
ムーンが命を狙われて逃げるシーン流れた曲は、Bomba Esteroの『Soy Yo (Sing 2 Mix)』です。
独特な楽器音、癖になるリズムが特徴となる曲であり、男性の合いの手と共に女性の声のラップのような歌が入ってくるのが特徴。
リズムを取っていく手拍子や楽器、そして「ソイ・ヨ!」という掛け声と笛の音色が繰り返されつつ、曲の後半では神秘的な音楽に変わっていくのにも注目でしょう。
クリスタルの元から逃げないとムーンの命はないとされる中、逃げる時に流れるのが『Soy Yo (Sing 2 Mix)』です。せっかくアッシュがクレイ・キャロウェイを連れてきてくれたのに、しっぽを巻いて逃げるなんてできない…やるぞ!という気概が伝わってくる曲ですね。
追ってから逃げるためにホテルの上階から飛び降りる一行を待っていたのは、ウォータースライダー!プールのあるホテルで良かったと思いつつ、逃げていく彼らを見守ることになるワンシーンとなりました。
ジョニーがショーでピアノやダンスと共に歌うシーン
Coldplay - A Sky Full of Stars
ジョニーがショーでピアノやダンスと共に歌うシーン流れた曲は、Coldplayの『A Sky Full of Stars』です。
ピアノの伴奏と共に空間に広がりを感じさせるタロン・エガートンの歌が響き渡る曲です。伸びのある声とパワフルな歌い方が組み合わさる中、宇宙を舞台にしているような感じが印象的。
間奏の楽器音も聞きどころとなる中、曲調がガラリと変わる瞬間にも注目でしょう。太鼓のような勢いのある音が鳴り響くと、歌声も熱を帯び、叫ぶように歌いきるのが凄いですよ。
吹替の大橋卓也の歌声は以下の10秒くらいから聞けますのでこちらも要チェックです!
ショーが始まり、最初の出番となるのがジョニーです。彼は戦いの星を舞台にしてピアノを弾きつつ歌い、ダンスを披露!戦いをメインとした演出は力強く、軽快な動きにも見とれてしまいますね。
炎のサークルに囲まれて、コーチと戦うことになるのですが、これはジョニーにとって予想外な出来事でした。彼の成功をよく思わないジョニーは演者と入れ替わって舞台に立ち、ジョニーを不意打ちして倒す…それを見ていたヌーシーがドラム缶を叩くことで、ジョニーは再び立ち上がる!
今作の中で最も熱い展開だったと感じさせる中、見事ジョニーがコーチに打ち勝つのには歌声と共に感動させられました。
ショーでポーシャがエイリアンの姿をして歌うシーン
Halsey - Could Have Been Me
ショーでポーシャがエイリアンの姿をして歌うシーン流れた曲は、Halseyの『Could Have Been Me』です。
ホールジーのポップで明るい歌を手拍子やエレキギターで彩った曲で、訴えかけるような歌声で始まって自由を感じさせるような歌い方でサビを盛り上げながらコーラスも加わっていきます。
明るいカラーリングや宙を舞うような自由な雰囲気が伝わってくるのが特徴で、吹替を務めたアイナ・ジ・エンドも元気で楽しそうな歌を披露していたのが印象的です。
クリスタルの下でわがままに育ったポーシャは、ショーの練習もそんなに真面目ではない中、主役としては演技力に欠けていた…そこでムーンは彼女に相応しい役を用意したと言うのですが、ポーシャはクビになったと勘違いするのです。
それでも、再度ショーに誘われて舞台に立ち、「喜びの星」でショーを披露!緑色のエイリアンのコスチュームに身を包みながら、ノリが良くてまるでアイドルのような感じでダンスと歌を悠々と見せてくれるのが素敵でした。ビビットなカラーで演出し、最後にかけても惜しみなく盛り上げる姿は心に残ります。
ミーナとアルフォンゾがショーをするシーン
Tori Kelly & Pharrell Williams - I Say A Little Prayer
ミーナとアルフォンゾがショーをするシーン流れた曲は、Tori Kelly & Pharrell Williamsの『I Say A Little Prayer』です。
トリー・ケリー&ファレル・ウィリアムスの掛け合いがメインとなる歌であり、「フォエバー」という歌詞を2人で言い合うのが聞きどころとなる一曲です。伸びのある歌声を響かせたり、振るわせながら歌うのが聞きどころの一つ。
徐々に声が消えていくような表現なども含めて聞きどころが多いでしょう。吹替はMISIAとジェシー(SixTONES)が務め、この2人の掛け合いも魅力的に仕上がっているのにも注目ですよ。
ミーナが「愛の星」を舞台に歌って踊るのは、ロマンスを感じさせる素敵なショーになりましたね。自身かのダリウスを前に引き気味なみーなは、そもそも恋愛すらもよくわからないという純粋な女の子。
そのため、恋をしているという演技ができずに悩んでいたのです。そんな時に出会ったのがアイス屋のアルフォンゾでした。心優しい青年に惹かれるミーナですが、内気な彼女は声をかけることもできない…そうした中で、ショーが始まった際にダリウスをアルフォンゾだと思い込むようにして演技!
その甲斐あって素敵なショーに仕上げることができましたね。出番が終わった際にアルフォンゾに声をかけに行く姿まで合わせて良かったなと思いました。
ショーのラストでクレイ・キャロウェイが歌うシーン
Scarlett Johansson & Bono - I Still Haven’t Found What I’m Looking For
ショーのラストでクレイ・キャロウェイが歌うシーン流れた曲は、Scarlett Johansson & Bonoの『I Still Haven’t Found What I’m Looking For』です。
しっとりと歌うスカーレット・ヨハンソンの声に合わせて大勢が歌に加わっていくと、ギターが鳴り響いていくという盛り上げ方の上手い曲です。ギターと共にボノの歌が始まると、曲の雰囲気もガラリと変わります。踏みしめるような歌声に勇気づけられ、最後まで聞き入ってしまう曲になっているのが特徴です。
以下の「U2」の原曲とキーが違うのもよくわかりますね。
また、以下の日本語予告では動画の13秒くらいから、吹替を担当した長澤まさみの歌が少し聞けます。
観客と共にアッシュが歌う静かなワンシーンにギターの音が聞こえてくるという流れは思わず涙を誘います。クレイ・キャロウェイは妻を亡くしてから15年も歌っていなかった中で、ショーでは見事なギターと歌を披露してくれましたね。
キャロウェイは一人で暮らしており、どこか放っておけない雰囲気を感じたアッシュ…そんな彼女の優しさが伝わったことで、ショーへの参加を決めたのではと改めて思いました。アッシュは彼が舞台に立ってくれないのではという不安もありましたが、最後に一緒に歌うことができて良かったでしょうね。
キャロウェイの吹替は稲葉浩志が務め、ボノが演じる役を務めたことを光栄だと感じていたそうです。そんな彼の歌もぜひ、聞いてみてくださいね。
筆者の感想
前作よりもショーも歌もパワーアップしていてとても驚いた作品であり、稲葉浩志も出演するとは驚きでしたね。「U2」の新曲や他論・エガートンの歌声も魅力的だったので、字幕も吹替も楽しめる映画だと言えるでしょう。
歌に勇気をもらえて、ダンスやショーにワクワクさせられるため、子供から大人までどんな人にもおすすめでき、感動や諦めない心も学べる素晴らしいアニメーション映画だと思いました!
サウンドトラック
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