2002年製作の映画『ホット・チック』。
ある日呪われたイヤリングを買ってしまった女子高生のジェシカは、こそ泥のクライヴと体が入れ替わってしまいます。
2004年の映画「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムスが出演するコメディ作品です。
映画『ホット・チック』の挿入歌19曲をシーンごとにご紹介します。
『ホット・チック』で流れた曲とは?
ジェシカたちが放課後にデパートへ出かけるシーン
No Secrets - That's What Girls Do
ジェシカたちが放課後にデパートへ出かけるシーンで流れた曲は、No Secrets(ノーシークレット)の『That's What Girls Do』です。
先生のおべっかもお手のもの。ジェシカたちはスクールカーストトップに君臨する、怖いものなしの女子高校生です。
食べ物の代金はさておき、無敵の自信に溢れたジェシカの笑顔が最高に可愛い。
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ジェシカが帰宅するシーン
Len - Do Whatcha Wanna Do
ジェシカが帰宅するシーンで流れた曲は、Len(レン)の『Do Whatcha Wanna Do』です。
ガールズムービーの定番、スポーツカーに大音量で運転!観ている私もハッピーな気分になります。
でも実際に大音量で運転する車がいたら迷惑ですよね。映画だからこそ許される。
ジェシカとビリーが密会するシーン
Butch Walker - Take Tomorrow (One Day At A Time)
ジェシカとビリーが密会するシーンで流れた曲は、Butch Walkerの『Take Tomorrow (One Day At A Time)』です。
意外と身が堅い付き合いをするジェシカとビリー。初々しくキュートなカップルですね。
綺麗に整った2人の真っ白な歯がまぶしい。
変身したジェシカがエイプリルの家に避難するシーン
Boomkat - Now Understand This
変身したジェシカがエイプリルの家に避難するシーンで流れた曲は、Boomkat(ブームキャット)の『Now Understand This』です。
毎日綺麗に整えていたジェシカにとって、クライヴの体臭は相当耐えきれない臭さだったのでしょう。
私も10代の頃よくシークレットの消臭剤を使っていました。懐かしのアイテムです。
ジェシカが慣れない庭仕事でへとへとになるシーン
Jimmy Eat World - The Authority Song
ジェシカが慣れない庭仕事でへとへとになるシーンで流れた曲は、Jimmy Eat World(ジミー・イーと・ワールド)の『The Authority Song』です。
父親の心情を知ってジェシカは落ち込み、慣れない体と庭仕事でジェシカのメンタルは大崩壊です。
ロブ・シュナイダーのちょっとした指先の表現や歩き方が、面白おかしくて笑いが止まりません。
ジェシカを美容室でかっこよくするシーン
The White Stripes - You're Pretty Good Looking (For A Girl)
ジェシカを美容室でかっこよくするシーンで流れた曲は、The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)の『You're Pretty Good Looking (For A Girl)』です。
あれこれとエイプリルたちの提案でジェシカのヘアスタイルを試した結果、バックストーリート・ボーイズのケヴィン風に行きつきました。
はじめと変わっていない気がするのは、私だけでしょうか?
ジェシカとビアンカがダンスフロアで踊るシーン
Christina Milian - AM To PM
ジェシカとビアンカがダンスフロアで踊るシーンで流れた曲は、Christina Milian(クリスティーナ・ミリアン)の『AM To PM』です。
気づいたらダンスバトルになってしまっていたジェシカですが、ビアンカに対する仕打ちがひどくておとなしく観ていられません。
よくわからないまま、ハイテンションで便乗するクラブ客も変ですよね。
ジェシカがダンスフロアを独占するシーン
Mystikal - Shake It Fast
ジェシカがダンスフロアを独占するシーンで流れた曲は、Mystikal(ミスティカル)の『Shake It Fast』です。
中身は女子高校生で外見は中年おじさんのジェシカですが、ダンスはピカイチ!ただし、翌日腰が痛くてうなるやつです。
ジェシカが大学生と殴り合いの喧嘩をするシーン
Fu Manchu - Mongoose
ジェシカが大学生と殴り合いの喧嘩をするシーンで流れた曲は、Fu Manchu(フー・マンチュー)の『Mongoose』です。
キャットファイトのような喧嘩が始まったかと思えば、ジェシカの技が思いのほか攻撃力抜群でした。
ジェシカの最後の捨て台詞が面白くて、笑っちゃいました。
ビリーが歩いているジェシカの姿をしたクライヴを見つけるシーン
Loudermilk - Ash To Ash
ビリーが歩いているジェシカの姿をしたクライヴを見つけるシーンで流れた曲は、Loudermilk(ラウダーミルク)の『Ash To Ash』です。
ジェシカの気持ちがわからなくなったビリーは、偶然歩いているジェシカ(中身はクライヴ)を発見します。
愛しのジェシカから邪険に扱われたビリー坊やが可哀想に。中身は中年のおじさんってことを教えてあげたい。
リンリンがプロムで楽しむシーン
Groove Armada - I See You Baby
リンリンがプロムで楽しむシーンで流れた曲は、Groove Armada(グルーヴ・アルマダ)の『I See You Baby』です。
アメリカのガールズムービーにプロムシーンは欠かせません!10代からパーティーの楽しみ方を身につけているのは羨ましいです。
私の母もド派手な人間だったので、リンリンの心情がよくわかります。母親に悪気がないのはわかっているのですが、多感な10代にはしんどいです。
リンリンのママが車で去っていくシーン
Westside Connection - Bow Down
リンリンのママが車で去っていくシーンで流れた曲は、Westside Connection(ウェストサイド・コネクション)の『Bow Down』です。
リンリンのママの車がギャング顔負けのイケイケ車でびっくり!
自分に自信をもって、バックグラウンドに誇りを持てと、素晴らしいメッセージをリンリンに託します。素敵なリンリン・ママ!
エイプリルとジェシカがプロムの会場に到着するシーン
Michelle Branch - You Get Me
エイプリルとジェシカがプロムの会場に到着するシーンで流れた曲は、Michelle Branch(ミシェル・ブランチ)の『You Get Me』です。
ジェイクを見返そうとジェシカはエイプリルとキスをしますが、エイプリルはジェシカに夢中になっている模様。
気心許した親友が恋愛の範疇になったら、恋に落ちるのは秒速ですよね。ジェイクはいい気味!
クライヴがストリップ・クラブでお金を集めているシーン
Sister Sledge - He's The Greatest Dancer
クライヴがストリップ・クラブでお金を集めているシーンで流れた曲は、Sister Sledge(シスター・スレッジ)の『He's The Greatest Dancer』です。
レイチェル・マクアダムスの見どころシーンです。可愛らしい容姿が見るも無残な状態になっています。なにせ中身は中年のおっさんですもの。
今では大物俳優のレイチェル・マクアダムス。『ホット・チック』のようなコメディ映画には出演しないと思うと、ちょっぴり寂しいです。
クライヴがジェイクにラップダンスをするシーン
Jené - Get Into Something
クライヴがジェイクにラップダンスをするシーンで流れた曲は、Jené(ジェネ)の『Get Into Something』です。
クライヴですらジェイクに嫌気をさすとは、ジェイクはどれほど人間ができていないのでしょうか。
何かにつけ人を見下すことしかできない人は、どこにいっても嫌われますよね。ジェイクがこのまま大人になるのが気の毒です。
ジェシカがイヤリングをつけて待機するシーン
DJ Dado - More Than A Woman
ジェシカがイヤリングをつけて待機するシーンで流れた曲は、DJ Dado(DJダド)の『More Than A Woman』です。
クライヴの姿が溶けていくシーンです。気持ち悪いシーンなので、汚いものを観たくない時はスキップがおすすめです。
グロテスクではありませんが、見たくないものを見せられた不快感が残ります。
ジェシカたちの卒業式のシーン
Simple Plan - I'd Do Anything
ジェシカたちの卒業式のシーンで流れた曲は、Simple Plan(シンプル・プラン)の『I'd Do Anything』です。
傲慢だったジェシカは、自分の悪いところに気づき成長します。高校を卒業する前に、ジェシカたちの悪いところが直せてよかった。
クライヴが車で連れ去られるシーン
Givenchhy - Men Like Me
クライヴが車で連れ去られるシーンで流れた曲は、Givenchhy(ジブシー)の『Men Like Me』です。
クライヴの姿をしたジェシカが意図せずアピールしていたおかげか、こそ泥のクライヴは新しい世界へと旅立っていきました。
ロブ・シュナイダーの演技の使い分けがわかりやすくて、最後まで笑いっぱなしです。
エンドロール
Zed - Starlight
エンドロールで流れた曲は、Zed(ゼッド)の『Starlight』です。
『Starlight』のMVは、『ホット・チック』をテーマにした内容になっていて、スクールカーストがちょっぴり切なく描かれています。
筆者の感想
学園映画の「ミーン・ガールズ」でレイチェル・マクアダムスに一目惚れし、すぐに『ホット・チック』をチェックしました。
所々登場するレイチェル・マクアダムスの下品な演技に、ゲラゲラと笑いが止まりませんでした。(下ネタ系のコメディが苦手な人は、本作品を控えたほうがよさそうですね。)
「フリーキー・フライデー」の鉄板ネタを使ったコメディ映画ですが、軽く映画を楽しみたいときに丁度いい作品でした。とにかく笑いたい映画を観たいときにおすすめの1本です。