1997年10月4日公開の映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』。
ジュリア・ロバーツとキャメロン・ディアスの共演ラブコメディー映画です。第55回 ゴールデングローブ賞のノミネート作品。
マイケルとジュリアンは何でも共有し合う大親友ですが、ある日、ジュリアンはマイケルからキミーとの結婚報告を受けます。
マイケルへの愛に気づいたジュリアンは、あの手この手を使ってマイケルとキミーとの仲を切り裂こうとします。
映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』の挿入歌7曲をシーンごとにご紹介します。
ベスト・フレンズ・ウェディング サウンドトラック
『ベスト・フレンズ・ウェディング』で流れた曲とは?
オープニング
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オープニングで流れた曲は、Dusty Springfield(ダスティ・スプリングフィールド)の『Wishin' And Hopin'』です。
オープニングは、ウェディングケーキの飾りのような花嫁とブライズメイドが『Wishin' And Hopin'』を歌っています。
花嫁に憧れる人たちの理想を詰め込んだようなオープニングで、映画「ブライダル・ウォーズ」のドタバタ劇がよぎります。嵐の前の静けさのようです。
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マイケルとジュリアンが空港で再会するシーン
Jann Arden - You Don't Know Me
マイケルとジュリアンが空港で再会するシーンで流れた曲は、Jann Arden(ジャン・アーデン)の『You Don't Know Me』です。
ジュリアン役のジュリア・ロバーツの笑顔が眩しいシーンです。ジュリア・ロバーツの笑顔は無敵ですね!
プリティ・ウーマンの時と同じように、ソバージュヘアにスーツカジュアルがよく似合っています。
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キミーがカラオケで歌うシーン
Dusty Springfield - I Just Don't Know What To Do With Myself
キミーがカラオケで歌うシーンで流れた曲は、Dusty Springfieldの(ダスティ・スプリングフィールド) Just Don't Know What To Do With Myself』です。
一途にマイケルへ思いを向けるキミーの愛に拍手を送りたくなります。
カラオケは日本の文化ですが、海を渡った途端、オープンなパーティー風になるのも不思議です。キミーのようにむちゃぶりで大勢の前で歌うことになったら、私はお店を飛び出してしまいます。
マイケルとキミーの食事会でジョージが歌うシーン
Dionne Warwick - I Say A Little Prayer
マイケルとキミーの食事会でジョージが歌うシーンで流れた曲は、Dionne Warwick(ディオンヌ・ワーウィック)の『I Say A Little Prayer』です。
映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』と言えば!『I Say A Little Prayer』です!本作を観た人なら、誰でも『I Say A Little Prayer』が印象に残るかと思います。
ジョージのイケメン対応っぷりに惚れ惚れしますね。マイケルよりジョージ派です。
マイケルがボートの上で歌うシーン
Tony Bennett - The Way You Look Tonight
マイケルがボートの上で歌うシーンで流れた曲は、Tony Bennett(トニー・ベネット)の『The Way You Look Tonight』です。
マイケルはジュリアンとの恋愛感のすれ違いから、素直に感情表現ができるキミーを生涯の伴侶に選びました。マイケルの中途半端な態度には嫌気がさします。
私の妄想ですが、キミーとの結婚生活5年目くらいで、マイケルは浮気しそうな気がします。もしくはジュリアンをもてあそびそうです。
『The Way You Look Tonight』は、ラストのウェディングシーンでも双子の従兄弟が歌っています。
ジュリアンがトラックでマイケルを追いかけるシーン
Jackie DeShannon - What The World Needs Now Is Love
ジュリアンがトラックでマイケルを追いかけるシーンで流れた曲は、Jackie DeShannon(ジャッキー・デシャノン)の『What The World Needs Now Is Love』です。
真夏の夜の夢みたいな展開になっていきます。ジョージのまともなセリフに笑いがこみ上げてきます。
ジュリアンもかなり最低なことをしでかしていますが、マイケルも煮え切らない態度でキミーとジュリアンを振り回しているので天誅ですね。
エンディングロール
Amanda Marshall - I'll Be Okay
エンディングロールで流れた曲は、Amanda Marshall(アマンダ・マーシャル)の『I'll Be Okay』です。
最後までジョージのイケメン対応に救われたストーリーですね。本当の主人公は、ジョージではと思わずにはいられません。
恋は盲目と言いますが、マイケルの良さが最後まで分かりませんでした。
筆者の感想
『ベスト・フレンズ・ウェディング』は、恋愛をきちんと精算できず、友達以上恋人未満をズルズルと引きずってきた男女のラブコメディー。
マイケルの優柔不断で煮え切らない態度には最後まで腹立つ作品でもあります。マイケルのような中途半端な態度は、妻となる今カノと親友の元カノのどちらも不幸にさせるだけ。魅力的な美女2人の良いとこ取りしようなんて!、とブツブツ言いながら楽しんで観るコメディ映画です。
マイケルにはイライラさせられるのですが、ジョージは最後までイケメン対応で惚れ惚れします。トラブルを巻き起こす親友を見放すことなく、傷ついた親友に寄り添う姿がかっこいい!
家族一同の食事会のシーンやエンディングのダンスシーンでは、ジョージの魅力を存分に楽しめますよ。ジョージに会いたいがために、何度も『ベスト・フレンズ・ウェディング』を観てしまいます。
サウンドトラック
ベスト・フレンズ・ウェディング サウンドトラック