1991年7月13日公開の映画『シザーハンズ』。
丘の上の屋敷独り寂しく暮らしている改造人間のエドワードは、ある日化粧品セールスのペグと出会い、町へ連れて行かれます。
ティム・バートンとジョニー・デップが贈る、切ないダークファンタジー・ストーリーです。
映画『シザーハンズ』の挿入歌3曲をシーンごとにご紹介します。
シザーハンズ サウンドトラック
『シザーハンズ』を観る方法
『シザーハンズ』で流れた曲とは?
ジョイスが台所で修理人を口説いているシーン
Tom Jones - Delilah
ジョイスが台所で修理人を口説いているシーンで流れた曲は、Tom Jones(トム・ジョーンズ)の『Delilah』です。
ティム・バートンの映画は、1960年代の映画のようにたくさんの色を使って表現するので、カラーコーディネートの勉強になります。
『シザーハンズ』では、多色の中で黒をアクセントカラーにしていますが、エドワード自信やエドワードを取り巻く環境が色の変化で示されています。
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エドワードがジョイスの庭で木を切るシーン
Tom Jones - It's a Man's Man's Man's World
エドワードがジョイスの庭で木を切るシーンで流れた曲は、Tom Jones(トム・ジョーンズ)の『It's a Man's Man's Man's World』です。
ジョイスのサイコパスな一面が出ているワンシーンは、苦手な人もいるかと思うのでお気をつけて。可哀想なワンちゃん。
ベイビーピンクのリップを身につけたジョイスを観ていると、映画「シンデレラ・ストーリー」のフィオナを思い出します。
美容室の裏部屋でジョイスがエドワードを誘惑するシーン
Tom Jones - With These Hands
美容室の裏部屋でジョイスがエドワードを誘惑するシーンで流れた曲は、Tom Jones(トム・ジョーンズ)の『With These Hands』です。
誘惑シーンでもジョイスの魔女爪が印象的です。エドワードのハサミたちよりもズタズタに切り裂きそうですね。
自分を抱かない人間はいないと言わんばかりに迫りくるジョイスも恐ろしい。好意の押しつけは、ただただ不愉快で迷惑なだけです。
筆者の感想
カラフルな世間と純粋なエドワード、純白のキムの対比が印象的な作品です。何度観てもラストシーンは涙なしでは観られません。とくに雪のシーンは忘れられません。
ストレンジャー・シングス・シリーズでは世話好きの可愛いおばちゃんになっているウィノナ・ライダーですが、天使のような若かりし頃にはくぎ付けです。陶磁器の綺麗なお人形のようで画面いっぱいに映るウィノナ・ライダーが眩しい!
人とちょっと違うエドワードを物珍しさに近づいて利用したかと思えば、あっという間に悪魔の化身扱い。ペグの心優しい言葉もむなしく散っていくシーンには大号泣でした。
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