2022年9月16日公開の映画『雨を告げる漂流団地』。
「スタジオコロリド」の長編アニメーション映画であり、小学6年生の冒険が描かれます。海に囲まれた建物で過ごす子供たち、そして謎の男の子…どういったストーリーが描かれるのかに注目ですよ。監督は石田祐康、脚本は森ハヤシ、石田祐です。
この記事では、映画『雨を告げる漂流団地』で流れた音楽2曲をご紹介します。※この記事は結末とネタバレを含みます
『雨を告げる漂流団地』で流れた曲とは?
主題歌(ずっと真夜中でいいのに。の『消えてしまいそうです』)
ずっと真夜中でいいのに。 - 消えてしまいそうです
主題歌は、ずっと真夜中でいいのに。の『消えてしまいそうです』です。
夏を感じさせる低音のリズムと軽やかな音が組み合わさった曲であり、女性シンガーの高い声が響いていきます。
夏と今作のストーリーを題材にしているような歌詞が続く中、航祐や夏芽が思い悩む姿が思い浮かびますね。夏芽を助けたい一心で考えたり、悩んだりする航祐の行動力に注目ですよ。
『消えてしまいそうです』の編曲は、100回嘔吐 で、この曲はエンディングで流れます。
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航祐と夏芽が関係性を取り戻すシーン
ずっと真夜中でいいのに。 - 夏枯れ
航祐と夏芽が関係性を取り戻すシーンで流れる曲は、ずっと真夜中でいいのに。の『夏枯れ』です。
軽快で海辺を思わす前奏で始まり、女性シンガーの落ち着いた歌が続いていく曲です。徐々に伸び伸びとした歌に変わっていく中、
漂流団地で子供たちが過ごすシーンが映し出されるのが印象的。
穏やかな曲と共に航祐が夏芽にもらったカメラを覗いたり、夜にはみんなで花火を楽しんだりするシーンは束の間の休息という雰囲気を感じさせますよ。
『夏枯れ』の編曲は、100回嘔吐、ZTMY。作詞・作曲は、ACAね です。
筆者の感想
航祐と夏芽が一緒に帰ろうと言って手を握り合いつつ、安じいのことを思い出すようにする漂流団地のラストは感動的でしたね。
空に青い光が数多く登っていくシーンは幻想的な雰囲気も感じさせました。夏芽は母に甘えても良いと考えるようになり、航祐は鴨の宮団地での思い出を改めて大切にするようになったのが印象的。
物語の最初の心境を振り返りつつ、改めて2人の関係性を追いたくなるような物語でした。
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