2022年2月11日公開の映画『ウエスト・サイド・ストーリー 』。
1961年に映画化された名作ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」をスティーブン・スピルバーグが再映画化。第79回ゴールデングローブ賞で最優秀作品賞他2部門で受賞しました。
トニー役は「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴー、マリア役はレイチェル・ゼグラーが演じています。
映画『ウエスト・サイド・ストーリー 』で流れた音楽をご紹介します。
公開日 | 関連作品名 |
1961年 | 『ウエスト・サイド物語』流れた曲をシーンごとに紹介 |
2022年 | 『ウエスト・サイド・ストーリー 』の音楽11曲をシーンごとに紹介 |
『ウエスト・サイド・ストーリー』を観る方法
『ウエスト・サイド・ストーリー 』で流れた曲とは?
リフがジェッツの仲間たちと街に出るシーン
Mike Faist 他 - Jet Song
リフがジェッツの仲間たちと街に出るシーンで流れた曲は、Mike Faist(マイク・ファイスト)と他キャストによる『Jet Song』です。
1961年版に比べると派手でアクロバティックなシーンは少ないですが、社会から外れた若者たちがわかりやすく描かれています。
がれきをよじ登るジェッツに不遇の中仲間たちと懸命に生きようとする力強さを感じました。
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トニーが店の掃除をしながら何かを予感するシーン
Ansel Elgort - Something's Coming
トニーが店の掃除をしながら何かを予感するシーンで流れた曲は、Ansel Elgort(アンセル・エルゴート)の『Something's Coming』です。
トニーが更生しようと前向きに進む姿が見られて、1961年版よりも好きなシーンのひとつです。トニーの人柄が1961年版よりも伝わってきます。
トニーがパーティー会場を離れマリアのことを想うシーン
Ansel Elgort - Maria
トニーがパーティー会場を離れマリアのことを想うシーンで流れた曲は、Ansel Elgort(アンセル・エルゴート)の『Maria』です。
1961年版に劣らず、トニーの止まらない恋心がひしひしと伝わってきます。恋をすると四六時中その人のことを考えてワクワク・ドキドキが止まりませんよね。
トニーとマリアがバルコニーで想いを語り合うシーン
Rachel Zegler・Ansel Elgort - Tonight
トニーとマリアがバルコニーで想いを語り合うシーンで流れた曲は、Rachel Zegler・Ansel Elgort(レイチェル・ゼグラー&アンセル・エルゴート)の『Tonight』です。
まるでブロードウェイの舞台を観ているようなシーン。好き過ぎて何度も繰り返し観たシーンです。透明感に溢れる美しいレイチェル・ゼグラーにハートを撃ち抜かれました。
古臭いストーリーかもしれませんが、ロミオとジュリエットをベースにしたストーリーの醍醐味はまっすぐに愛を語り合うところです。
アニタが故郷を思いながらアメリカでの生活を語るシーン
Ariana DeBose 他 - America
アニタが故郷を思いながらアメリカでの生活を語るシーンで流れた曲は、Ariana DeBose(アリアナ・デボース)と他キャストによるの『America』です。
1961年版で大好きなシーンでしたが、2021年版も期待を裏切らない素晴らしいシーンです!街全体を巻き込んで踊るシーンには感動して涙が止まりませんでした。
1961年版に比べると、かなりアメリカン・ドリームをアピールしたポジティブなメッセージに思います。
ジェッツが警察署でふざけるシーン
Kevin Csolak 他 - Gee, Officer Krupke
ジェッツが警察署でふざけるシーンで流れた曲は、Kevin Csolakと他キャストによる『Gee, Officer Krupke』です。
2021年版も変わらず、明るいメロディーなのに意外と重いシーンです。1961年版でも思いましたが、ジェッツの取り巻く環境の悪さに胸が痛くなります。
トニーとマリアが永遠の愛を誓うシーン
Rachel Zegler・Ansel Elgort - One Hand, One Heart
トニーとマリアが永遠の愛を誓うシーンで流れた曲は、Rachel Zegler・Ansel Elgort(レイチェル・ゼグラー&アンセル・エルゴート)の『One Hand, One Heart 』です。
1961年版を何度も観て結末がわかる分、号泣しながら『One Hand, One Heart 』のシーンを観ました。ステンドグラスに照らされて愛を誓うトニーとマリアがとても美しいシーンでした。
トニーが決闘をやめるようリフを説得するシーン
Ansel Elgort・Mike Faist - Cool
トニーが決闘をやめるようリフを説得するシーンで流れた曲は、Mike Faist・Ansel Elgort(マイク・ファイスト&アンセル・エルゴート)の『Cool』です。
『Cool』は1961年版の方が緊迫感とかっこよさがありました。2021年版と1961年版は『Cool』の使い方が全然違うので、比較しながら観ると面白いですよ。
マリアがデパートで清掃の仕事をするシーン
Rachel Zegler - I Feel Pretty
マリアがデパートで清掃の仕事をするシーンで流れた曲は、Rachel Zegler(レイチェル・ゼグラー)と他キャストによる『I Feel Pretty』です。
ナタリー・ウッドがとても可愛かった『I Feel Pretty』。レイチェル・ゼグラー版もはじけた笑顔が最高にキュート!
愛されている喜びが画面いっぱいに広がっているシーンです。
バレンティーナがベルナルドの悲報を知って酒を飲むシーン
Rita Moreno - Somewhere
バレンティーナがベルナルドの悲報を知って酒を飲むシーンで流れた曲は、Rita Moreno(リタ・モレノ)の『Somewhere』です。
バレンティーナは、1961年版に出演したリタ・モレノだからこそできるキャラクターですね。1961年版を思い出してまたもや号泣。ティッシュ1箱では足りません。
アニタがマリアとトニーの密会に怒りをぶつけるシーン
Rachel Zegler・Ariana DeBose - A Boy Like That / I Have a Love
アニタがマリアとトニーの密会に怒りをぶつけるシーンで流れた曲は、Rachel Zegler・Ariana DeBose(レイチェル・ゼグラー&アリアナ・デボース)の『A Boy Like That / I Have a Love』です。
1961年版でも思いましたが、やはりマリアの行動は理解し難い。でも、本気で愛した人を失う怖さは計り知れないものです。マリアがもう少し恋愛経験があればと思わずにはいられません。
マリアの幼稚さを受け入れたアニタの懐の深さに感服です。
筆者の感想
私は1961年版が大好きで何度も観た作品なので、ストーリーの展開も曲目もわかっていましたが、2021年版を観て号泣してしまいました。名作のイメージを崩さず、上手に現代へ蘇らせたスピルバーグはさすが!
1961年版に比べるとストーリーがとてもわかりやすく、トニーとアニータの心情がひしひしと伝わってきました。冒頭の解体工事やトニーが掃除をするシーンはとくに印象に残っています。
ダンスシーンは断然1961年版が好きですが、2021年版も鳥肌が立つほど素晴らしく、とても生き生きとしたダンスシーンでした。2021年版でもやっぱり「America」の躍動感は最高!
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『ウエスト・サイド物語』流れた曲をシーンごとに紹介
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『ウエスト・サイド・ストーリー 』の音楽11曲をシーンごとに紹介
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