1990年3月10日公開のアニメ映画『ドラえもん のび太とアニマル惑星』。
映画・大長編ドラえもんの第11作目で、第8回ゴールデングロス賞優秀銀賞受賞作品。
ゲスト声優に『天空の城ラピュタ』のパズー、『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィなどの声優を務める田中真弓さんや、『ちびまる子ちゃん』の元ナレーションでお馴染みキートン山田さんなど、有名声優が起用されている事でも有名です。
今でも評価の高い旧ドラ映画。
1980年代生まれのbeersy、子ども時代をガッツリドラえもんと共に歩んで来ました。
耳ドラと作中の食べ物が好きで、何度もビデオレンタルして観ていた今作。
大人になって観ると、メインキャラ達がそれぞれ光っていて、また違った魅力が溢れている映画でした!
今回は、ドラえもんに憧れドラえもんをこよなく愛するbeersyが、映画『ドラえもん のび太とアニマル惑星』の主題歌、あらすじ、感想をまるっと解説していきます!
『ドラえもん のび太とアニマル惑星』のあらすじ
ふしぎなピンクのもやを通って、動物の星にやってきたドラえもんたち。そこで出会った犬の少年チッポは、古代の遺物を求めて「禁断の森」探検を計画していた。だが、月の悪魔族が攻めてきて・・・!
参照:Amazon公式サイト
映画『ドラえもん のび太とアニマル惑星』で流れる曲
オープニング
山野さと子 - ドラえもんのうた
オープニングで流れる曲は、山野さと子の『ドラえもんのうた』です。
のび太が迷い込む謎のピンクのもや。これがトラウマだと言う人が多いみたいです。
筆者は、可愛いな、美味しそうなわたあめみたいだな、などと思っていたのですが…。
それにしても、のび太の寝ぼけっぷりは流石としか言いようがありませんね!
その後、スキップしているドラえもんがなんともキュートなOPが流れます。
ニッコニコで短い足で歩いている姿、ほんと可愛い!!
エンドロール・主題歌
武田鉄矢 - 天までとどけ
エンドロールで流れる曲は、武田鉄矢の『天までとどけ』です。
メインキャラが合流し、チッポの家へ向かうシーンでも流れている今作の主題歌。
『日本誕生』の「時の旅人」同様、作詞が武田鉄矢さん、作曲が堀内孝雄さんという豪華なタッグで制作されました。
「弱いあなたは 人間らしい 迷っていいのさ 人間だもの」という温かい歌詞が染み渡る…!
武田さんの曲はドラえもんの世界観にピッタリなんですよね。藤子・F・不二雄先生が武田さんを推したという話にも納得です♪
何度でも観よう!「のび太とアニマル惑星」をもっと楽しめる小ネタと見どころ
クリティカルなネタバレはできるだけ避けていますが、初めて『のび太とアニマル惑星』を観る人は事前情報なしで一度観てから以下の秘話を観ると、2回目も楽しめておすすめです!
小ネタ1:
いつものび太の本棚の上にあった、トロフィーとサッカーボールが無い。
調べてみると、どうやら『ブリキの迷宮』まで無くなっているようで…。
これは摩訶不思議な事。ちょっと調査して、情報が入り次第更新しようと思います…!!
あと、一番下にある「フラワーロック」が可愛い懐かしい。笑
小ネタ2:
ヤギさんとペリカンの郵便屋さんの喧嘩シーン。
チッポのパパを引き止めるカラスの声優は、肝付兼太さんの代役を務めた事のある龍田直樹さん。
他にも『ドラゴンボール』のウーロン役や、『キテレツ大百科』のブタゴリラ(途中降板した大竹宏さんの後)を担当していました!
ちなみに、ペリカンの郵便屋さんは『名探偵コナン』の目暮警部、現在の『サザエさん』の磯野波平を担当している茶風林さん。
さらに、途中ジャイアンとスネ夫を診察するヒツジの医師は、のび太達の学校の先生役も務める田中亮一さん。
改めて観ると「おやっ!?」と気付く、錚々たる声優さんの声。何年経っても気付ける、印象に残っているってスゴイ事ですよね!
小ネタ3:
「おおごもりの日」に飾る「A」と「○」の形のオブジェ。
聖典の表紙にもなっているマークですが、これは「アニマル(Animal)」のAとマルをかけて作ったものだそうです。(「ぼくドラえもん19巻」より)
なんとなく不気味だなぁと思っていましたが、ただのダジャレだった…。
小ネタ4:
こちらが筆者が思う見どころポイントです!
- 耳付きのドラえもんが可愛い!いちいちタヌキと言われ傷付いているのも可愛い。笑
- 珍しく臆病なジャイアンが観られるドラ映画。ゴリラの父ちゃん強い。
- 環境問題についての勉強が出来る。
- ツキの月を飲んだのび太の活躍っぷりに注目。
- ニムゲ総長がマスクを外した時のイケメンっぷりにキュンとする事必至。
荒れ果てた地上やニムゲなど、恐ろしく不気味な箇所も多々ありますが、とにかく小学生の頃はこの映画をよく観ていました。
『雲の王国』同様環境問題を取り上げた作品で、子どもが理解しやすいと思います!
筆者の『のび太とアニマル惑星』のグッズ紹介
映画のパンフレットと、今作の特集が組まれた「ぼくドラえもん」19巻。
同時上映された「チンプイ」、懐かしいなぁ。
ボトルキャップもありました。やっぱり耳付きも可愛いよドラえもん。
『ドラえもん のび太とアニマル惑星』の前後作品
前作:
『ドラえもん のび太の日本誕生』の主題歌を解説!
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次作:
ドラえもん映画『のび太のドラビアンナイト』の主題歌を解説!
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