2005年9月17日公開の映画『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』。
アメリカのスーパーヒーロー映画で、マーベル・コミックが原作です。監督はティム・ストーリー、主要キャストにはヨアン・グリフィズ(リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役)、ジェシカ・アルバ(スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役)、クリス・エヴァンス(ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役)、マイケル・チクリス(ベン・グリム/ザ・シング役)がいます。
この記事では、映画『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』で流れた音楽11曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』で流れた曲とは?
ジョニーがバイクに乗って合流するシーン
Velvet Revolver - Come On, Come In
ジョニーがバイクに乗って合流するシーンで流れた曲は、Velvet Revolverの『Come On, Come In』です。
リード・リチャーズは宇宙の研究へ!スーザン(スー)の推薦により、操縦士は彼女の弟のジョニーに…そんな話をして、ジョニーの登場シーンに移ります。イケイケな歌と音楽が流れる中、ジョニーが女性とキスをしていましたね。バイクに乗ったジョニーがスピードを出しているのも彼らしいなと思いました。
低音とカッコいい歌が流れる中、ベンは副操縦士として不安そうにしているのが印象的です。ジョニーと仕事をするのが嫌そうですね(笑)
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ジョニーがスノボーを楽しむシーン
Sum41 - Noots
ジョニーがスノボーを楽しむシーンで流れた曲は、Sum41の『Noots』です。
宇宙から戻った一同ですが…ジョニーは先に退院してしまい、アルプスの雪山へ!異常な体温を示しているのが気になりましたが…そのまま「チャッチャッチャッチャッ」と軽快な音楽と力強いドラムの音と共にジョニーがヘリコプターから降りるシーンへ!
クールな男性シンガーの歌と共に、雪山をスノボーで駆け抜けていくのでした。女性はスキーで先行し、二人で楽しんでいた…かと思いきや、ジョニーのウェアが燃え始めた!崖から落ちて炎をまとい、不時着するのに驚きです。はたして彼らの身体に何が起きているのでしょうか?
リードたちが屋内で過ごすシーン
Gabin - Bang Bang To The Rock’n Roll
リードたちが屋内で過ごすシーンで流れた曲は、Gabinの『Bang Bang To The Rock’n Roll』です。
宇宙嵐に巻き込まれたことにより、DNAが変化したリチャード(リード)たち!彼ら4人は「ファンタスティック・フォー」と呼ばれるようになり、4人はしばらく屋内で過ごすことになります。「ズズチャ!」というノリの良い軽快な曲が流れる中、岩の身体のベンがジョニーにいたずらされたり、スーとリードの微笑ましい関係が描かれたり…。
どこまでも体が伸びるリード、身体が透明になったりするスーたちの今後が楽しみですね。
ジョニーがテレビを見るシーン
Miss Eighty 6 Featuring Classic - Now You Know
ジョニーがテレビを見るシーンで流れた曲は、Miss Eighty 6 Featuring Classicの『Now You Know』です。
ジョニーがテレビ番組を見ていた際に、クラップ音と共に歌が少し聞こえてきましたね。エクストリームスポーツのバイクの演出は技がすごい!ジョニーがこの後、行動に移していくのも納得できるカッコ良さです。
特別ゲストとしてジョニーが参戦しバイクで飛んで逆立ちのようなポーズを決めたり、火を発して少し飛んだりするのが見ものした。
ジョニーに拍手が送られるシーン
Lloyd Banks - On Fire
ジョニーに拍手が送られるシーンで流れた曲は、Lloyd Banksの『On Fire』です。
低音のエネルギッシュなビートの曲と共にジョニーに拍手が送られる!「熱く燃える男だ」と実況で言われ、大歓声を浴びるジョニーはとても嬉しそうですね。
スーツの胸の部分に「4」と書かれていて、そのままメンバーの紹介を勝手にしていく…「ヒューマン・トーチ」と名乗りつつ、シング(ベン)の怒りを買うのは笑ってしまいます。
ベンがバーに行くシーン
Orange Range - Kirikirimai 〜Fantastic Four Remix〜
ベンがバーに行くシーンで流れた曲は、Orange Rangeの『Kirikirimai 〜Fantastic Four Remix〜』です。
ベンはバーに行き、その際に明るい&力強さを感じる曲が流れてましたね。「キリキリマイ 〜Fantastic Four Remix〜」は、ORANGE RANGEの楽曲「キリキリマイ」をベースに、映画『ファンタスティック・フォー』に合わせてリミックスされたバージョンです。
ベンはイスに上手く座れず、飲み物も飲めず…そんな彼に声を掛ける女性の存在が気になりますね。
アリシアがベンに声をかけるシーン
Omnisoul - Waiting (Save Your Life)
アリシアがベンに声をかけるシーンで流れた曲は、Omnisoulの『Waiting (Save Your Life)』です。
ベンがお酒を飲もうとカウンターに座ると、目の見えない女性・アリシアがお酒をおごります。その際に曲が少し聞こえてきましたね。優しい感じの音楽にも聞こえてくる中、ベンがお酒の器を壊してしまうのでした。
それでもアリシアはベンの近くに来て、彼に触れつつ優しく声を掛けます。彼女に対し、ベンが心を許していくのが良いですね。
ビクターを倒してパーティーをするシーン
Miri Ben-Ari Featuring Pharoache Monch - New World Symphony
ビクターを倒してパーティーをするシーンで流れた曲は、Miri Ben-Ari Featuring Pharoache Monchの『New World Symphony』です。
強固な金属の身体を持つビクター(ドゥーム)に対し、ジョニーが熱し、ベンが水栓を利用して冷やす!リードの作戦が功を奏し、倒せました。その後、ファンタスティック・フォーを称える盛大なパーティーが行われ、賑やかでエネルギッシュな曲が流れましたね。
アリシアやお偉いさんたちも参加する中、メンバーたちもにこやかにしていたのが印象的。リードはスーに声をかけ、2人きりになるのも見逃せません。
エンディング1曲目
Joss Stone - What Ever Happened To The Heroes
エンディング1曲目で流れた曲は、Joss Stoneの『What Ever Happened To The Heroes』です。
リードとスーのハッピーエンドを見送りつつ、移送シーンが描かれてからエンディングへ。ソウルとブルースの要素を取り入れたポップスが流れました。
ソウルフルな声が際立ち、女性シンガーの声感情がこもった歌が良いですね。特に切なさや懐かしさが表現される中、哀愁を帯びたメロディーと重厚感のあるベースライン、そしてシンプルなドラムビートが楽しめます。
エンディング2曲目
Ben Moody Featuring Anastacia - Everything Burns
エンディング2曲目で流れた曲は、Ben Moody Featuring Anastaciaの『Everything Burns』です。
オルタナティブロックとバラードが融合した曲が流れます。力強いギターと、しっとりとした女性シンガーの独特のハスキーな歌が印象的ですね。
ドラマチックで重厚なビートと共に、ゆっくりとした始まりから、徐々に盛り上がっていくのが良いなと思いました。感情的な歌唱が、曲全体を盛り上げていく表現は、ファンタスティック・フォーのメンバーが活躍していくシーンを思わせます。
エンディング3曲目
Breaking Point - Goodbye To You
エンディング3曲目で流れた曲は、Breaking Pointの『Goodbye To You』です。
オルタナティブロックな曲と共に力強い男性ボーカルの歌を組み合わせた曲でした。別れの苦しさや後悔を思わせるような、粗さや曲のエッジ感を強調する感じが印象的。ダイナミックでエネルギッシュなリズムと共にギターとドラムの音色も聞きながら、男性シンガーの歌に聞き入ってしまいます。
不器用なリードが研究などに専念する感じが現れているようにも思えました。