2024年4月5日公開の映画『ブルックリンでオペラを』。
アン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイら豪華キャストが集結したロマンティックコメディ。ニューヨークのブルックリンを舞台に、オペラ作曲家のスティーブンと精神科医の妻パトリシアの人生が、風変わりな船長カトリーナとの出会いを通じて変わっていく様子を描きます。
この記事では、映画『ブルックリンでオペラを』で流れた音楽4曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ブルックリンでオペラを』で流れた曲とは?
スティーブンの新曲の練習をするシーン
Bryce Dessner - Tugboat Opera (She Came to Me)
スティーブンの新曲の練習をするシーンで流れた曲は、Bryce Dessnerの『Tugboat Opera (She Came to Me)』です。
カトリーナの元で着想を得たスティーブンは、オペラの新曲を完成させました。男女が舞台に揃い、スティーブンに起きた出来事を再現するような劇は、オペラと合わせて壮大な感じがしましたね。
女性は迫力のある歌を高らかに歌いますが…練習の際にはスティーブンが「違う!」と言ってストップさせ、イメージとの相違を訴えかけていたのが印象に残ります。それでも、完成したオペラの舞台は凄かった!拍手喝采に納得です。
船に乗って海を移動するシーン
Cast - Keep On The Sunny Side
船に乗って海を移動するシーンで流れた曲は、Castの『Keep On The Sunny Side』です。
スティーブンたちはトレイが警察に手を回していると考え、カトリーナの船で移動開始!彼女はロマンスに弱いと言いつつつ、協力してくれましたね。船員と共に船でひと時を過ごす中、アメリカのカントリー音楽の一つである「Keep On the Sunny Side」をみんなで歌いました。明るい楽観的な歌詞は船旅にピッタリで、スティーブンがピアノを弾いてくれるのも印象的です。
ジュリアンたちをテーマにした新しい劇
Bryce Dessner - Alien Opera (Hurry, Hurry)
ジュリアンたちをテーマにした新しい劇で流れた曲は、Bryce Dessnerの『Alien Opera (Hurry, Hurry)』です。
スティーブンはジュリアンとテレザのロマンスから新しい曲を作りましたね。映画のラストでオペラの劇が始まり、宇宙を思わせるテーマから空間の広がりを感じさせました。
パトリシアの息子のジュリアンは、実の父ではないスティーブンとの関係は深くはありませんでしたが…スティーブンは父親らしいことをしたいと意気込み、カトリーナに頼んでジュリアンを結婚へと導くという物語も良かったですね。
エンディング
Bruce Springsteen - Addicted to Romance
エンディングで流れた曲は、Bruce Springsteenの『Addicted to Romance』です。
スティーブンたちのその後が少し描かれたりする中、男性シンガーによるエンディングが流れました。それぞれのハッピーエンドに思いを馳せつつ、穏やかな歌が身に染みましたね。スティーブンはカトリーナと船旅をしつつ、今後も新曲を書き続けるのでしょう… パトリシアも修道女になれた良かったのかなと思いました。
ジュリアンとテレザは、色々と考えた末に結婚に至りましたね。何があっても、互いを想い続けることになりそうです。様々なことを考えさせられる映画だなと思いました!
映画『ブルックリンでオペラを』のネタバレを劇場鑑賞者が解説!心惹かれる曲とロマンスに注目
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