2023年3月31日Apple TV+で配信の映画『テトリス』。80年代に大ヒットしたパズルゲーム「テトリス」の誕生秘話を描いた伝記映画で、ソビエト連邦で生まれたテトリスを巡る争奪戦が描かれます。主人公はヘンク・ロジャース(演:タロン・エジャトン)、監督はジョン・S・ベアード。
この記事では、映画『テトリス』で流れた音楽5曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『テトリス』で流れた曲とは?
ロジャースが出社するシーン
Ren - HOLDING OUT FOR A HERO
ロジャースが出社するシーンで流れた曲は、Renの『HOLDING OUT FOR A HERO』です。
テトリスの契約のために奔走するロジャース。妻のあけみに「契約はうまくいく」と断言すると「LEVEL2」のロゴとゲーム絵が出て軽快な曲が流れ始めました。ロジャースは「ブレットプルーフ・ソフトウェア」に出社し、日本人の従業員に新たな決意を伝えるのにピッタリな曲でしたね。
モスクアですべてのPCからゲームを削除したという事態や、海外からの収入はないかと聞かれる展開にハラハラしますよ。※この曲は、映画の終盤でロジャースが空港まで車で急ぐシーンで流れました
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ロジャースの娘が歌うシーン
しゃぼんだまとんだ
ロジャースの娘が歌うシーンで流れた曲は、『しゃぼんだまとんだ』です。
ロジャースは東京の家に戻ると娘のマヤが「シャボン玉飛んだ」を歌っていましたね。日本の童謡で有名な曲の一つです。部屋を片付けようとロジャースを言うと、学校の発表会の練習をしたいと言うマヤ。
それでもロジャースは出張の準備をし、アメリカのシアトルにある任天堂の支社へ向かうのでした。機密保持にサインし、ゲームボーイを見せてもらって感動するのが印象的です。
※この曲はマヤの発表会と、終盤でロジャースがマヤの歌を聞く際にも歌われます
クラブの客がみんなで歌い踊るシーン
Europe - The Final Countdown
クラブの客がみんなで歌い踊るシーンで流れた曲は、Europeの『The Final Countdown』です。
ロジャースはアレクセイに「本物のモスクワを見せてくれ」と頼むと、根負けしたアレクセイはクラブに案内。クラブには大勢の人がフロアで楽しむ中、自由を望む人たちは英語の歌詞で歌いながらダンスをするのでした。
みんなで「ファイナルカウントダウン!」と言うのが良いですね。ロジャースがギダーパートの音楽に合わせてエアギターをしつつ、アレクセイにお礼を言うのもステキでした。
ロジャースがアレクセイに会いに行くシーン
Red Army Choir Lyrics - Farewell Slavianka
ロジャースがアレクセイに会いに行くシーンで流れた曲は、Red Army Choir Lyricsの『Farewell Slavianka』です。
戦車がたくさん更新し、人々が集まる中、ロシアの伝統的な国歌を歌っていました。式典が始まったようですが、ロジャースはアレクセイに会いに行き、親しい感じで話しかけるのが印象的。
アレクセイは「守れない約束はしないでくれ」と言い、ロジャースを遠ざけようとするのでした。 式典のあいさつが進む中、ELORGでの取引が始まろうとするのが見もの!テトリスの権利の行方が気になります!
エンディング
Pet Shop Boys - Opportunities (Let's Make Lots of Money)
エンディングで流れた曲は、Pet Shop Boysの『Opportunities (Let's Make Lots of Money)』です。
ソ連でデモが起きたり、ゲームボーイが1億ドル以上の売り上げとなったり…歴史の変わり目と成長を感じさせるラストでしたね。ロジャースはアレクセイにゲームボーイと日本行きの飛行機のチケットを送付し、空港で再会する最後が特に印象的でした。
彼らやマクスウェルたちのその後がテキストと当時の写真で流れる中、テトリスが5億本以上売れたとも書かれていて驚き。平和な感じなシンセポップな曲調と男性ヴォーカルのしっかりとした歌が良かったです。
サウンドトラック
サントラはゲーム「テトリス」でおなじみな曲のアレンジも多くて楽しいなと思いました!