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Netflix映画『マンジャーレ!〜ノンナのレストランへようこそ〜』で流れる21曲をシーン別にご紹介!

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Netflix映画『マンジャーレ!〜ノンナのレストランへようこそ〜』で流れる21曲をシーン別にご紹介!

https://youtu.be/mwOS7CAakEY



2025年5月9日にNetflixで公開された映画『マンジャーレ!〜ノンナのレストランへようこそ〜』

最愛の母の死をきっかけに、レストランを開く事にした中年男性のジョー。

そのシェフ達はプロではなく、平凡なノンナ(イタリア語でおばあちゃん)達だった。

  • 主演:ヴィンス・ヴォーン(『ドッジボール』『ザ・スイッチ』)
  • 監督:スティーヴン・チョボスキー(『実写版 美女と野獣(脚本)』『ワンダー 君は太陽』)

この記事では、Netflix映画『マンジャーレ!〜ノンナのレストランへようこそ〜』で流れる音楽21曲をご紹介します。

※以下ネタバレ有り

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『マンジャーレ!〜ノンナのレストランへようこそ〜』で流れる曲とは?

オープニング

Luigi Denza - Funiculi, Funicula [HQ]

オープニングで流れた曲は、Luigi Denzaの『Funiculi, Funicula』です。

※エンドロール1曲目でも使用されています。

ルイージ・デンツァは、イタリアの作曲家。

本作に使われているのは、アメリカの音楽プロデューサーであるオッシ・バシリのアレンジバージョンです。

残念ながら劇中の音源が見つからず…!

まるでマーチのようなフニクリ・フニクラ、オープニングにぴったりのアレンジでした。


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幼きジョーが買い物をするシーン

Rita Pavone - Viva la Pappa Col Pomodoro

幼きジョーが買い物をするシーンで流れた曲は、Rita Pavoneの『Viva la Pappa Col Pomodoro』です。

リタ・パヴォーネは、イタリアのカンツォーネ歌手、女優。代表曲は「 Cuore」など。

子供のジョーがパティスリーに並び、開店と同時に買い物をするシーン。

色とりどりのスイーツの数々、目の保養になりますね。どれも美味しそう!

よく買い物に来ているようで、街の人の温かさが伝わって来ます。

 

幼きジョーが自宅に戻るシーン

Un desiderio per l'estate

Marina Moran - Un desiderio per l'estate

幼きジョーが自宅に戻るシーンで流れた曲は、Marina Moranの『Un desiderio per l'estate』です。

マリーナ・モランは、ブラジルの歌手。イタリアに進出し、人気を博しました。

買い物を終えたジョーが、ノンナと母・マリアがいるキッチンに向かうシーン。

12個ものゼッポレをたいらげたジョー。これ許すの、マリア優し過ぎませんか?笑

ゼッポレは、揚げたシュー生地・揚げドーナツのような土台に、カスタードクリーム、ブラックチェリーなどを乗せたり、砂糖をまぶすなどするナポリの定番ドルチェだそうです。これは食べたくなる!

 

パーティーが行われ、食べ物がすぐに無くなるシーン

Mario Rusca - Tarantella Napoletana

パーティーが行われ、食べ物がすぐに無くなるシーンで流れた曲は、Mario Ruscaの『Tarantella Napoletana』です。

※エンディングでも使用されています。

マリオ・ルスカは、イタリアのジャズ・ピアニスト。代表作は「reaction」など。

踊る大人たちをよそに、黙々と料理を食べ進めるジョー。

楽しそうな祖母と母を見つめていますが、その眼差しはとても幸せそうですね。

ラザニア、手作りパスタ…全部食べたい!飯テロシーンでした。

 

マリアが亡くなるシーン

Via Veneto (Original Motion Picture Soundtrack)

マリアが亡くなるシーンで流れた曲は、Alexander McCabeの『Via Veneto』です。

アレクサンダー・マッケイブは、アメリカのサックス奏者、ピアニスト、作曲家。様々な映画やドラマの曲に携わっています。

本作では、ギターアレンジが使用されていました。

切なく哀愁のあるメロディーが、ジョーの喪失感を表しています。

 

ジョーがブルーノの力を借りて買い取った店を改装するシーン

Angelo Verdi,Vichenzo Orru - E l'italia

ジョーがブルーノの力を借りて買い取った店を改装するシーンで流れた曲は、Angelo Verdi,Vichenzo Orruの『E l'italia』です。

Angelo Verdiは、フランスの画家、ピアニスト、歌手。

Vichenzo Orruは、イタリアの音楽家。

スタテン島で、思いつきでレストランを開く事にしたジョー。

ブーブー言いながらも、大親友のブルーノは結局手を貸してあげました。

しかし外には地元の人々が集まり、怪訝な表情をしています。

市場で働く男性が中心となって、ジョーを「よそ者」扱いする事に…。

 

ロベルタ、アントネッラ、テレサが料理を始めるシーン

Lazy Mary (Luna Mezza Mare)

Lou Monte · Joe Reisman & His Orchestra - Lazy Mary (Luna Mezza Mare)

ロベルタ、アントネッラ、テレサが料理を始めるシーンで流れた曲は、Lou Monte · Joe Reisman & His Orchestraの『Lazy Mary (Luna Mezza Mare)』です。

ルー・モンテは、イタリア系アメリカ人歌手。ジョー・ライスマンは、アメリカのミュージシャン、編曲家、レコードプロデューサー。

ノンナ達がジョーの面接のために料理をするシーン。なぜか対決モードに?

リズミカルな包丁やグツグツといった、心地よい音で料理を楽しめます。

何回もリピートしたいほど好きなシーン!

 

ジアがソースの試食をするシーン

Cha Cha Cha de las Secretarias

Michelino e il suo complesso - Cha Cha Cha de las Secretarias

ジアがソースの試食をするシーンで流れた曲は、Michelino e il suo complessoの『Cha Cha Cha de las Secretarias』です。

Michelino e il suo complessoは、イタリアのロック、ラテン、ポップバンド。

ジョー含む4人が作ったソースを、ジアが試食するシーン。

たったこれだけで美味しそう…。じっくり煮込んだトロトロソース。

真似したいけれど、料理が好きじゃ無いと出来ませんね;

 

ロベルタとアントネッラが喧嘩し、火事が起きてしまうシーン

Vichenzo Orr - Vieni

ロベルタとアントネッラが喧嘩し、火事が起きてしまうシーンで流れた曲は、Vichenzo Orrの『Vieni』です。

シチリア島出身のロベルタと、ボローニャ出身のアントネッラが大げんかするシーン。

そもそも、なぜ2人が出会った瞬間に喧嘩になったのかもよくわかりませんが。(〝セ〟の言い方?笑)

今回は食材を思い切り無駄にしたのち、エグい羊の頭料理を焦がしオーブンを真っ黒にしてしまいます。

ちょっと微笑ましいのですが、激しいバトルはキッチン以外で行って欲しいですね!

 

建築基準法を勉強するため、ジョーがオリヴィアを自宅に招くシーン

Nilla Pizzi - Mille Volte

建築基準法を勉強するため、ジョーがオリヴィアを自宅に招くシーンで流れた曲は、Nilla Pizziの『Mille Volte』です。

ニラ・ピッツィは、イタリアの歌手、女優。代表曲は「L'Edera」「Mamma」など。

美しいイタリアの夕焼けが映し出されるシーン。なぜかどこもオシャレに観える。

ジョーが最後の望みをかけて、オリヴィアと法律の勉強を始めました。

彼が出したスープとパンというディナーも、簡単ですがとても美味しそう。食器も素敵!

 

開店の準備が着々と進んで行くシーン

The Old Country (Original Motion Picture Soundtrack) (feat. Pete Caldera)

Alexander McCabe,Pete Caldera - The Old Country

開店の準備が着々と進んで行くシーンで流れた曲は、Alexander McCabe,Pete Calderaの『The Old Country』です。

ピート・カルデラは、アメリカのジャズ、クラブ歌手。

紆余曲折を経て、ついにエノテカ・マリアが完成するシーン。

全員で撮った写真がメニューの表紙にされていて、こちらまで嬉しくなりました!

オリヴィア、美人な上にデキる女性だ…。

 

ジアが店のメンバーを自分の美容室に招くシーン

Miranda Martino - A Roma tutto è bello

ジアが店のメンバーを自分の美容室に招くシーンで流れた曲は、Miranda Martinoの『A Roma tutto è bello』です。

ミランダ・マルティーノは、イタリアの歌手、女優。代表曲は「'E spingole frangese(こいきなフランス・ピン)」、2.「Silenzio cantatore(静けさに歌う)」など。

ジアが皆んなを美容室に招き、お酒をふるまうシーン。

多分1番若そうですが、なぜだか姉御に見える不思議な魅力を持ったジア。

いつまでもセクシーで向上心があって、とても素敵です。

 

ジアが皆を美しくするシーン

Jealous Of You (Tango Della Gelosia)

Connie Francis - Jealous Of You (Tango Della Gelosia)

ジアが皆を美しくするシーンで流れた曲は、Connie Francisの『Jealous Of You (Tango Della Gelosia)』です。

コニー・フランシスは、イタリア系アメリカ人の歌手、女優。代表曲は「Vacation」「Lipstick On Your Collar」など。

ジアが、ちょっと戸惑っているノンナ達をオシャレに変身させるシーン。

女性がメイクされている姿、とても好き!

特にテレサは少し恥ずかしそうで、嬉しそうで、観ていてほっこりしました。

 

ジョーが店でプロムの再現をし、オリヴィアを招くシーン

※音源がみつかりませんでした。

Sacha Distel - E TI DICO (TI AMO)

ジョーが店でプロムの再現をし、オリヴィアを招くシーンで流れた曲は、Sacha Distelの『E TI DICO (TI AMO)』です。

サッシャ・ディステルは、フランスのミュージシャン、ギタリスト、俳優。代表曲は「What I Did for Love」「La belle vie」など。

ジョーが昔失敗してしまったプロムを再現し、オリヴィアにサプライズするシーン。

アントネッラの助言を聞き、勇気を出したジョー!正装がイケてますね。

 

ジョーとオリヴィアがダンスを踊るシーン

Chris De Burgh - Lady In Red (Official Video)

ジョーとオリヴィアがダンスを踊るシーンで流れた曲は、Chris De Burghの『Lady In Red』です。

クリス・デ・バーは、アイルランドで活動しているイタリア人シンガーソングライター。

昔のプロムの想い出を塗り替えるように、2人でゆっくりとダンスを踊るシーン。

ここで2人は想いを通じ合わせます。ちょうど良い塩梅のラブストーリーですね!

 

ついにエノテカ・マリアがオープンするシーン

ついにエノテカ・マリアがオープンするシーンで流れた曲は、Eileenの『These Boots Are Made For Walkin』です。

アイリーンは、アメリカの元ポップシンガー、ソングライター。1960年代以降は主にフランスで活動しています。

エテノカ・マリアがオープンするも、大雨の影響からか1人も客が来ないシーン。

来てくれたのはブルーノだけ。おばあちゃん達が落ち込む姿は見てられない…。

(でも実は、市場の男性が街の皆んなに行くなと指示していた事が判明。嫌な人!)

 

閉店する前にパーティーを開催するシーン

Steve Martin,Henrik Wikström - Angel Eyes

閉店する前にパーティーを開催するシーンで流れた曲は、Steve Martin,Henrik Wikströmの『Angel Eyes』です。

スティーブン・マーティンは、イギリスの作曲家、プロデューサー。

ヘンリック・ヴィクストロムは、スウェーデンのソングライター、音楽プロデューサー。

残念ながら閉店となったエノテカ・マリア。「余った材料がもったいないわ」と言って、盛大な夕食会を開くシーン。

店内はジョーやノンナ達の家族や友人でいっぱい!

厳しい目を向けていたあの市場の男性も、ワインを持って駆けつけました。

「残念だったな…」とバツが悪そうに言うので、どの口が言う?と思いましたが。笑

ジョーは優しく出迎えます。ええ人や。

 

エノテカ・マリアのノンナ達が、大量の料理を作り振る舞うシーン

Raffaello Converso,Roberto De Simone - Funiculì funiculà

エノテカ・マリアのノンナ達が、大量の料理を作り振る舞うシーンで流れた曲は、Raffaello Converso,Roberto De Simoneがカバーした『Funiculì funiculà』です。

Raffaello Conversoは、イタリアの演劇(舞台芸術)ミュージシャン、歌手、俳優、マルチ楽器奏者。

ロベルト・デ・シモーネは、イタリアの作曲家、著作家、オペラ演出家、音楽学者。

店内は大盛り上がり。美味しい料理が並び温かい空気が流れていました。

4人のノンナ達と並び、ジョーのノンナとマリアが見えた時にはこちらも涙が…!

料理を通して人々の愛が産まれた事を、誇らしく思っているようでした。

 

エノテカ・マリアが復活し、店内が大盛況となるシーン

Billy Joel - Scenes from an Italian Restaurant (Audio)

エノテカ・マリアが復活し、店内が大盛況となるシーンで流れた曲は、Billy Joelの『Scenes from an Italian Restaurant』です。

ビリー・ジョエルは、アメリカのシンガーソングライター、歌手、ピアニスト、作曲家。代表曲は『Honesty』『Just The Way You Are』など。

著名な美食家がレビューした事により、レストランが活気を取り戻すシーン。

嬉しそうに料理を作る3人、とても生き生きとしていますね。

ちゃっかり市場の男性が、ジアに花束をプレゼントしている姿が笑えました!

外に出たジョーが店の看板を見つめ、なんとも言えない幸せに満ちた、また安堵したような表情が印象的なラストです。泣ける。

 

エンディング・スタッフクレジット

Pink Martini,China Forbes - Hyatt Street

エンディング・スタッフクレジットで流れた曲は、Pink Martini,China Forbesの『Hyatt Street』です。

ピンク・マティーニは、アメリカのジャズアンサンブル。チャイナ・フォーブスはアメリカのシンガーソングライターで、ピンク・マルティーニのリードシンガー。

スタッフクレジットでは、現在のエノテカ・マリアの様子が観られます。

実際にお料理をしているノンナ達も眩しいくらいの笑顔で、日本からひとっ飛びしたくなりました。

ちなみに日本人のノンナもキッチンにいるそうですよ!

ジョーとブルーノがずっと仲良しなのも良き。お店の中、本当にあったかいんだろうなぁ。

 

エンドロール②

Fausto Cigliano - Tu Si Tu

エンドロールで流れた2曲目は、Fausto Ciglianoの『Tu Si Tu』です。

ファウスト・チリアーノは、イタリアの歌手、俳優。

「トゥ・タ・トゥ・ティ♪」という軽やかな歌詞と歌声が、とても心地よくて映画にマッチしています。

目を奪われるイタリア料理の数々が魅力的でしたが、登場人物達が皆んな素敵で心が温まりました。

また、使用されている曲もイタリアならではの曲が多く、まるで観光したような気分に浸れました♪

 

サウンドトラック

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ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘) 私の記事を通して、筋肉好きの読者様が増えたら嬉しいです(?)