2016年8月11日公開の映画『X-MEN:アポカリプス』。
古代ミュータントのエン・サバ・ヌール(アポカリプス)が現代に復活し、世界を破滅に導こうとする物語。監督はブライアン・シンガー。主な出演者は、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、オスカー・アイザック、ニコラス・ホルト、ソフィー・ターナーです。
この記事では、映画『X-MEN:アポカリプス』で流れた音楽3曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
公開年 | シリーズ作品 |
オリジナル | |
2000年 | X-メン |
2003年 | X-MEN2 |
2006年 | X-MEN:ファイナル ディシジョン |
新シリーズ | |
2011年 | X-MEN:ファースト・ジェネレーション |
2014年 | X-MEN:フューチャー&パスト |
2016年 | X-MEN:アポカリプス |
2019年 | X-MEN:ダーク・フェニックス |
ウルヴァリン | |
2009年 | ウルヴァリン:X-MEN ZERO |
2013年 | ウルヴァリン:SAMURAI |
2017年 | LOGAN/ローガン |
デッドプール | |
2016年 | デッドプール |
2018年 | デッドプール2 |
2024年 | デッドプール&ウルヴァリン |
『X-MEN:アポカリプス』で流れた曲とは?
エンジェルが試合で紹介されるシーン
Venom - Countess Bathory
エンジェルが試合で紹介されるシーンで流れた曲は、Venomの『Countess Bathory』です。
東ベルリンにて、10回戦って10回勝利をおさめた「死の天使」と呼ばれるミュータントが紹介されていましたね。大きな囲いの中で戦いを強いられているようでしたが…エンジェルはノリノリにも見えました。
紹介時にロックなギター音が聞こえてきたのが印象的。そうして次の相手を無理やり連れてきましたが…ミュンヘンのサーカスからナイトクローラーが拉致されていたとは驚きです。
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ナイトクローラーが戦いを決意するシーン
Malaria! - Kaltes, Klares Wasser
ナイトクローラーが戦いを決意するシーンで流れた曲は、Malaria!の『Kaltes, Klares Wasser』です。
不穏なBGMのような曲と小刻みなギター音、そして怪しげな歌はミュータントどうしの戦いに合っているように思えましたね。
ナイトクローラーは逃げようとしますが電流が流されている囲いは痛い…エンジェルは戦わないと撃ち殺されるということを示唆し、ナイトクローラーが戦う気になるのに注目です!
エリックが娘に子守唄を歌うシーン
Rest Young Child
エリックが娘に子守唄を歌うシーンで流れた曲は、の『Rest Young Child』です。
妻と娘と平穏な暮らしをしていたエリック…郊外の家で家族に迎えられつつ、夜には娘へ子守唄を歌うのがステキです。ゆったりとした曲に対し「親から教わった」と話していくシーンは悲し気な雰囲気もありましたね。
平穏な暮らしの終わりも見ることになるとは衝撃を隠せませんね。工場からの通報を経て「マグニートー」であると判明し、悲しい展開を見ることになるのがショックです。
エン・サバ・ヌールがエジプトでストームを見つけるシーン
A Flock of Seagulls - I Ran (So Far Away)
エン・サバ・ヌールがエジプトでストームを見つけるシーンで流れた曲は、A Flock of Seagullsの『I Ran (So Far Away)』です。
エジプトのカイロにて復活を果たしたエン・サバ・ヌール。街を歩きながら、車などを珍しそうに見ている感じがしましたね。町でノリの良い軽快な音楽がラジオから流れるなか、若かりしストームの姿が…彼女は仲間と共にモノを盗んでいって暮らしているようです。
嵐を呼んだ隙に盗みを働きましたが追い詰められてしまう展開にハラハラします。
エン・サバ・ヌールがテレビを確認するシーン
Bob Cobert - The $100,000 Pyramid Theme Song
エン・サバ・ヌールがテレビを確認するシーンで流れた曲は、Bob Cobertの『The $100,000 Pyramid Theme Song』です。
ストームはアジトにエン・サバ・ヌールを連れて来て、彼はテレビのニュースなどから人類の経緯を知ったようですね。その際にテーマ曲が流れており、戦争についてのニュースが代わる代わる映し出されました。
ボブ・コーバート作曲の「The $25,000 Pyramid」テーマソングは1982年に導入され、オリジナルの「Tuning Up」のスタイルを踏襲し、数回リメイクされました。
エン・サバ・ヌールがストームに力を与えるシーン
End Of Apollo from “Star Trek”
エン・サバ・ヌールがストームに力を与えるシーンで流れた曲は、『End Of Apollo from “Star Trek”』です。
「End of Apollo」は「スタートレック」のエピソード「Who Mourns for Adonais?」で流れたようで、エン・サバ・ヌールが神について語るシーンと合わせたようでしたね。(動画は参考用のシーンです!)
ストームはエン・サバ・ヌールの目的を聞き、否定しますが…彼の手に捕まれてそのまま力をもらっていくのにはハラハラしました。
レイブンがキャリバンを訪ねるシーン
Progres 2 - Kdo Jsem
レイブンがキャリバンを訪ねるシーンで流れた曲は、Progres 2の『Kdo Jsem』です。
ミュータントに精通しているキャリバンの元を訪ねるレイブン。ナイトクローラーを逃がすための取引をしました。店内にかすかに音楽が聞こえており、ゆったりとしながらも少し怪し気の雰囲気がある曲が印象的です。
サイロックがレイブンに嫉妬しているとのことですが、キャリバンがエリックのことを教える展開の方が気になります!
エン・サバ・ヌール達がエンジェルを見つけるシーン
Metallica - Four Horsemen
エン・サバ・ヌール達がエンジェルを見つけるシーンで流れた曲は、Metallicaの『Four Horsemen』です。
エンジェルは片翼を負傷した状態で、酒を飲んでいましたね。案内されたエン・サバ・ヌールはそんな彼でも「問題ない」と言いつつ、力を与えるため寛容な心もあるのかなと思いました。
ロックなギター音はエンジェルの雰囲気に合っているなと思いつつ、鋼鉄の翼を手に入れた彼の活躍が楽しみになるかも!4騎士を従えたエン・サバ・ヌールは最強なのではと感じました。
ピーターがエリックのニュースを見るシーン
Stu Phillips - Theme From Knight Rider
ピーターがエリックのニュースを見るシーンで流れた曲は、Stu Phillipsの『Theme From Knight Rider』です。
エリックのことをニュースで知ったピーター。母に呼ばれた際に急いでゲーム(パックマン)をする時に、後ろのテレビで上記のテーマが流れる番組の音が聞こえてきました。※「Theme From Knight Rider」は1980年代のアメリカのテレビ番組「ナイトライダー」のテーマ曲です。
母親は彼を心配したようでエリックを探しに行くのか?と聞くと、ピーターは「いつも外に出ろって言ってるじゃん」と言って、チャールズの名刺を頼りに彼の元へ!
その頃、モイラを連れてチャールズは屋敷に戻り、レイブンとの再会を果たしました。彼の到着時に活躍シーンがあるのと、悲しくなる展開に注目です。
エン・サバ・ヌールがチャールズとつながるシーン
Symphony No.7 In A Major, Op.92: Ⅱ. Allegretto
エン・サバ・ヌールがチャールズとつながるシーンで流れた曲は、『Symphony No.7 In A Major, Op.92: Ⅱ. Allegretto』です。
エン・サバ・ヌールはチャールズの存在を知り、セレブロごと乗っ取る!昔と違って槍などの武器は必要ないと言いつつ、核兵器を発射していくシーンは恐ろしいですね。そんなワンシーンにピッタリなクラシック曲が流れ、荘厳な雰囲気を表していました。
チャールズを介し、兵士達をコントロールした結果、ソ連や中国の各国が上空に核ミサイルを発射していく…危うく世界は滅亡するかと思いましたね。
ピーターが屋敷の者たちを助けるシーン
Eurythmics - Sweet Dreams (Are Made Of This)
ピーターが屋敷の者たちを助けるシーンで流れた曲は、Eurythmicsの『Sweet Dreams (Are Made Of This)』です。
ピーターはポップな音楽を聞きながら、危機を察して行動開始!屋敷にいた多くの人たちを助けていくのが見ものです。悠々とした音楽に合わせてピーターが助けていくのは良いのですが…ダーツで遊ぶ時間もあったりするのはハラハラもしました。
カーテンなどの布を使ってキャッチできるようにしたり、テーブルをスケボーのように使ったり、おもしろいのも確かですね。