2019年制作の『ザ・ハッスル』は、上流で狡猾な詐欺師ジョセフィーヌ(演:アン・ハサウェイ)と、がさつで奔放なオーストラリア人詐欺師ペニー(演:レベル・ウィルソン)が協力と対立を繰り返す作品です。若きIT長者をどちらが先に騙すかが見どころとなるコメディ映画です。
この記事では、映画『ザ・ハッスル』で流れた音楽のうち6曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ザ・ハッスル』で流れた曲とは?
男が店でマディソンを待つ映画の冒頭
Meghan Trainor - Lips Are Movin’
男が店でマディソンを待つ映画の冒頭で流れた曲は、Meghan Trainorの『Lips Are Movin’』です。
「マホニーのタマ」というバーに一人の男がやって来る映画の冒頭。明るくポップで弾むようなリズムで、キュートで歯切れが良く、元気いっぱいな女性ヴォーカルの歌が流れました。
男は他の客の金をサッと盗って酒を注文…マディソンという女性を待っているようでしたね。そこにやって来たのが詐欺師のペニー…言葉巧みに金をだまし取ろうとするのは必見です。
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ペニーがジェットブレードを楽しむシーン
Plastiscines - Camera
ペニーがジェットブレードを楽しむシーンで流れた曲は、Plastiscinesの『Camera』です。
ジョセフィーヌは列車で会った詐欺師のペニーを懸念し罠にかけますが…再びジョセフィーヌの前に現れたため、仲間のブリジットに頼んで新たな罠を用意します。
そうしてペニーがジェットブレードを楽しむ際に軽快で楽し気な音楽が流れました。クールで都会的な雰囲気を持つバンドの曲と共に女性ヴォーカルのスタイリッシュな歌が続き、ペニーが楽しそうに水の上を飛ぶのが印象的です。
ジョセフィーヌがペニーを訓練するシーン
Yelle - Je Veux Te Voir
ジョセフィーヌがペニーを訓練するシーンで流れた曲は、Yelleの『Je Veux Te Voir』です。
ジョセフィーヌはペニーを鍛え始め、ナイフ投げや基礎的な身体の動きを教えます。ダンスの動きの際にはペニーがふざけているような様子と、魅力的なジョセフィーヌの差が激しかったですね。ペニーがワインを開けるのすら困難であるシーンまで曲が流れました。
フランス語のラップとポップな電子音が特徴で、女性ヴォーカルの強気でリズミカルな歌が特徴的でしたね。そうしてペニーは合格と言われるまでの状況を見守りましょう。
ジョセフィーヌがハワードを騙してペニーの元に連れていくシーン
Vienna Art of Trumpet - Intrada from Bruck an der Mur
ジョセフィーヌがハワードを騙してペニーの元に連れていくシーンで流れた曲は、Vienna Art of Trumpetの『Intrada from Bruck an der Mur』です。
ジョセフィーヌは年配の男のハワードを騙しながらペニーの元へ連れていきます。「ホーテンス」と呼ぶと地下室に灯りがつき、ファンファーレのような曲が流れました。
トランペットを中心としたクラシック寄りの演奏は、堂々とした音色で、式典や開会を思わせましたね。そうしてペニー演じるホーテンスが現れますが…まるでホラーのワンシーンでした。恐ろしい見た目のホーテンスを見たハワードの唖然とする様子を見守りましょう。
ジョセフィーヌがトーマスを誘惑するようにダンスするシーン
Ivy Levan - Money
ジョセフィーヌがトーマスを誘惑するようにダンスするシーンで流れた曲は、Ivy Levanの『Money』です。
ジョセフィーヌは「シャフハウゼン」と名乗り、目の治療を請け負う映画の後半。トーマスに対し、ペニーが目の見えないふりをしたという経緯がありましたね。そうして夜のクラブでダンスをする際にダークでセクシーな雰囲気を持つ女性ヴォーカルの歌が流れます。
力強く、大人の女性らしい色気があるので、夜のクラブにピッタリです。官能的に踊るジョセフィーヌですが、3人の女性に絡まれていくのに注目ですよ。
エンディング
Meghan Trainor - Badass Woman
エンディングで流れた曲は、Meghan Trainorの『Badass Woman』です。
トーマスが伝説の詐欺師の孫を判明する爽快な展開を経て、ロンドンでジョセフィーヌとペニーと彼の3人で詐欺をする映画のラスト。クリスマスにひと稼ぎしつつエンディング曲が流れ始めます。
颯爽と歩く女性を思わせる、強く華やかな女性ヴォーカルの歌が印象的でしたね。堂々として明るく、自分の力を示すような雰囲気があり、自信が湧いてくる曲でした。