2023年2月10日公開の映画『バビロン』。
1920年代のハリウッドを舞台にし、映画に携わりたい青年と女優を夢見る女性の物語が描かれます。出演はブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、トビー・マグワイア。監督は『ラ・ラ・ランド』で有名なデイミアン・チャゼルです。
この記事では、映画『バビロン』で流れた音楽5曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『バビロン』を観る方法
『バビロン』で流れた曲とは?
フェイがパーティーで注目を集めつつ歌うシーン
Justin Hurwitz & Li Jun Li -My Girl's Pussy
フェイがパーティーで注目を集めつつ歌うシーンで流れた曲は、Justin Hurwitz & Li Jun Liの『Justin Hurwitz & Li Jun Li』です。
Li Jun Li(リ・ジャン・リ)演じるフェイがパーティーに登場し、艶やかな歌を披露!スポットライトに照らされつつ、クールな見た目をしているのが印象的。
たばこの煙が照らされる様から、ゆったりと歌いながらお客に近寄っていくのが魅力的でした。派手に騒ぐパーティーのパートも良いですが、フェイのシーンも見どころですね。
彼女はサイレント映画の字幕を担当しているのでこの後の活躍もお見逃しなく!
ジャックがマニーを家に招いて曲をかけるシーン
Enrico Caruso - O Sole Mio
ジャックがマニーを家に招いて曲をかけるシーンで流れた曲は、Enrico Carusoの『O Sole Mio』です。
豪華なパーティーで飲み明かしたジャックは泥酔し、マニーは彼を車で家まで送りました。肩を貸しつつ車から降ろそうとしますが、ジャックは颯爽と家へ!
そこでレコード『O Sole Mio』を流しつつ歌います。ジャックは曲に合わせて高らかに歌うのが見ものとなる中、プールに落ちていくのはハラハラしますね。
マニーが映画を見てジャックに報告するシーン
Al Jolson & The Vitaphone Orchestra - Toot, Toot, Tootsie!
マニーが映画を見てジャックに報告するシーンで流れた曲は、Al Jolson & The Vitaphone Orchestraの『Toot, Toot, Tootsie!』です。
サイレント映画が主体だった時代から、映像と音声が組み合わさった映画が主流となっていきましたね。マニーはジャックに言われて映画館に足を運び、『Toot, Toot, Tootsie!』が流れるのを見て驚きました。
観客がこれまでにない映画を見たことに歓喜している様子が印象的で、モノクロの映画の中で男性シンガーが陽気に歌う…こうして声の入った映画が流行っていき、ジャックやネリーがどのように変わっていくのか見守ってくださいね。
ジャックが雨の降るセットで歌うことになるシーン
Justin Hurwitz - Singin' In The Rain
ジャックが雨の降るセットで歌うことになるシーンで流れた曲は、 Justin Hurwitzの『Singin' In The Rain』です。
サイレント映画の時代が終わり、映像に歌や台詞が入るようになるという新しい時代が到来!
ジャックは新しいセットでコーラスをする演者に交じって歌うことに…カッパのような衣装をみんなが着て『Singin' In The Rain』を歌うのは少しシュールですね。
ジャックもまた嫌そうにしていたのが印象的でした。この光景を見てマニーが自身の道を切り開いていくのにも注目ですよ。
20年ぶりにマニーがハリウッドで映画を見るシーン
Gene Kelly - Singin’ In The Rain
20年ぶりにマニーがハリウッドで映画を見るシーンで流れた曲は、Singin’ In The Rainの『Singin’ In The Rain』です。
マニーは妻と子と共にハリウッドを訪ね、「キノスコープ」の前に立ちました。懐かしそうに見やりつつ、そのまま映画館へ…。
そこで映画『雨に唄えば』を見つつ、涙を流すのが印象的でした。スーツとハットをかぶった男性が雨の中で踊る姿は、ジャックが『Singin’ In The Rain』を歌うことになった過去思い出したのかもしれませんね。
ジャック、ネリー、マニーの行方を見守ってください。
サウンドトラック