2023年4月14日にアメリカで公開された映画『レンフィールド』
日本での劇場公開は無く、2025年3月8日にNetflixで公開されました。
- 主演:ニコラス・ホルト、ニコラス・ケイジ
- 監督:クリス・マッケイ(『LEGO ムービー』)
この記事では、映画『レンフィールド』で流れる音楽11曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
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映画『レンフィールド』をネタバレ解説!ドラキュラの下僕となった男は、自分の人生を取り戻せるのか?
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『レンフィールド』で流れる曲とは?
ギャング達がテディから盗んだ麻薬を使用しているシーン
ギャング達がテディから盗んだ麻薬を使用しているシーンで流れた曲は、The Slackersの『The Same Everyday』です。
ザ・スラッカーズは、アメリカのスカ・バンド。代表曲は「Peculiar」、「Keep It Simple」など。
ギャング達がテディから麻薬を盗み、それを使用しながら談笑しているシーン。
モブキャラなのに、見た目も言う事もお茶目なギャング達。その名も「ミッチ&ダグ」。
あっけなく眠らされてしまいます。そしてドラキュラのお食事に…。
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レンフィールドがギャング達を眠らせるシーン
レンフィールドがギャング達を眠らせるシーンで流れた曲は、David Parry & London Philharmonic Orchestraの『Carmen Suite No. 2: II. Habanera(カルメン組曲 第二番 ハバネラ)』です。
19世紀フランスの作曲家であるジョルジュ・ビゼーのオペラ「カルメン(1875年)」の音楽から抜粋した、2つの管弦楽曲の組曲。
生きたままの新鮮な血を献上するため、薬で眠らせるという意外と古典的な方法で人間を襲うレンフィールド。
相手を殴っただけで首がすっ飛んで行って、グロいのにちょっと笑えました!腸出てるし;
テディが母・エラの元へ行くシーン
テディが母・エラの元へ行くシーンで流れた曲は、JDVisionquest3000, L-1の『Murder, Murder, Murder. (feat. L-1)』です。
JDVisionquest3000は、アメリカの音楽プロデューサー。L-1は、ウクライナのソングライター・音楽プロデューサー。
テディが豪華なロボ邸に帰宅するシーン。
『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のカヴィタ・ラオ博士や、『ダムゼル 運命を拓きし者』ではドラゴンの声を務めたショーレ・アグダシュルーが登場!
ボスママ感が最高にハマっていますよね。レベッカに危険が迫る…!
レベッカがペンを見つけるシーン
レベッカがペンを見つけるシーンで描かれていた歌詞は、The Specialsの『A Message To You Rudy』です。
ザ・スペシャルズ はイングランドの2トーンバンド。2トーンスカ(パンクとスカの融合)の代表的存在。
レベッカが、壁に描かれた歌詞を読み「スカの歌詞よ」と同僚に教えるシーン。
ここでは、曲の冒頭の歌詞が描かれていました。レベッカの趣味なのかしら?
彼女を演じているオークワフィナはラッパーなので、本当に詳しいのかもしれませんね!
レンフィールドの前に、ドラキュラの好物が現れるシーン
レンフィールドの前に、ドラキュラの好物が現れるシーンで流れた曲は、1933の『A Shot in the Night』です。
1933は、アメリカのニューウェーブバンド。Fervor Recordsの創設者・David Hilkerのバンド。
ドラキュラが「仲の良い夫婦、無防備な観光客、修道女、バス一台分のチアリーダー」を欲しており、思い悩むレンフィールドの前に全ての獲物が登場してしまうシーン。
やはり犯罪者の血は美味しくないようで…。
レンフィールドは悩みつつも、獲物を捕まえようと動き出します。
レンフィールドがイメチェンするシーン
レンフィールドがイメチェンするシーンで流れた曲は、Lizzoの『2 Be Loved (Am I Ready)』です。
リゾは、アメリカの歌手、ラッパー、女優、作曲家。代表曲は「Cuz I Love You」「Juice」など。
レンフィールドがイ命の泉教会の面々に助言をもらい、独り立ちしようと引っ越してイメチェンするシーン。
「もう準備はできてる?」という、前向きな歌詞がシーンにマッチしていますね!
キャロル役のジェナ・カネルは、『テリファー』で人気を博しました。
レベッカがレンフィールドの家で目覚めるシーン
レベッカがレンフィールドの家で目覚めるシーンで流れた曲は、Christopher Blueの『Happy Just To Be Alive』です。
Christopher Blueは、アメリカのシンガーであるDoug Davisのバンド。
レベッカが、起きるや否やレンフィールドに銃を向け続けるシーン。
あの大ピンチを咄嗟に切り抜ける機転と度胸…!超イケメンな警官ですよね。ちょっとハスキーボイスなのもまたイイ。
レンフィールドがやっとドラキュラの事を打ち明けます。
レンフィールドとレベッカが、エラの手下と買収された警官達と戦うシーン
レンフィールドとレベッカが、エラの手下と買収された警官達と戦うシーンで流れた曲は、YUNGBLUDの『superdeadfriends』です。
ヤングブラッドは、イギリスのミュージシャン、シンガーソングライター。代表曲は「breakdown」「Abyss」など。
レベッカの姉と待ち合わせたが、情報が漏れており襲撃されるシーン。
かなりバチバチのアクションシーン。ブシャー!と血が吹き出ます。
そのため、あまり生々しくなくて筆者的にはギリセーフでした。
レンフィールドとレベッカが、戦いに向けて準備するシーン
レンフィールドとレベッカが、戦いに向けて準備するシーンで流れた曲は、My Chemical Romanceの『Na Na Na (Na Na Na Na Na Na Na Na Na) 』です。
マイ・ケミカル・ロマンスは、アメリカのロックバンド。代表曲は「Welcome To The Black Parade」「Helena」など。
銃だけではなく、対ドラキュラ用グッズを準備してロボ邸へ向かうシーン。
十字架って現代のドラキュラにも効く?笑
レンフィールドがバリバリ虫を食べますが、筆者はグロよりもこちらのほうが無理かも!!
レンフィールドとレベッカが、ドラキュラを殴り殺すシーン
レンフィールドとレベッカが、ドラキュラを殴り殺すシーンで流れた曲は、Original · David Wilkinsの『Yesterday, Tomorrow and Today』です。
David Wilkinsは、アメリカのカントリー歌手、ソングライター、ピアニスト。代表曲は「Just Blow in His Ear」など。
レンフィールドとレベッカがドラキュラを殴り殺し、粉々にするシーン。
なんともエグいグロいシーンですが、特にレベッカの表情が楽しそうでゾワ〜。
そして明るくノリノリのカントリーが流れ、劇中イチの残虐シーンがなんだか面白いものになっていました。
エンディング〜エンドクレジット
エンディング〜エンドクレジットで流れた曲は、The Soup Dragonsの『I'm Free』です。
The Soup Dragonsは、スコットランドのオルタナティブ・ロックバンド。代表的なカバー曲は「I'm Free」「Divine Thing」など。
まさかの、殺された全員生き返るという、完全なるハッピーエンド。
そしてエンドクレジットがお洒落で、最後の最後までじっくり余韻に浸る事が出来ました。
ニコケイのドラキュラ最高に良かった!彼は近年なりふり構わず仕事をしているので…今後も楽しみです。笑