2016年3月25日公開の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』。
スーパーマンが街で戦いをしたことで甚大な被害が出る中、バットマンは彼に対して疑念を抱くというストーリー。ついには2人が戦うことになってしまいます。監督はザック・スナイダーで、日本の興行収入は18億円ほどでした。
この記事では、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で流れた音楽3曲をご紹介します。
※この記事はネタバレを含みます
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で流れた曲とは?
ルーサーのパーティーにウェインが行くシーン
Richard Cheese & Lounge Against The Machine - Night And Day
ルーサーのパーティーにウェインが行くシーンで流れた曲は、Richard Cheese & Lounge Against The Machineの『Night And Day』です。
穏やかな雰囲気が合って男性シンガーの落ち着いた歌声が響く曲です。ゆったりとしたパーティーに合う曲で、管楽器と弦楽器の音ともに続いていきます。
「リチャード・チーズ&ラウンジ・アゲインスト・ザ・マシーン」はスイングを主とするバンドです。『Lounge Against the Machine』、『Down with the Sickness』などを出しています。
※上記の動画の最初の曲が『Night And Day』です
ルーサーのパーティーに出席して機密情報を得ようとするウェイン。ダイアナという美女が気になりつつも、アルフレッドの指示を得て機密情報がある危機に仕掛けを施します。
ルーサーの演説が終わってその場を後にしようとした際に、パーティーで『Night And Day』が流れ穏やかな雰囲気を感じさせましたね。しかし、記者であるクラークに呼び止められてハラハラすることに!
クラークはウェインとアルフレッドの会話が聞こえていたことで怪しむのです。二人が互いの正体を知っていく過程が気になりつつ、ルーサーが気さくに話しかけるため緊張感が漂いますよ。この後のダイアナとウェインにも注目です。
ロイスが清掃員に声を掛けるシーン
Richard Cheese & Lounge Against The Machine - Ev’ry Time We Say Goodbye
ロイスが清掃員に声を掛けるシーンで流れた曲は、Richard Cheese & Lounge Against The Machineの『Ev’ry Time We Say Goodbye』です。
静かな管楽器の音と「エブリタイム セイ グッバイ」という男性シンガーの歌で始まる曲です。
※上記の動画の2番目の曲が『Ev’ry Time We Say Goodbye』です
クラークの恋人のルイスが誘拐される際に建物内で『Ev’ry Time We Say Goodbye』が流れます。静かな曲で日常的な感じがする一方で、建物内の照明の様子がどこか不穏な雰囲気を表しているのが際立ちますね。
捕えられたルイスはヘリコプターに乗せらられてルーサーの元へ…危険な彼の前でもルイスは強気の姿勢を崩さないためハラハラさせられます。
高層ビルの屋上から落とされたロイスの行方からも目が離せませんが、クラークの育ての親のマーサも誘拐されて命の危機に脅かされるのも見逃せません。こうしてスーパーマンとバットマンが戦うことになるという展開に変わっていくのを見守ってください…!
ワンダーウーマンが登場するシーン
Hans Zimmer - Is She Still With You?
ワンダーウーマンが登場するシーンで流れた曲は、Hans Zimmerの『Is She Still With You?』です。
エレキギターのような勢いのある音に、低音の力強い打楽器の音が加わって戦いの始まりを演出する曲です。ロック&メタルな曲に仕上がっているのが特徴。
ハンス・ジマーは1957年生まれのドイツの作曲家で映画音楽も制作しており、『Top Gun Anthem』、『Inception: Time』などが有名な曲です。
バットマンがドゥームズデイの攻撃をかわし切れずに乗りものから撃ち落とされ、死を覚悟した瞬間、なんとワンダーウーマンが助けてくれた!
その際に流れる彼女のテーマ曲ともいえる『Is She Still With You?』が流れるため、とてもカッコいいです。この後、スーパーマンも助けに入り、3人が力を合わせてドゥームズデイと戦っていくのが見ものですよ。
ワンダーウーマンは剣と盾を振るいつつ、敵の本質を見抜くのも流石ですね。気合の入った掛け声と共にドゥームズデイを圧倒していき、スーパーマンたちがどのようにとどめを指すのかも心して見てください。
筆者の感想
ルーサーの策によりスーパーマンとバットマンが戦うことになるというストーリーにハラハラさせられましたね。人質を取ってスーパーマンの行動を操るルーサーは恐ろしかったですが、それ以上にドゥームズデイの脅威も凄まじかった…!
エネルギーを力に変えるというドゥームズデイの強さに圧倒される中、スーパーマンやワンダーウーマンが力で渡り合うのも見ものです。バットマンは彼らを補助しつつ、司令塔の様に立ち回るのもさすがですね。
彼らの戦いの裏で暗躍していた事柄も改めて見直したくなるでしょう。サウンドトラックのダークで不穏な雰囲気が漂う曲も是非、耳を傾けてみてくださいね。
サウンドトラック
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