2022年4月8日公開の映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。
魔法動物学者のニュートとダンブルドア先生たちがグリンデンバルドと戦う物語が繰り広げられる中、驚きの秘密が明かされる作品です。デビッド・イェーツ監督によるシリーズ第3作目であり、前作の興行収入は60億円を超えています。
この記事では、映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で流れた音楽1曲をネタバレと結末を踏まえてご紹介します。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で流れた曲とは?
エンディング
Gregory Porter - Heaven
エンディングで流れた曲は、Gregory Porterの『Heaven』です。
穏やかなピアノと歌声で始まり、低い声を響かせるようにすることでシックな雰囲気を表す曲です。伴奏のピアノや楽器と共に曲に強弱をつけることで緩急のある曲に仕上げているのが特徴。
グレゴリー・ポーターはアメリカの歌手で、愛をテーマにした歌などを制作しています。
ジェイコブとクイニーがついに結婚し、パン屋で式を挙げるというステキな終わり方を迎えましたね。クイニーはグリンデンバルドに協力したことを後悔しているようでしたが、ジェイコブが彼女を愛することで救われたのかなと思わされます。
そんな穏やかな気持ちになれるのがエンディングの『Heaven』でした。シリーズ3作品を通して”愛”というテーマもあったのかなと思えた曲であり、家族愛や恋愛などを通して登場人物の心情を考えたくなりました。
ニュートは魔法動物を大切に想い、ダンブルドア先生は弟と妹を想う…そうした感情を踏まえて個々の考えを追いたくなり、過去作品を見返したくなります。もちろん、魔法の演出の凄さやファンタジー特有の世界観も必見ですよ!
筆者の感想
魔法をテーマに色々な国の魔法省なども登場する今作では音楽も良かったですね!映画の中盤では、ニュートが兄のテセウスを助けるシーンでは緊迫した音楽が流れ、追い立てられるような感じが伝わってきました。マンティコアというサソリとカニを足したような小さな魔法動物は群れでやって来てニュートを威嚇…危機を察したニュートは横歩きをしつつ、腰を繊細に振って攻撃性を弱めるのは見ていて微笑ましくも感じました。
映画の後半にかけては魔法動物であり、貴重な存在のキリンの偉大さを感じさせる曲や『He Sought to Kill, I Sought to Protect』などを含めて壮大な雰囲気を感じさせるオーケストラが聞きどころでしたね。キリンが魔法界の運命を左右するといっても過言では無かったため、曲と共にストーリーに引き込まれました。
いったんは決着となったグリンデンバルドとの戦いですが、今後もニュートやダンブルドア先生の活躍が続くなら是非、見たいと思いました!
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