挿入歌・サントラ

映画『インサイド(2023)』で流れる3曲をシーン別にご紹介!

2025-09-04 beersy

映画『インサイド(2023)』で流れる3曲をシーン別にご紹介!

https://youtu.be/2zk1Xyn__YY



2023年2月20日に、第73回ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映された映画『インサイド』

ギリシャ・ドイツ・ベルギー・イギリス・スイス合作のクライム・スリラー。

あるペントハウスに閉じ込められた美術品泥棒は、水もガスも出ない空間でアートを創り出す。

  • 主演:ウィレム・デフォー(『スパイダーマン』『プラトーン』)
  • 監督:ヴァシリス・カツォーピス

この記事では、映画『インサイド』で流れる音楽3曲をご紹介します。

※以下ネタバレ有り

 

『インサイド』で流れる曲とは?

ニモが冷蔵庫を開けっぱなしにすると、音楽が流れ出すシーン

Los Del Rio - Macarena (Bayside Boys Remix)

ニモが冷蔵庫を開けっぱなしにすると、音楽が流れ出すシーンで流れた曲は、Los Del Rioの『Macarena (Bayside Boys Remix)』です。

ロス・デル・リオは、スペインのデュオ。この「マカレナ」が国内でスマッシュヒットを記録し、世界的にも有名な曲となりました。

ニモが見るからに高級な冷蔵庫を開け、そのままにすると陽気な曲が流れて驚くシーン。

このあと、冷蔵庫を開けるたびにこの曲が流れます。うるさいけれどいいなコレ…。

ニモは最初こそこの機能に苛立ちますが、水が手に入り気持ちに余裕が出て来ると、ノリノリで踊るようになりました!


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ニモが天窓のボルトを外しつつ、アートや宗教を生み出すシーン

Cage: Seventy-Four, Version 1

ニモが天窓のボルトを外しつつ、アートや宗教を生み出すシーンで流れた曲は、John Cageの『Cage: Seventy-Four, Version 1』です。

ジョン・ミルトン・ケージ・ジュニアは、アメリカの音楽家、作曲家、詩人、思想家、キノコ研究家。代表作は「4分33秒」など。

一心不乱にボルトを外しながら、自らが創り上げた祭壇で祈りを捧げているシーン。

不気味な雰囲気ですが、彼が必死に生きようとしている人間臭さも感じられるカットです。

個性的で哲学的な作曲家、ジョン・ケージの曲がマッチしていますね。

 

エンディング

Radiohead - Pyramid Song

エンディングで流れた曲は、Radioheadの『Pyramid Song』です。

レディオヘッドは、イギリスのロックバンド。代表作は「Creep」「Kid A」など。

本作のラストは、ついに天窓を開ける事に成功したニモが、満身創痍の状態で塔を登る…というシーンで幕を閉じました。

ニモの心情は、こちらの曲の歌詞の通りといったところでしょうか。

生きているのか命を失ったのかは分かりませんが、かなりアーティスティックな作品でした。

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beersy

Netflix作品を中心に漁っている、ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)。子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘)