2015年10月24日公開の映画『トランスポーター イグニション』。
フランス・中国合作のカーアクション映画。「トランスポーター」シリーズのリブート版。
主演:エド・スクライン。監督:カミーユ・ドゥラマーレ。
この記事では、映画『トランスポーター イグニション』で流れる音楽11曲をご紹介します。
👉 映画『トランスポーター』で流れる7曲をシーン別にご紹介!
👉 映画『トランスポーター2』で流れる8曲をシーン別にご紹介!
👉 映画『トランスポーター3 アンリミテッド』で流れる9曲をシーン別にご紹介!
『トランスポーター イグニション』で流れる曲とは?
オープニング
IAM - Bouger la tête
オープニングで流れた曲は、IAMの『Bouger la tête』です。
1997年にリリース。IAM は、フランスのヒップホップ・ユニット。
大ヒットアルバム「L'école du micro d'argent」に収録されているヒップホップが、不穏なオープニングを飾ります。
…とある街に突然「カラゾフ」を名乗る男たちがやって来て、銃を乱射し女性たちに売春をさせる。
そこにいる売春婦・アンナの非常に悔しそうな表情が、今後の物語の鍵を握ります!
Amazon Music Unlimited
フランク親子の車が走り去り、ホテルが映し出されるシーン
The Animals - It's My Life
フランクと父が走り去り、ホテルが映し出されるシーンで流れた曲は、The Animalsの『It's My Life』です。
1965年にリリース。アニマルズは、イギリスのロックバンド。
フランクが、定年を迎えた父・フランク・シニアをお迎えに行くシーン。
前作でフランク役を退いたジェイソン・ステイサムを彷彿とさせる、エド・スクラインのアクションと低い声が、リブート版でも違和感を感じさせません。
フランク親子がディナーを楽しんでいるシーン
Franck Sarkissian - Whispering
フランク親子がディナーを楽しんでいるシーンで流れた曲は、Franck Sarkissianの『Whispering』です。
2013年にリリース。Franck Sarkissianは、フランスの作曲家。
二人が、おしゃれな邸宅でささやかな定年お祝いパーティをしています。
ステイサムのフランク同様、若かりし頃のフランクもまた、冷静で物静か。
ここでは、真逆の性格の父、フランク・シニアの茶目っ気たっぷりな魅力が描かれているので、和みますよ!
カラゾフ・ユーリ・レオが船に乗っているシーン
Dopplebanger - Bang Bang(feat. Rude McClanahan & Spades)
カラゾフ・ユーリ・レオが船に乗っているシーンで流れた曲は、Dopplebangerの『Bang Bang(feat. Rude McClanahan & Spades)』です。
2015年にリリース。
Dopplebangerは、アメリカのラッパーで、ここでは悪党・カラゾフ一派の登場シーンにマッチした、ダークなヒップホップが流れます。
15年前、風俗街を牛耳ったのはこのカラゾフたち。
彼らの関係性や、アンナがフランクとコンタクトを取るなど物語が大きく動く場面です。
フランク・アンナ・ジーナ・キャオがクラブに到着するシーン
Jacob Plant - Tell Them
フランク・アンナ・ジーナ・キャオがクラブに到着するシーンで流れた曲は、Jacob Plantの『Tell Them』です。
2014年にリリース。Jacob Plantは、イギリスのレコードプロデューサー兼DJ。
クラブのドアから一瞬流れるEDMです。
猛毒を飲まされた父・シニアを助けるべく、アンナたちに協力することになったフランク。
しかし、当の本人はジーナと良い雰囲気になっており、楽観的で危機感が無くそこがまた憎めないですね!
クラブ内にアンナたちが潜入するシーン
Jacob Plant - Louder
クラブ内にアンナたちが潜入するシーンで流れた曲は、Jacob Plantの『Louder』です。
2014年にリリース。クラブ会場で、猫の被り物をしたDJが流しているバンガー・チューンなEDM。
運転するだけでは無く、医師に変装したりガスボンベを交換するなどといった危ない橋を渡るハメになったフランク。
敵に見つかって戦闘するシーンが多くあり、とても緊迫感があります。
ガスマスクをしたアンナたちが、クラブのホールへ向かうシーン
Five Knives – Sugar (Quintino Remix)
ガスマスクをしたアンナたちが、クラブのホールへ向かうシーンで流れた曲は、Benjamin Thevesの『Texas (SebastiAn Remix)』です。
2015年にリリース。Five Knivesは、アメリカのエレクトロニック・ロックバンド。
戦闘アクションが観られるこちらのシーン。
会場中の人間を眠らせレオの資金を奪うアンナたちと、敵に見つかり大人数相手に戦うフランクの、華麗なミッションのこなし方にスカっとさせられます。
隠れ家で、クランク・シニアが女性たちとはしゃいでいるシーン
Selah Sue - Alone
隠れ家で、クランク・シニアが女性たちとはしゃいでいるシーンで流れた曲は、Selah Sueの『Alone』です。
2015年にリリース。セラ・スーは、ベルギーのミュージシャン兼ソングライター。
人質にとられたシニアまでも、4人の魅力と危うさに心を打たれ全面的に協力します。
戦闘にて怪我をした寡黙なフランクとは正反対な、シニアのちょいワルオヤジキャラが良く引き立っていますね!
フランク親子が隠れ家から帰るシーン
Sheronda Myers - Fool for Love (As Featured in the Film "The Transporter Refueled")
フランク親子が隠れ家から帰るシーンで流れた曲は、Sheronda Myersの『Fool for Love (As Featured in the Film "The Transporter Refueled")』です。
2015年にリリース。セクシーな歌唱力のある女性の歌声が魅力的な、まったりするブルースです。
女性たちの事情を知り、アンナと一夜を共にするもこの一件から身を引くことにしたフランク。
国のために働いて来た親子の、無念さと葛藤が描かれています。
エンディング〜スタッフクレジット
Mani Hoffman & The Leons - RABID ANIMALS
エンディング〜スタッフクレジットで流れた曲は、Mani Hoffman & The Leonsの『RABID ANIMALS』です。
フランスの歌手であるマーニーホフマンと、The Leonsのフューチャリング曲。
※ネタバレ有り
激しい戦闘の末、悲しいことにアンナしか生き残れなかったというラスト。
しかしアンナはカラゾフから得た資金を、遺族たちとフランク親子に送金します。悲しさと爽快感が入り混じるエンディングでした。
エンドロール
Dopplebanger(feat Vali) - Can't Have Me
エンドロールで流れた曲は、Dopplebanger(feat Vali)の『Can't Have Me』です。
2015年にリリース。
女性たちの命を賭けた戦いに心打たれるこの作品にマッチした、女性シンガーの少々哀愁を感じる楽曲。
手拍子やフィンガースナップをしたくなる、リズミカルなポップスです。
ステイサムの「トランスポーター」シリーズ同様、エンドロールのオマケ映像などはありませんでした。
筆者の感想
ステイサムが退いたあとのリブート版「トランスポーター イグニション」は、脚本には賛否両論ありますが中々に見応えのある作品でした。
少々無理やりなストーリー展開はあるものの、しっかり伏線回収されています。
また、あの冷静なフランクの荒削りなドライブテクや、父と女性に振り回される人間性など、今までにはない彼が観られて筆者としては嬉しかったです!
しかしながら、エンディングに向けどんどん女性たちが亡くなるのが切なくて、スッキリ爽快!とはなりませんでしたね。
終始フランク・シニアのゆるキャラ具合に癒される作品でした。
使用された楽曲は、昔の名曲からEDMまで様々なジャンルが流れるので、こちらも楽しめますよ♪
サウンドトラック
映画『トランスポーター』で流れる7曲をシーン別にご紹介!
続きを見る
映画『トランスポーター2』で流れる8曲をシーン別にご紹介!
続きを見る
映画『トランスポーター3 アンリミテッド』で流れる9曲をシーン別にご紹介!
続きを見る