2023年10月13日公開の映画『オペレーション・フォーチュン』。ガイ・リッチー監督による2023年のスパイアクション。主演はジェイソン・ステイサム、オーブリー・プラザ、ヒュー・グラント。敏腕スパイのオーソン・フォーチュンが、危険なテクノロジーの拡散を防ぐためチームと共に作戦を遂行します。コメディ要素ありのライトな作品です。
この記事では、映画『オペレーション・フォーチュン』で流れた音楽のうち5曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『オペレーション・フォーチュン』で流れた曲とは?
ネイサンが長官に会いに行くシーン
Chris Benstead - The Handle
ネイサンが長官に会いに行くシーンで流れた曲は、Chris Bensteadの『The Handle』です。
イギリスロンドンにてMI6の長官の下に歩くネイサン…小気味よく感じる足音と、ウクライナの厳重警備の施設を襲う集団のシーンが交互に映りました。警備員20人が殺されたことや、何が盗まれたか分からず、謎が多いとのことでしたね。
足音と低音などが合わさっていくBGMは映画を見ていて引き込まれました。広々とした施設にて日曜の8時のできごとにしては不穏ですね。
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グレッグがダニーをバーに連れていくシーン
Jacqueline Taieb - 7 heures du matin
グレッグがダニーをバーに連れていくシーンで流れた曲は、Jacqueline Taiebの『7 heures du matin』です。
グレッグは戦災孤児のための慈善イベントを催すとのことで、フォーチュンは俳優のダニーを仲間に引き入れることに…グレッグはダニーのファンだったので、彼を連れてバーに行くことになりました。バーでは良い感じの音楽が流れており、盛り上がっていましたね。
ダニーはグレッグにおもしろい話をして引きつけ、スマートフォンから情報を引き出す時間を稼ぐのにハラハラします。
フォーチュンが屋敷に潜入するシーン
Burt Bacharach and Hal David - Raindrops Keep Falling on My Head
フォーチュンが屋敷に潜入するシーンで流れた曲は、Burt Bacharach and Hal Davidの『Raindrops Keep Falling on My Head』です。
グレッグの動向を探るため、アレクサンドルの屋敷に潜入するフォーチュン!2階の寝室へ行き、強盗に見せかけるよう指示を受けます。寝室のテレビからは穏やかな歌が聞こえて来て、マスクを付けたフォーチュンとの対比が印象的ですね。
そのまま歌がBGM代わりになって、フォーチュンが腕時計や装飾品を盗んでいく手際が良い!カントリー風の音楽と共に金庫を開けていくのにも注目です。 フォーチュンたちも一緒に歌いつつ、ノートPCにUSBを刺して任務完了ですね。
グレッグがディナーを振る舞うシーン
Wolfgang Amadeus Mozart - "Sull’aria ... Che soave zeffiretto"[Le nozze di Figaro, K. 492/act 3]
グレッグがディナーを振る舞うシーンで流れた曲は、Wolfgang Amadeus Mozartの『 "Sull’aria ... Che soave zeffiretto"[Le nozze di Figaro, K. 492/act 3]』です。
大きなプールのある庭でグレッグはダニーと楽しそうに話していましたね。静けさを強調するような、オペラのような歌声が流れていて優雅な雰囲気を感じさせました。
美味しそうなお肉があったり、飲み物も充実していたり、ディナーがすごい!連絡を受けたサラはベンの死を知り、フォーチュンの声を変えるためのプログラムを作っていく…手腕が見ものでした!
フォーチュンたちが潜入していくシーン
Chris Benstead - Ruse de Guerre
フォーチュンたちが潜入していくシーンで流れた曲は、Chris Bensteadの『Ruse de Guerre』です。
映画のラストのうちの10分は専用のサントラ曲と共に、フォーチュンの潜入から目が離せませんでしたね。後には引けない雰囲気を感じさせる音楽と共に、狙撃の腕前バッチリのJJに指示をしつつ、フォーチュンが走る!
警備を次々と撃ち殺す一方で、グレッグがマイクの元に行って悠々と話すのに注目ですね。オーケストラ風の音楽が煽るような感じでまくし立てていくのと、事態が急変していくのが見ものとなるラストです。