2015年3月7日公開のアニメ映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記スペースヒーローズ』の動画配信&主題歌を解説!
映画ドラえもんの第35作目。宇宙を題材にした作品は、今回で6度目です。
最終興収は39.3億円、観客動員数は351万人。ぴあの初日満足度ランキングでは満足度90.7を獲得し、この時第1位となりました。
1980年代生まれのbeersy、子ども時代をガッツリドラえもんと共に歩んで来ました。
怖い描写等が多いドラ映画ですが、今作は怖がりな我が子でも大丈夫な作品!藤子・F・不二雄先生の作品ネタもあって、藤子ファンにも嬉しい内容です。
今回は、ドラえもんに憧れドラえもんをこよなく愛するbeersyが、映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記スペースヒーローズ』の主題歌、あらすじ、感想をまるっと解説していきます!
『ドラえもん のび太の宇宙英雄記スペースヒーローズ』のあらすじ
ある日、テレビのヒーローに憧れたのび太は、みんなでヒーロー映画を創ろうと言い出す。ドラえもんは、ひみつ道具<バーガー監督>を出して、のび太たちが「銀河防衛隊」というヒーローになって宇宙の平和を守るという映画を撮影し始めた。 ところがその時、地球に不時着していたポックル星人のアロンに、本物のヒーローとまちがわれて一緒に宇宙へ行くことになってしまう……。
参照:Amazon公式サイト
映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記スペースヒーローズ』で流れる曲
オープニング
オープニングで流れる曲は、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫の『夢をかなえてドラえもん』です。
ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)といった主要キャラが歌ったお馴染みの曲。
宇宙ヒーローに扮したみんなが戦い、カッコよくキメているクールなOP映像です。
イケてる戦闘服を着てるのに、戦い方はジャンケンなんかい!とツッコミを入れたくなりますが、それもドラえもんならではのほっこりポイント!
エンディングでは壮大な合唱バージョンが流れます。
こちらは原曲のMaoさんバージョン↓
のび太達が再び戦うために出動するシーン
のび太達が再び戦うために出動するシーンで流れる曲は、杉並児童合唱団の『ミラクル銀河防衛隊のテーマ』です。
一度はコテンパンにやられたものの、再度奮起し「銀河防衛隊」として出動するシーンから、海賊達を次々と薙ぎ倒して行くシーンまで流れます。
それぞれの特技・特徴を活かした技の数々は今作の見どころポイント!
しずかちゃんのお風呂、スネ夫のメカいじりテクニック、のび太のあやとり。のび太は射撃でも良かったのでは…?と思いましたが。
特に、ジャイアンの「母ちゃん直伝!(タケシィ!)必殺・無限ビンタ!!」には笑いました♪
エンドロール・主題歌
エンドロールで流れる曲(主題歌)は、miwaの『360°』です。
シンガーソングライター、女優のmiwaさんが、今作の主題歌を担当。
大冒険をしたくなるような、ワクワク楽しい歌詞とメロディが今作にピッタリ!ポップでキュートなMVも必見です。
そこまで怖さが無く、ストーリーがわかりやすいので子どもが楽しめる映画でした!
逆に言うと大人にはちょっと物足りないかも?(特にクライマックス)
そして、エンドロールでは恒例の「映画ドラえもん ヒーロー誕生!コンテスト」の優秀作品が、実際にアニメ画になったイラストと共に流れました♪
何度でも観よう!「のび太の宇宙英雄記スペースヒーローズ」をもっと楽しめる小ネタと見どころ
クリティカルなネタバレはできるだけ避けていますが、初めて『のび太の宇宙英雄記スペースヒーローズ』を観る人は事前情報なしで一度観てから以下の秘話を観ると、2回目も楽しめておすすめです!
小ネタ1:
毎度お馴染みのび太の部屋の小ネタ!
- 棚の上に、おばあちゃんからもらったくまのぬいぐるみがある。(コミック第4巻「おばあちゃんのおもいで」)
- おもちゃ箱に『魔界大冒険』の時ドラえもんが被っていたような帽子が入っている。星柄が似ています!
- 棚に、ドラえもんとのび太らしきぬいぐるみが入っている。もしかして「のろいのカメラ」(コミック第4巻)の人形…?だとしたら大変だ!!でも、のび太が白いので違う人形かもしれません。原作をゆっくり読みつつ探そうと思います!
- 「ゴロゴロ」→「月刊コロコロコミック」、「ヨンデー」→「週刊少年サンデー」といった、雑誌をオマージュした本が箱に入っている。いつもは本棚にズラっと入っているのですが、今作では箱に収められています。
今回は小ネタが少ない…。小ネタ常連の「ライオン仮面」(コミック第3巻)が恋しいです。笑
小ネタ2:
元ネタを探せ!
- バーガー監督はスティーブン・スピルバーグ監督のもじり?
- 「ミラクル銀河防衛隊」の元は、藤子・F・不二雄先生の『ミラ・クル・1』というマンガ。全5話で、先生お気に入りの作品だったそうです。
- アロンのモデルは、藤子・F・不二雄先生のSF漫画『チンプイ』。初見、ほぼチンプイなので驚きました!
- ハイドのモデルは、1975年の「小学五年生」に掲載された、藤子・F・不二雄先生の読み切り漫画作品「なくな!ゆうれい」のゆうれい。こちらもソックリなキャラデザです。
- 随所に出て来る宇宙人のモデルは「異説クラブメンバーズバッジ」(コミックス第23巻)で、のび太が作った、一等身に手足・簡素な顔が可愛らしいモブキャラではないかと思います!
今作は藤子・F・不二雄先生へのリスペクトが散りばめられていて、嬉しかったです♪
小ネタ3:
今作の声優で驚いたのは、メーバ役の観月ありささん。
元の声がよくわからなくなるほどの、悪女っぽい演技が最高にハマってる!
また、イカーロス役の市村正親さんは悪役っぷりもさすがでしたし、ハイド役の田中裕二さんはちょっとコミカルな雰囲気が見事にマッチしていました♪
そして驚いたのが、バーガー監督役の能登麻美子さん。アニメ『地獄少女』(閻魔あい)、『君に届け』(黒沼爽子)を演じた方なのですが、全くわかりませんでした!
筆者のお気に入りグッズ紹介
日本中を元気にしてくれるサッカー選手もまさにヒーロー!ということで、多分2006〜2007年の日本代表ユニフォームを着たドラと、守護神ドラ。
デスクに飾っているステッカーとポストカード!仕事が忙しい時はこのビックリドラと一緒に慌てています。
『ドラえもん のび太の宇宙英雄記スペースヒーローズ』の前後作品
前作:
ドラえもん映画『新・のび太の大魔境』の主題歌を解説!
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次作:
ドラえもん映画『新・のび太の日本誕生』の主題歌を解説!
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