2015年製作の映画『ペーパータウン』。
「きっと、星のせいじゃない。」の原作者ジョン・グリーンのベストセラー小説を実写化した、青春ラブストーリー映画です。
幼なじみのマーゴとクエンティン。マーゴにずっと片思いをしているクエンティンは、ある日マーゴの恋の復讐の手伝いをすることに。
しかし復讐の翌日、突然マーゴは失踪してしまいます。マーゴの残した手がかりを追って、クエンティンはマーゴの行方を探ります。
この記事では、映画『ペーパータウン』で流れた曲をご紹介します。
『ペーパータウン』で流れた曲とは?
オープニング
Kindness ‐ Swingin' Party
オープニングで流れた曲は、Kindness(カインドネス)の『Swingin' Party』です。
マーゴの幼少期時代の子役がヒロイン役のカーラにそっくり!強気な雰囲気といたずらっけのある表情が可愛いですね。
Amazon Music Unlimited
成長するクエンティンとマーゴのシーン
De Lux - Moments
成長するクエンティンとマーゴのシーンで流れた曲は、De Lux(デ・ラックス)の『Moments』です。
窓越しで交わしていたクエンティンとマーゴのコミュニケーションが少しずつ減っていく様子が甘酸っぱい。
クエンティンにとってマーゴがスペシャルな女の子ってことがよくわかるシーンですね。
友人レイダーの家族のブラックサンタコレクションを紹介するシーン
Bob Dylan - Must Be Santa
友人レイダーの家族のブラックサンタコレクションを紹介するシーンで流れた曲は、Bob Dylan(ボブ・ディラン)の『Must Be Santa』です。
生きる伝説Bob Dylanが挿入曲の『Must Be Santa』のようなユーモアたっぷりな曲を出しているとは知りませんでした!
『Must Be Santa』のMVのカオスな状況は、レイダーの家族そのもの!
クエンティンがマーゴの残したメッセージを本から読み解くシーン
Billy Bragg - Walt Whitman's Niece
クエンティンがマーゴの残したメッセージを本から読み解くシーンで流れた曲は、Billy Bragg(ビリー・ブラッグ)の『Walt Whitman's Niece』です。
突然いなくなったマーゴに困惑しながらも、やっと自分にもメッセージが回ってきたと嬉しくなるクエンティン(Q)。
クエンティン・レイダー・ベン、3人のやり取りがザ・青春でみていてクスクス笑いが止まりません。
クエンティンが友達を迎えにパーティー会場の家へ行くシーン
Santigold - Radio
クエンティンが友達を迎えにパーティー会場の家へ行くシーンで流れた曲は、Santigoldの『Radio』です。
やはりパーティーシーンは、アメリカの青春映画には欠かせないですね!未知の世界!
お酒で失敗するのは若者あるあるですが、ティーンにはまだ早すぎるかな。
クエンティンたちがマーゴの残した手がかりを追ってロードトリップに出発するシーン
Grouplove - No Drama Queen
クエンティンたちがマーゴの残した手がかりを追ってロードトリップに出発するシーンで流れた曲は、Grouplove(グループラヴ)の『No Drama Queen』です。
ロードトリップのシーンが作られ過ぎていなくて、ティーンらしい行動力と発想力が最高に青春映画!
ガソリンスタンドのシーンでは、『ベイビー・ドライバー』や『 ウエスト・サイド・ストーリー』などで主演を務めるアンセル・エルゴートがカメオ出演していますよ。
👉 『ウエスト・サイド・ストーリー 』の音楽11曲をシーンごとに紹介
👉 『ベイビー・ドライバー』で流れる挿入歌43曲をシーンごとに紹介
クエンティンたちのロードトリップが順調に進むシーン
Vance Joy - Great Summer
クエンティンたちのロードトリップが順調に進むシーンで流れた曲は、Vance Joy(ヴァンス・ジョイ)の『Great Summer』です。
レイダーやベンがそれぞれの想い人をみつめているシーンにはキュンとしちゃいます。
挿入曲の『Great Summer』は、ロードリップシーンのように気持ちのいい小春日和のドライブに聴きたくなる一曲ですね。
夜の休憩中にクエンティンがマーゴのことを思うシーン
Alice Boman - Be Mine
夜の休憩中にクエンティンがマーゴのことを思うシーンで流れた曲は、 Alice Boman(アリス・ボーマン)の『Be Mine』です。
マーゴと過ごした復讐の一夜は、クエンティンにとってはとても大切な夜になったんですね。一方通行な恋が切ない。
目的地に向けてさらに車を走らせるクエンティンたちのシーン
The War On Drugs - Burning
目的地に向けてさらに車を走らせるクエンティンたちのシーンで流れた曲は、The War On Drugs(ザ・ウォー・オン・ドラッグス)の『Burning』です。
ひたすら一本道を走るクエンティンたち。途中途中で映る紅葉のシーンがとてもキレイ。
『Burning』のメロディーとベストマッチ!ドライブ曲に加えたいものです。
マーゴ探しに意固地になったクエンティンがレイダーたちと喧嘩別れするシーン
Bon Iver - Re: Stacks
マーゴ探しに意固地になったクエンティンがレイダーたちと喧嘩別れするシーンで流れた曲は、 Bon Iver(ボン・イヴェール)の『Re: Stacks』です。
マーゴに夢中なのはクエンティンだけ。レイシーの一言パンチが効きますね。10代ならではの真っ直ぐな気持ちで胸が痛い・・・。
クエンティンたちの旅の終わりがどういう結果になるのか、とても気になってくるシーンです。
クエンティンがプロム会場に到着して友達を見つめるシーン
HAIM - Falling
クエンティンがプロム会場に到着して友達を見つめるシーンで流れた曲は、HAIM(ハイム)の『Falling』です。
恋することも大事だけど、友達と過ごした日々は恋とはまた異なる特別なもので大事なもの。恋も奇跡、友達も奇跡。
エンディング
Twin Shadow - To The Top
エンディングで流れた曲は、Twin Shadow(ツイン・シャドウ)の『To The Top』です。
友達って良いな、青春って良いな、そんな風に思えるエンディングでした!
観た後の爽快感はたまりません!『ペーパータウン』のサントラを持ってドライブに出かけてたくなる。
エンドロール
The Mountain Goats - Used To Haunt
エンドロールで流れた曲は、The Mountain Goats(ザ・マウンテン・ゴーツ)の『Used To Haunt』です。
『きっと、星のせいじゃない』は恋、『ペーパータウン』は友情と、明るさやテーマが異なる両作品ですが、どの作品も素敵な青春ストーリで鑑賞後にほっこり心が温まります。
ほろ苦くて甘酸っぱい、でもユーモアセンスは抜群の青春映画を観たい人は、ぜひ2本ともチェックしてみてくださいね!