『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』で流れる曲を解説！

2000年3月4日公開の映画『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』。

デジタルワールドの冒険から帰還した太一たちですが、インターネット上にクラモンが誕生したことで世界を救うための戦いが続く！太一とヤマトがウォーグレイモンとメタルガルルモンの力を借りてオメガモンと共にディアボロモンと戦います。監督は細田守。

この記事では、映画『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』で流れた音楽5曲をご紹介します。

※一部ネタバレを含みます

『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』で流れた曲とは？

夜の街が映し出される映画の冒頭

モーリス・ラヴェル - ボレロ

夜の街が映し出される映画の冒頭で流れた曲は、モーリス・ラヴェルの『ボレロ』です。

映画の序盤から『ボレロ』が流れつつ、夜の街のシーンが映し出されます。ビルの照明が変に光っていくという不穏さを残しつつ朝となり、太一と光の部屋が映し出されましたね。

太一がぎこちない手つきでパソコンを触りつつ、空へメールをするのを見守りたくなります。

この曲はパソコンからアグモンたちが太一に話しかけて、新しい冒険が始まる際からも流れます。

オープニング

和田光司 - Butter-Fly

オープニングで流れた曲は、和田光司の『Butter-Fly』です。

「ご機嫌な蝶になって」という歌詞と共に太一を含めた選ばれし子供たちの今の姿が映し出されましたね。男性シンガーの爽快な歌は、アニメのオープニングぶりとなりますが、やっぱり勢いが良い！

ソラが街を歩いていたり、ジョウは受験のためにモノレール「ゆりかもめ」に乗ろうとしたり…子供たちが各々の道を歩んでいるのがわかるオープニングでした。

ヤマトとタケルが田舎でのんびりしつつ、ミミはハワイへ行っているというのも合わせてご覧ください。

ウォーグレイモンたちに進化するシーン

宮崎歩 - brave heart

ウォーグレイモンたちに進化するシーンで流れた曲は、宮崎歩の『brave heart』です。

ウォーグレイモンとメタルガルルモンに進化する際に曲が流れます。進化する際のお馴染みの曲に聞き入りつつも、なんと敵もディアブロモンに！パタモンとテントモンが攻撃されていったん曲が止まり、また戦い始める際に曲が続いていくという演出が印象的です。

カッコいい展開が続いたかと思いきや、まさか太一がパソコンをフリーズさせてしまうとは…再起動した際に大変なことになっているため目が離せません。

太一がウォーグレイモンの元に行くシーン

東京少年少女合唱隊 - レクイエム

太一がウォーグレイモンの元に行くシーンで流れた曲は、東京少年少女合唱隊の『レクイエム』です。

核ミサイル「ピースキーパー」が迫る中、太一とヤマトはウォーグレイモンとメタルガルルモンに会いに！その際に女性の神秘的な声が響き渡ります。

「そばについている」と太一が言い、世界中からも応援の声が届いていくのは胸熱ですね！こうして光に包まれていき、オメガモンが現れて戦う際に合唱団の素敵な歌声が流れるのが印象的です。

オメガモンが技を放つ度にディアボロモンの数が減っていくのは爽快とも言えるでしょう。

※この曲はモーツアルト作曲で、上記の動画は別の団体による歌です。

エンディング

AiM - 作品No.2「春」イ長調 〜ぼくらのウォーゲーム!〜

エンディングで流れた曲は、AiMの『作品No.2「春」イ長調 〜ぼくらのウォーゲーム!〜』です。

太刀川ミミの声優を務める前田愛 (AiM)がエンディング曲を歌っていましたね。ヤマトはパソコンを借りた先の理髪店で髪を切ってもらったり、ミミはハワイで楽しそうにしていたり…ソラは太一からの髪飾りのプレゼントを嬉しそうに付けていたのも印象的です。

太一はソラと仲直りできて良かったですが、メールが送れなかったのは今思えばディアボロモンが原因だったな～と思いました。