2022年8月19日公開の映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』。
シリーズ累計約11億本売れているゲームの実写映画第2弾で、ソニックの冒険が描かれる作品です。宿敵を相手にナックルズとも戦うことになったソニックのアクションが繰り広げられます。監督はジェフ・ファウラーで、中川大志、木村昴、山寺宏一などが吹替を務めます。
この記事では、映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』で流れた音楽を11曲ご紹介します。※結末に向けてネタバレを含みます
サウンドトラック
『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』で流れた曲とは?
オフィシャルインスパイアーソング
SKY-HI - Fly Without Wings
オフィシャルインスパイアーソングで流れた曲は、SKY-HIの『Fly Without Wings』です。
ソニックのメインテーマ曲の一つである中村正人作曲の「Green Hill Zone」をベースに制作されました。
男性シンガーであるノリの良いリズム、ラップがクールで自由な雰囲気を感じさせる曲です。
SKY-HIはアーティスト兼プロデューサーで、『UST BREATHE feat. 3RACHA of Stray Kids (Prod. UTA)』などが有名な曲です。
※こちらがサンプリング元となったDREAMS COME TRUEの『UP ON THE GREEN HILL from Sonic the Hedgehog Green Hill ZoneMASADO and MIWASCO Version』です。
この曲は吹替版のエンディングでも流れます。
※こちらが原曲となる中村正人作曲の『Green Hill Zone』です
ソニックが街を駆け回るシーン
Run-DMC - It’s Tricky
ソニックが街を駆け回るシーンで流れた曲は、Run-DMCの『It’s Tricky』です。
低音のビートと共に男性シンガーのノリの良い歌が続いていく曲が、予告のソニックが街を走るシーンで流れます。強盗を捕まえるために奔走しつつ、悪党相手に自信満々で行動を起こすのが見もの!
ピンチにもあわてない姿を見せたかと思いきや、果たしてどうなっていくのかワクワクさせられますね。
「ラン・ディーエムシー」はアメリカのヒップホップグループで、『Walk This Way』、『King Of Rock』などが有名な曲です。
夜に一仕事終えたソニックが家に帰るシーン
Kid Cudi - Stars In The Sky (From Sonic The Hedgehog 2)
夜に一仕事終えたソニックが家に帰るシーンで流れた曲は、Kid Cudiの『Stars In The Sky (From Sonic The Hedgehog 2)』です。
高い山々がそびえたち、開放感のある「グリーンヒル」を駆け回るソニック。朝の挨拶をしながら帰宅する際に『Stars In The Sky (From Sonic The Hedgehog 2)』が流れ、男性シンガーの伸びのある声が続いていきます。空高く歌うようなこの曲は風景と共に開放感に満ちていましたね。
ソニックはトムから「ヒーロー活動はまだ早い」と言われていたため、屋根裏にこっそり帰宅…しかし、昨晩の強盗退治事件がバレてしまってたしなめられてしまうのです。
ソニックの思いとトムの考えを話し合う湖のボートの上のシーンにも注目してください。
上記のPVではエンディングに流れるゲーム画面のようなアニメーションも見れますよ。
トムに留守番を任されたソニックが好き放題するシーン
Ini Kamoze - Here Comes the Hotstepper (Heartical Mix)
トムに留守番を任されたソニックが好き放題するシーンで流れた曲は、Ini Kamozeの『Here Comes the Hotstepper (Heartical Mix)』です。
「ララララ~」という曲と共に男性シンガーのノリの良い歌が続いていきます。リズミカルな歌と共に、ソニックは家で好き放題!トムは妻と共にレイチェルの結婚式に向かい、家で飼い犬のオジーと共に過ごせるからです。
お菓子を部屋いっぱいに散らかしたり、泡風呂のようにしてはしゃいだり、歌と共に楽しい雰囲気が伝わってきますね。まるで留守番中の子供のような感じが伝わってくる中、急にトムからテレビ電話がかかってくる際の慌てようにも注目です。
ソニックが階段で遊んだりして楽しむシーン
Montell Jordan - This Is How We Do It
ソニックが階段で遊んだりして楽しむシーンで流れた曲は、Montell Jordanの『This Is How We Do It』です。
トムの電話を受けて持ち前のスピードを活かし、すぐさま部屋を片付けるソニック!オジーに泡が付いたままでしたが、トムには好き放題がバレずに済んだようですね。
電話を終えてからは階段を利用してスケボーで遊べるスロープを作ったり、洗面台でワックスを好きなだけ使って色々な髪型を楽しんだりしていました。男性シンガーのリズミカルな歌が流れ、ラップのノリの良さも感じさせるワンシーンです。
ソニックのアイディアの豊富さに驚かされつつ、この後ロボトニックやナックルズが現れるため目が離せません!
ロボトニックを敬愛するストーンがラテを作るシーン
Norah Jones - Don’t Know Why
ロボトニックを敬愛するストーンがラテを作るシーンで流れた曲は、Norah Jonesの『Don’t Know Why』です。
ロボトニックの助手を務めていたストーン。地球に取り残されてからはカフェを経営し、敬愛する博士との再会を待ち望んでいたようでしたね。
彼のラテアートの腕前が素晴らしく、ロボトニックそっくりの絵を描くのには驚かされましたが客に気味悪がられるのには笑ってしまいます。
そうしたカフェのシーンで、女性シンガーの穏やかな歌とピアノの音がカフェの雰囲気を表しており、ストーンの心情にもピッタリだと思いました。
ストーンがロボトニックのためにラテを用意して待つシーン
Rich White - Me And You
ストーンがロボトニックのためにラテを用意して待つシーンで流れた曲は、Rich Whiteの『Me And You』です。
ロボトニックからの連絡を受けたストーンは店を閉めて店内をフォームチェンジ!ハイテク機器が立ち並ぶ中、ロボトニックが来るのを待つのです。
そうして彼が現れた際にはヤギのミルクをベースにしたラテを用意しつつ、ロボトニックとストーンの似顔絵を描くという準備の良さを見せました。
再会を喜ぶストーンと共に伸びのある優しい歌が流れて、力強さを感じるパートも含めシーンにピッタリの曲だと思います。
ソニックとテイルスがダンスバトルをするシーン
Mark Ronson Feat. Bruno Mars - Uptown Funk
ソニックとテイルスがダンスバトルをするシーンで流れた曲は、Mark Ronson Feat. Bruno Marsの『Uptown Funk』です。
予告編の一つにはソニックとテイルスがダンスするシーンが描かれています。観客たちがクラップしながら盛り上げつつ、華麗に踊る2人に目を奪われますね。
雪山で見つけた山小屋には強面の客で賑わう店がありましたが、とある理由からダンスバトルをすることになったソニックたち…対戦相手のダンスも力強さを感じますよ。
ダンスの際に流れている『Mark Ronson Feat. Bruno Mars』はノリが良くて男性シンガーのエネルギッシュな歌声が特徴。
マーク・ロンソンは1975年生まれのイギリスのDJ、シンガーで、『Nothing Breaks Like a Heart』、『Feel Right 』などが有名な曲です。
ブルーノ・マーズを聴く方法
ロボットニックのドローンからソニックが逃げるシーン
Andy Williams - A Summer Place
ロボットニックのドローンからソニックが逃げるシーンで流れた曲は、Andy Williamsの『A Summer Place』です。
マスターエメラルドの在りかを示すコンパスを手に入れたソニック!遺跡から雪山を下ってロボトニックから逃げる際に、無数のドローンを回避していくアクションは爽快でした。
スノボーを駆使して移動し、雪玉を投げてドローンを撃墜!そして、目の前に立ちふさがるドローンに対しても即座に対応するシーンはスローモーションで描かれます。
ゆっくりとドローンに対処していくシーンで男性シンガーの歌が流れ、優雅な雰囲気が伝わってきましたね。その後、ソニックが「ウィンターソルジャーかよ!」と悪態をつくのが個人的におもしろかったです。
ストーンのカフェにウェイドが向かうシーン
Ice Cube - You Know How We Do It
ストーンのカフェにウェイドが向かうシーンで流れた曲は、Ice Cubeの『You Know How We Do It』です。
ノリの良い男性シンガーのラップと女性のコーラスが加わる曲です。警察官のウェイドが街の見回りをしつつ、ストーンのカフェに立ち寄る際に流れている曲で、ワクワクする感じの歌がぴったりでしたね。
ウェイドは頭にパトランプを取り付けつつキックボードで移動している姿がシュール!そしてストーンの店の中を覗くと危機を察して尋問することに…ロボトニックのことを聞き出せるのか注目して見てくださいね。
レイチェルが婚約者のランドールを追い詰めるシーン
Heart - Barracuda
レイチェルが婚約者のランドールを追い詰めるシーンで流れた曲は、Heartの『Barracuda』です。
エレキギターをかき鳴らして曲が始まり、女性シンガーの伸びのある歌が続いていくパワフルな曲です。歌の雰囲気にピッタリな花嫁のレイチェルの頼もしさと共に、婚約者のランドールを追い詰めるシーンは見もの!
ゴルフ用の小さい車に乗って屋外の式場にあったものをなぎ倒しながらレイチェルが怒りを露わにするシーンにはハラハラさせられました。ここまでのストーリーを経て、彼女の怒りももっともだと思いつつ、この後の展開も見逃せません。
筆者の感想
ソニックとナックルズを中心にマスターエメラルドを巡る戦いが繰り広げられ、スピード感のあるアクションからパワフルなシーンまで様々!彼ららしい戦いが見ものでしたね。
テイルスも発明品を活かしてソニックをサポートしたり、ダンスバトルではホログラムを利用して人々を魅了していましたね。この発明品はラストでロボトニック(エッグマン)を騙すシーンでも使う時にも役立ちました。
ソニックの新たな仲間・友人と共に映画のラストでは第3作目を示唆するようなシーンもあったため、とても楽しみです!
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