2024年7月5日公開の映画『コードギアス 奪還のロゼ』第3幕。アッシュの過去とサクヤの危機が描かれる中、映画の魅力と見どころを解説します。この記事を読むことで、劇場で観たいと思えるかがわかりますよ。
『コードギアス 奪還のロゼ』第3幕
- 未体験
- 5
- 感情移入
- 4
- 再鑑賞
- 4
- 予測不可
- 5
- サウンド
- 4
アッシュ過去とサクヤの関係に決着が!世界の危機も免れない…?
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
公開日 | シリーズ作品 |
2024年5月10日 | コードギアス 奪還のロゼ 第1幕 |
2024年6月7日 | コードギアス 奪還のロゼ 第2幕 |
2024年7月5日 | コードギアス 奪還のロゼ 第3幕 |
『コードギアス 奪還のロゼ』第3幕は人気?どんな人が観ている?
川崎の映画館で「LIVEサウンド×RGBレーザー」という放映方法にて映画を観ました!席がかなり埋まっていて、ポツポツしか空席がなかったり、スクリーン前の席しか空いていた感じですね。上映前の着席率が高く、2幕まで見た人は特に待ちわびていたのかなと思いました。
20代以上が主で、50代以上の人も見かけたのは意外です。女性は2割ほどかな?一人で観に来ている人が多く、友人どうしやグループも見かけるかなという感じでした。(暑かったので売店で飲み物を買ってた人もたくさん見かけました)
人気シリーズで次回がいよいよ最終幕なので、Disney+で第1幕(1〜3話)も見ておくと予習になっておすすめです!一度見た人でも、おさらいしておくと楽しさが増しますよ。(第3幕も映画館上映は4週間だけなので、鑑賞予定日に注意してくださいね!)
以下より重要なネタバレを含みます。
ネタバレありで解説!
アッシュの過去
サクヤの影武者として振る舞うサクラはヴォルターに正体がバレつつも、協力者になってくれたことで安心します。
その頃、ロゼはアッシュの過去を知るため、彼が育った養護施設へ。シスターから話を聞き、父を殺したと彼が言う経緯について知りました。アッシュは弟と養護施設で育ち、里親としてローランドに引き取られます。ローランドはアッシュを鍛え、身体の弱い弟は捨て置けと言いました。アッシュは弟のために必死で戦い、命じられた暗殺もこなしていった…彼は心を殺すように生きねばと追い込まれた結果、弟は暗殺を手伝おうとしたのです。
結果、任務に失敗し、「自身のせいだ」と言う弟をローランドは刺殺。アッシュはローランドに剣を向けますが投獄されます。そこに皇 重護(すめらぎ じゅうご)がおり、アッシュを気遣いました。
ショックから立ち直れないアッシュでしたが、重護と話をするうちに元の調子を取り戻します。しかし、重護の処刑が決まったことで事態は一転。看守は重護に恩があることから逃がそうとし、アッシュも一緒に動きますが…看守と重護は撃たれて殺されました。
サクヤは父・重護とアッシュの関係性を知って複雑な思いを抱いたでしょうね。そしてアッシュは目の前で弟を殺されたという経緯は悲しいです…アーノルドの容赦の無さから、彼の目的も気になりました。
アッシュは同じ養護施設で育った子と再会し、弟がその子を殺すことになるという展開も驚きました。
シザーマン
その後、アッシュは養護施設に戻って、サクヤと出会った際にギアスをかけられたのです。話を聞いたサクヤは戻ろうとしますが、シザーマンはギアスの痕跡を追って彼女を見つけ出しました。捕らわれたサクヤはギアスの実験をさせられそうになりますが…キャサリンとアーノルドが七煌星団を強襲する事態も起きていたのです。
戦いの最中、アッシュはアーノルドのギアスキャンセラーを受け、ロゼが弟に成りすましていたと知ります。アッシュはロゼことサクヤの元に向かい、シザーマンと対峙…ナイトメアでの戦いは勝利を収めました。サクヤはアッシュに謝罪しつつサクラを助けるため協力して欲しいと言います。しかし、アッシュは死んだ弟に成りすましていたことが許せず、その場を去ります。
七煌星団やアッシュはキャサリンとアーノルドと戦う!ナイトメアフレームどうしの戦いは目を見張りましたね。個性を活かした戦いと、アーノルドのリベンジ戦が特に見ものでした。シザーマン戦の高レベルな戦いも凄かったです。
アッシュはサクヤを許せないのも仕方ないですね…重護からサクヤを頼まれていたとはいえ、彼女がギアスを使ったのが先になって強いましたから…。ギアスを使わなかったらまた違ったのか、他の可能性を考えたくなる展開でした。
実験
シザーマンはギアスの実験を続けようとしますが、ナイトメアに乗ったアッシュがシザーマンを押さえつけました。ギアスをかけられそうになった彼は自害し、サクヤはアッシュと共に帰路へ。七煌星団から被害状況を聞き、改めて戦いへの決意をしました。
サクヤはロゼの姿で過ごす中、アッシュと気まずい雰囲気はそのまま…そうして数ヶ月が経過し、その間にアーノルドの指示でナラは超合衆国と和平交渉をしました。コーネリアやジノは交渉が難しいと考え、皇神楽耶(かぐや)に代表に戻ってもらえないかと話しに行きます。そうした中、正体不明の兵器が各国を襲います。クモのような見た目で自立して動き、人々を襲う…ロゼは行きつけのカフェの店員から助けて欲しいと言われて急行しました。
アーノルドは白のビショップのスタンリーと何かを開発していたようですが…最後に襲って来たマシンとの関連が気になりますね。スタンリーはシザーマンがギアスの実験をしようとしていると知り、匿名で七煌星団に情報を教えていたのも納得できそうです。
シザーマンはギアスの研究のために人を犠牲にすることをいとわない感じが印象的。最期はギアスにかかるくらいなら死を選ぶという生き様も合わせて凄かったです。
正体不明のマシンに各地が襲われた際に、ナナリーやスザク、その他の関連シリーズ作品のキャラクターが登場するのが見ものでした!
関連する映画ならこちらもオススメ!
今作のラストを踏まえて以下もおすすめです!
コードギアス 亡国のアキト 最終章
コードギアス 亡国のアキトシリーズ最終章は、ユーロ・ブリタニアと反乱軍との戦争が激化する中、主人公アキトやレイラたちが最終決戦に挑む姿を描きます。ブリタニア軍のエース、シン・ヒュウガ・シャイングの目的が明らかになり、彼との因縁に決着をつける…ギアスの力とその秘密も解き明かされますよ。
シリーズを通じて描かれてきたキャラクターの成長や運命、そしてギアスの力の影響がこの最終章で描かれるのが見どころ!アキトたち「ワイバーンズ」メンバーのラストと共に、今作に登場した際の感慨深さが身に染みます。日本を案内しているのかな…平穏なまま過ごせるかはわかりません!