2025年5月23日公開の映画『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』は、シリーズ第8作目にして、前作『デッドレコニング PART ONE』の続編です。イーサン・ハント(演:トム・クルーズ)は、AI「エンティティ」の脅威に立ち向かうため、チームと共に世界各地を奔走。沈没した潜水艦「セヴァストポリ」を探します。
ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング
- 未体験
- 5
- 感情移入
- 4
- 再鑑賞
- 3
- 予測不可
- 4
- サウンド
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イーサンが水中&空中で死と隣り合わせになるのにハラハラ!演じたトム・クルーズも凄い!
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』は人気?どんな人が観ている?
川崎の映画館で土曜日の夕方に観に行きました!先行上映とのことで、字幕を観ようかと思いましたが席がほとんど埋まっていましたね。時間をずらして吹き替えの回を観ることにしました。
吹き替えの方は席の埋まり具合は半分くらいで、ペアやグループで観に来てる人が多かったです。男女も半々くらいで!ほとんど大人の人でしたね。3時間という長めの上映地時間もあり、映画館の売店でポップコーンやドリンクを買ってきてる人も多数でした。
今作を見ると、過去作を見返したくなる映画ですよ!

以下より重要なネタバレを含みます。
『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』をネタバレありで解説!
イーサンとガブリエル
イーサン・ハントは、ガブリエルを出し抜き、十字型の鍵を手に入れた…鍵を政府に渡さなかったイーサンですがその間にAIの「エンティティ」が世界を脅かしていたのです。フェイク動画などによって人々は混乱し、エンティティは各国の核を発射する権限を奪い始めた…アメリカ大統領はイーサンに呼びかけ、彼は仲間のルーサーがエンティティ用の毒を作ったことで行動を始めます。
イーサンはガブリエルを見つけるため、ベンジーと共に刑務所に潜入。パリスを脱獄させてガブリエルが出席するパーティーに向かいます。そこでグレースと再会しますが、ガブリエルに見つかって捕らえられてしまったイーサン。なんとか機転を利かせて助かりましたが、ガブリエルはルーサーに爆弾を仕掛けて殺し、開発した物を奪いました。

ルーサーはエンティティを欺くための毒(プログラムですかね)を開発していましたが、体調が良くなさそうでしたね。ガブリエルが彼の元に来て爆弾を仕掛け、ルーサーは町の人を助けるために命懸けで爆弾と向き合った…衝撃的だったこのシーンはラストでも似た展開がありましたね。イーサンの悲痛な表情も心に残りました。
今作では割とイーサンが悲惨な目に遭うことが多かったですね。エンティティと会話するために装置を付けた際も辛そうに見えました。
座標
その後、イーサンは大統領の元に連れていかれ、交渉して潜水艦のセヴァストポリの行方を追います。政府の空母や潜水艦の協力を得て、深海に沈んだセヴァストリの元へ到着したイーサンは、艦内でソースコードを入手。しかし、脱出しようとして潜水用の装備を失い窮地に陥りました。
氷の張った海面まで浮上したイーサンを助けたのはグレースでした。ベンジーたちと行動していたグレースは高圧チャンバーを持ってイーサンの信号を追って来たのです。
イーサンたちはエンティティが指定した「ノアの箱舟」と呼ばれる場所に向かい、そこにガブリエルもいると考えました。彼との交渉を上手く進めましたが…邪魔が入ったことで銃撃戦が始まります。

ベンジーはグレースとパリスたちと北に向かい、ダンローに会いました。セヴァストポリが沈んだ場所をソナーで探知していたはずだと考えたからでしたね。ロシア兵もいたことでひと騒動ありましたが…セヴァストポリの座標をイーサンに送れて良かったです。
イーサンも特殊な潜水用のスーツを装備して潜っていくのもハラハラ!潜水艦内で何度「もうダメかも…!」と思ったか分かりませんでした。セヴァストポリで得たソースコードに、ガブリエルの持つ毒を仕込めばエンティティを欺けるという展開に注目です!
タイミング
ガブリエルはその場から飛行機に乗って逃走。イーサンは彼を追いました。撃たれて傷を負ったベンジーは、パリスに治療を頼み、グレースにはエンティティを封じるため指示を出します。ベンジーの指示通りにした2人は順調にことを運び、後はイーサンから信号を待つだけ…そんな中、イーサンはガブリエルの飛行機に乗り込み、火が上がる機体から脱出。対エンティティ用の毒を仕込み、信号を送りました。
グレースはエンティティを閉じ込めたデータを瞬時に取り外せたことで封じ込めることに成功。その後、イーサンは仲間と会い、エンティティを封じたデータを受け取りました。

アナログな飛行機で追い掛けたり、追われたりを繰り返すラスト!銃撃戦こそないものの、イーサンが落下してしまうのではないかとヒヤヒヤしました。必死に機体にしがみつくイーサンでしたが、ガブリエルに奪われた機器からも目を離さないのが印象的です。
一方、ベンジーの方も上手くいくのか不安!特にグレースの責任は重大で、タイミングを間違えればエンティティは封じられず、世界中で核が発射されてしまう…大統領たちの核に対する扱いをどうすべきかの話し合いも含めて、目が離せませんでした!
『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』に関連する作品ならこちらもオススメ!
『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』に関連する&水中のアクションが見どころな以下の2作品もおすすめ!
ミッション:インポッシブル
1996年公開の『ミッション:インポッシブル』は、同名テレビシリーズを原作とするスパイ・アクション映画。トム・クルーズ主演・製作によるシリーズ第1作目で、監督はブライアン・デ・パルマ。
IMFの任務中、仲間が次々に命を落とす中、生き残ったイーサンが、濡れ衣を着せられた状態で真相を追うサスペンスが展開されます。主要キャストには、ジョン・ボイト、エマニュエル・ベアール、ジャン・レノなどです。

サスペンス要素が強いスパイ映画としてもオススメなシリーズ第1作目!イーサンが仲間の裏切りに気づき、スパイを突き止めようとするストーリーは緊張感がありますよ。
有名なシーンとして、イーサンが宙吊りでCIAの金庫室に潜入するシーンや、高速列車の屋根でのアクションがありますね。金庫室を管理していたダンローがシリーズ最新作『ファイナル・レコニング』で再び登場するのにも驚きました。彼のその後を知って心温まりましたね。
MEG ザ・モンスターズ2
巨大サメ“メガロドン”を題材とした海洋モンスターアクションの続編。監督はベン・ウィートリー、主演は引き続きジェイソン・ステイサムが務めます。前作で発見された“マリアナ海溝のさらに奥”という未知の深海を舞台に、複数のメガロドンに加え、未知の生物や人間による陰謀が繰り広げられます。

リアルに描かれた深海の世界と、手に汗握るアクションシーンが見どころ!壊れかけた潜水艦や海底基地、そこに襲いかかる巨大生物たちとの戦いは、狭くて逃げ場のない空間ならではの恐怖がありますね。
水圧のプレッシャーや酸素切れの恐怖の中で描かれる人間ドラマも、映画『ファイナル・レコニング』を見た後だとさらに手に汗握ることでしょう。
ジェイソン・ステイサムの肉体を駆使したアクションにも注目ですよ。