2023年12月22日公開の映画。学校の調理実習をキッカケに、フォージャー家は伝統菓子を作るべくフリジス地方へ旅立つ物語。
ロイドが新たな任務やヨルの戦闘、そしてアーニャの活躍がありますよ。
映画の見どころやネタバレを含めた感想を紹介します。
どんな映画？おすすめポイントを紹介！
劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
- 未体験
- 3
- 感情移入
- 4
- 再鑑賞
- 3
- 予測不可
- 4
- サウンド
- 5
アーニャたちの家族関係は見ていて心温まる！家族らしく遊んだり、困難に立ち向かったり…応援したくなる展開が多い作品でした。入場者特典のインタビューなどもおもしろい！
評価は年間100作品以上を鑑賞する執筆者こでぃもの実体験をもとにしています。
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ストーリー
アーニャがステラを獲得できるように、遠出してメレメレ（ケーキ）を食べに行くというストーリーの始まり。そこからアーニャが大変なことをしでかすという展開がおもしろかった！
ヨルが浮気を疑うことになったり、ロイドがスパイらしい活躍をするのも見ものでした。
演出
映画ならではのアニメ以上に凝った演出が多かったと思いました！フリジス地方の落ち着いた旅行先という雰囲気から、おいしそうな料理まで…。
そして、スパイと殺し屋ならではのアクション・激しい戦いも必見です！
その作品ならではの切り口
アーニャが事件に巻き込まれていくというちょっぴりドジな展開は今作ならではの切り口でしたね。
また、ロイドとヨルが偽りに夫婦ながらも一歩仲を深めたり、アーニャを助けるために必死になったりするのが見どころです！
おすすめポイント
アニメを見ていなくても、序盤でフォージャー家の関係性や個性が分かるのが良いですね！もちろん、アニメを見てきた人なら「あのシーンを思い出すな」というシーンが多いですよ。
学校やロイドの仲間なども含め、登場人物が多め…なので混乱してしまうかもしれませんが、基本的にはアーニャ、ロイド、ヨルがわかれば大丈夫ですよ。今作を機にアニメを見たり、一度見た人でももう一回見てみてはいかがでしょうか？
以下より重要なネタバレを含みます。
ネタバレありで解説！
フリジス地方へ
スパイのロイドと殺し屋のヨルは素性を隠しながら互いに利があって夫婦を偽装しています。学校に通うアーニャと、犬のボンドも一緒に暮らしていましたがある日、アーニャが学校の課題でお菓子を作ることになります。
ロイドはアーニャにステラを得るという好成績を収めてもらうため、校長の好みに合うメレメレを作ろうと提案。フォージャー一家は電車に乗ってフリジス地方に遠出します。
電車でアーニャはボンドの予知を察して大変なことに…アーニャは人の心が読めて、ボンドは未来予知ができる超能力を持ち、ロイドたちには秘密にしていたのです。アーニャはボンドが予知を察して宝箱を見つけ、中にあった丸いチョコを誤って食べてしまいました。宝箱を見つけに来た男二人はアーニャを見つけて捕まえにかかります。そこにアーニャを探しに来たヨルは男二人を倒しつつ、目的地に到着。
「ガレキとキズナ亭」で食事をして、いよいよメレメレを食べることに…そこに軍の大佐がやって来て、一方的な態度でメレメレを奪おうとします。ロイドは断ろうとしますが失敗。もう一つメレメレを頼もうとして材料が無いと言われてしまいました。
メレメレを食べに向かったお店は、戦争時の瓦礫の山から周囲に助けられて作られたとのことでした。良い店主たちや美味しそうな料理の数々に温かい気持ちになれましたね。
まさか軍の大佐がメレメレを食べに来て、ロイドと対決するとは…しかも、メレメレ3種を食べて入っている砂糖を当てるというおしゃれな戦い！ロイドは種類を当てられましたが、美食家の大佐はグラム数まで当てるとは…名勝負だったと思います！
材料集め
ロイドたちは町で材料を集めることにし、途中でヨルが酔い潰れてしまいながらも夜にはホテルに戻ります。材料が一つだけ見つからず、ロイドは隣町に行こうとしましたが…新たな事件が舞い込みました。
大佐がマイクロチップを得て東西の戦争をもたらそうとしていると知ったロイド。しかし、アーニャが材料を探しに行って軍に誘拐されたたため捜索を始めます。ロイドはロイドは飛行機を飛ばして軍の敵地へ向かい、ヨルもこっそり付いて行って戦いを繰り広げました。
ヨルが来ているとは知らずロイドはアーニャを探し、食べてしまったチョコにマイクロチップが入っていたと知りました。大佐の元に捕まっているわかり向かいますか、ロイドの変装を見破った大佐は攻撃を仕掛けます。
遊園地ではヨルがロイドの浮気を疑って酔い潰れてしまうとは…話の行き違い模様は笑ってしまいますね。観覧車のシーンも良い感じだったのに、まさかの展開を迎えたのが印象的です。
ロイドが飛行機を飛ばし、敵の銃撃や誘導弾をかわしていくシーンが見もの！飛行機アクションが凄いなと思っていたら、次はヨルが「F」と呼ばれる兵器のような人と戦うので目が離せませんでした。ヨルが口紅を使って敵を燃やし尽くすという戦いの終わりもカッコよかったです。
報告
大佐は毒ガスを使いましたが、アーニャが偶然、窓を開放させるスイッチを押したことでロイドは助かります。大佐を倒し、飛行船が炎上して落下していくのに対応するロイドたち…なんとか水面に不時着し、旅行を終えました。
ロイドは一連の事件を諜報組織の管理官に報告すると、引き続き偽装家族の任務（オペレーション梟）に当たるようとのこと。他の者が同任務を担うという話もありましたが、ロイドはアーニャとヨルの元に戻って家族らしい時間を過ごすのでした。
後日、アーニャは調理実習でメレメレを作ろうと意気込みますが、調理場の事故により延期に…今度は教頭が審査員を務めるとのことで、ロイドは「南国に行こう」と話して物語は終わります。
ロイドが大佐に変装して一対一で戦って倒すのがカッコ良かったラスト！船内が燃えていたことで、軍に逃げるよう伝えたまでは良かったのですが…街に墜落しかけた大型の飛行機の針路を変えようと努めるのはハラハラしましたね。
また、ロイドがアーニャを助けた際に、材料を手に入れてたと知って驚いていましたが…彼女の健気さ、頑張りが伝わった瞬間が良かったです。
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