そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では『AfterShokz AEROPEXを実機レビュー』をご紹介していきます。
実際にAfterShokz AEROPEXを使ってみてどんな感じなのか、骨伝導イヤホンとしてどんなイヤホンなのか、使い心地やオススメの人を解説していきます。
このAfterShokzの骨伝導イヤホンは運動時にピッタリの新しい価値観を得られたイヤホンです。
逆にどんな人にはオススメでないのかもわかったので解説していきます。
AfterShokz AEROPEXをレビュー
AfterShokz AEROPEXを実際に使ってみた感想は、運動をするときに利用するのがメインで、運動時の音楽体験を楽しみつつも外部と完全に遮断されないため一定の安心感や使いやすさを感じれるイヤホンです。
音楽と環境音が融合したこれまでのイヤホンでは感じられない新しい価値あるイヤホンで、運動時にはこれが手放せなくなりました。
しかし、一部このAfterShokz AEROPEXは合わない人もいます。そこのところも一緒に解説していきます。
内容物とスペック
AfterShokz AEROPEXが家に届きました。
内容物やスペックを確認していきましょう。
内容物はこんな感じ
- AfterShokz AEROPEX本体
- 充電ケーブル2つ
- 耳栓
- ケース
- 説明書
充電ケーブルはAfterShokz AEROPEX独自のものになっており、2つ入っているため安心して使えます。
また、耳を塞がないタイプの骨伝導イヤホンなので、音楽を聴きながら周辺の音も聴ける一石二鳥のイヤホンです。外部の音を聞きたくない場合は付属の耳栓が使えます。
AfterShokz AEROPEX本体
AfterShokz AEROPEXは、骨伝導イヤホンといって骨を振動させて音を伝えるイヤホンです。
付け方は以下のような感じです。
耳の上側に引っ掛けて使います。
このAfterShokz AEROPEXは骨伝導イヤホンですが、実際に使ってみると振動の強さが抑えられているのがわかり、骨が振動する違和感や付けている痛みや違和感がありません。
また、イヤホンを取って、静かな場所でこの振動して音を伝えるところを耳に近づけてみると若干ですが音が流れているのがわかります。音漏れするほどではありませんが、若干だけスピーカーのような感じで音が出ています。
それも相まって、骨伝導イヤホンを装着する違和感や痛みなどがまったくないにもかかわらず、音がしっかりと綺麗に聴こえる骨伝導イヤホンになっていました。
音楽の操作や電話の対応もAfterShokz AEROPEXひとつでできます。
音楽のコントロールや電話に出るなどの操作は、左耳側にあるボタンを押して操作します。
画像でいうと右側、イヤホンの左耳の先端に見えているボタンでです。
音量の調節やBluetooth設定、電源などは右耳の上側にあり、AfterShokz AEROPEXの裏側にあるボタンを押して操作します。
AfterShokz AEROPEXの充電は、付属する専用のケーブルで行います。
マグネットになっているので、簡単に着脱でき、カチッとしっかりはまるのも良かったです。
付属するケースで持ち運びも便利です。
シリコン製のケースはさわり心地がサラサラしています。
マグネットで閉めるのですが、思いのほかしっかりとくっつくマグネットで、AfterShokz AEROPEXが外に出ず安心して持ち運べます。
AfterShokz AEROPEXのカラーは4色から選べます。
防水防塵に対応しており、 規格はIP67です。
IP67の規格は、粉塵が内部に侵入することはなく、水中で利用しても問題ないとなっています。
そのため、水泳やサーフィンなど水中での利用にも適しており、汗や雨も心配することなく利用できるのが特徴的です。
重量は26グラムです。
26グラムという数値でいうと、だいたいイチゴ1つぶくらいの重さです。
実際に装着して使ってみましたが、装着している感じはありますが、重さはほとんど感じません。
耳の痛み、肩のこり、頭の重さはまったくなく、例えるなら大工さんがやるような耳の上に鉛筆を載せているような感覚で軽く、重みはまったく感じないです。
この重量だと運動時や長時間の利用でも負担なく、違和感なく使い続けることができます。
また、軽いにもかかわらず、フィット感があるため、外れる心配もありません。
充電は1回の充電で最大8時間連続で使えます。
音質
AfterShokz AEROPEXの音質は、中音から高音にかけてとてもクリアできれいに聞こえます。
普通のイヤホンとは違うため最初は骨伝導でしっかりと音が聴こえるか心配でした。骨伝導イヤホンの中でも特に安いものは音が聴こえずらかったり、音質が悪くて音楽を聴きたくないようなものもあります。
AfterShokz AEROPEXは、音楽の歌詞がちゃんと聴き取れ、音の強弱やバランスがとてもきれいに取れていると感じます。通話もしっかりと聞き取れるイヤホンでした。
一つ弱点なのが重低音です。やはり従来のイヤホンとは違って骨伝導のイヤホンを普通につけているだけでは重低音を楽しむ音楽の聴き方が難しいです。
耳栓をすると普通にイヤホンをしているように音楽が聴け、この場合だと重低音や低音が骨伝導のときに比べてしっかりと伝わってきます。しかし、耳栓をすると音質が悪くなる感じがあるためやはり重低音には大きな期待はできません。
とはいっても、AfterShokz AEROPEXは、骨伝導イヤホンという外部の音も音楽も一緒に楽しめるイヤホンで、中音から高音にかけてとてもきれいな音が出るので、一台でどちらの音も聴ける一石二鳥なイヤホンとなっています。
実際に使ってみてどうだったか
AfterShokz AEROPEXの最大の特徴は、「音楽を聴きながら外部の音も聴く」という使い方ができることです。
AfterShokz AEROPEXは、骨伝導で音を伝えるイヤホンで、耳を塞がずに音楽が聴けたり、通話ができます。
実際に筆者が使ってみたのは、運動をする時、ワンコの散歩をすると時、テレワークの時です。
運動時は、音楽を聴きたいのでイヤホンをします。しかし、車やバイクに気がつかず危ない瞬間があったり、クラクションを鳴らされても気が付かないこともありました。AfterShokz AEROPEXならこういったことがないので、車やバイクなど外部の音が聞こえるので安全面でとても良いです。
また、何気なく聴こえてくる自然の音と音楽がいい感じにマッチしていつも以上にはかどりました。はかどるかどうかは個人差があると思いますが、音楽だけを聴くよりも音楽と自然音のどちらも聞こえる環境の方が集中できるので気に入っています。
勉強をするときも一緒で、イヤホンで音楽を聴くとダイレクトに音が入ってきて、それしか聴こえないため音楽に集中して勉強がはかどらず、カフェのように外部音と一緒に音楽がほのかに聴こえる程度のほうが集中できたりします。
そんな感覚で、運動するときも安全面だけでなく、音楽と外部環境音が聴こえるというのはとても集中できる環境だとAfterShokz AEROPEXを使って気がつきました。
ワンコの散歩をするときもAfterShokz AEROPEXが重宝しています。ご近所さんとちょっとした会話をするときもあるので、外部の音が聴こえたほうがいいです。かといってただ散歩をしているのも飽きるときがあるのでAfterShokz AEROPEXをして音楽を聴けば一石二鳥です。これがけっこう便利でした。
テレワークでも使ってみましたが、これが画期的に便利で、イヤホンやヘッドホンだとなかなか外部の音に気が付かず、例えば、誰かから話しかけられてても自分は気が付かず電話先の人には聞こえていて恥ずかしい思いをした、マナーモードにするのを忘れていて着信音に気が付かず電話相手に聞かれる、インターホンに気が付かないなど自宅だとけっこうイレギュラーなことが起こります。
そこでAfterShokz AEROPEXを使うことで、テレワークでの電話はちゃんとしつつも、外部の音が聴こえるため即座に対応できるメリットがあります。とても重宝しており、テレワークはAfterShokz AEROPEXでこれからもやっていくつもりです。
オススメの人
- 外で音楽を聴く人(運動、散歩、通勤通学)
- テレワーク
実際に筆者が使ってみてこの使い方はとても良かったので、特にオススメです。
一点気をつけたいのは、電車など外部の音が騒音レベルにうるさいと骨伝導で聴いてる音がかき消されてしまいます。電車に乗りながら使ってみましたが音量をマックスにしても電車の音でかき消され、かろうじて何の曲が流れているか分かる程度です。
かといって耳栓をすると通常よりも音質がいまいちになるので、電車や飛行機など騒音が常にうるさいところでの使用は向いていないかなと思います。耳栓をするのも恥ずかしいですし。。
しかし、運動やテレワークではピカイチな便利さと音楽体験を楽しめます。
ただ外の音が聞こえるという認識ではなく、音楽を聴きながら、外部の音が聴こえて、運動ができるといういわば一石三鳥くらいのイヤホンです。
音質、防水防塵性能、耐久性、操作性もちゃんとしているため、骨伝導イヤホンの中で特にオススメのイヤホンでした。
オススメではない人
- 音楽だけに没頭して、音楽鑑賞を楽しみたい人
AfterShokz AEROPEXは、骨伝導というイヤホンのタイプのため音楽を聴きながら外部の音も聞こえるという使い方ができる『ながら聴き』に特化しているイヤホンです。
運動、テレワーク、勉強、仕事、移動中などにはとても適しており、本来ある目的を損なうことなく「音楽を聴く」という行為ちょうどいい具合にプラスできます。
しかし、「ながら聴き」という音楽の聴き方に対して反対の使い方になるのが、『音楽だけを聴いて、浸って、没頭する』という音楽鑑賞をするときです。
音楽だけが聴こえて没頭できるノイズキャンセリング、深みがあってズシズシ重く地響きのような重低音というのは骨伝導というイヤホンではまだなかなか難しい使い方になります。
なので、音楽だけに没頭して、音楽鑑賞を楽しみたいという人には、AfterShokz AEROPEXをオススメするのはまだかなと実際に使ってみて感じました。