
今回は、Xiaomi Redmi buds 3を実際に購入して使ってみたのでレビューしていきます!
5,000円台で購入できる低価格Bluetoothイヤホンで、AirPodsのようなイヤーピースがないのが特徴的です。
一緒に、Xiaomi Redmi buds 3を見ていきましょう!
Xiaomi Redmi buds 3
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好きなところ
- 5,000円でAirPodsの廉価版を手に入れたかのようなとことん似てるデザインを採用したその精神
- かといって使い物にならないわけではなく、さすがXiaomiといえるコスパ重視イヤホン
イマイチなところ
- 軽いのはいいが、存在感を感じる大きさがある
- イヤホンの柄の部分が太くて長くて邪魔
結論
AirPodsを意識していると言わざるを得ないほどよく似ているXiaomi Redmi buds 3ですが、値段は約1/3。
5,000円台で購入できるコスパ重視のインナーイヤー型イヤホンのため低音は弱いが、音のバランスはとても良い。そして、音だけではなく、全体的にバランスのよいできになっていてさすがXiaomiのイヤホンと評価する。
コスパ重視でインナーイヤー型イヤホンを探しているなら、Xiaomi Redmi buds 3は満足度の高い買い物となるでしょう。
イヤーピースがあるカナル型のイヤホンを探している方は、Xiaomiのこちらがオススメ!
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Xiaomi Redmi buds 3を見ていく
Xiaomi Redmi buds 3が届きました。
今回は、2021年12月に発売されたXiaomiのインナーイヤー型のBluetoothイヤホン「Xiaomi Redmi buds 3」をご紹介していきます。
付属品
付属しているのは、イヤホン本体、充電ケース、USB Type-Cケーブル、説明書の4点。
Xiaomi Redmi buds 3は、イヤーピースがないタイプのイヤホンのためイヤーピースは付属していません。
充電ケーブル
充電ケーブルはUSB Type-Cです。
ケーブルは、充電ケースを充電するもので、その充電ケースにイヤホンをしまうことでイヤホンの充電ができます。
ワイヤレス充電には対応していないためケーブルは必須。
充電ケース
Xiaomi Redmi buds 3のカラーはホワイトのみで、こちらが充電ケースです。
光沢感のあるピカピカしたつるつるの素材感になっており、AppleのAirPodsをとても意識して作られていることが伝わってきます。
左Xiaomi Redmi buds 3、右AirPods
形こそ違いますが、素材感や見た目はAirPodsシリーズとほぼ同じです。

ってなってもおかしくないほど、充電ケースのボディは似ています。
充電ケースの充電ポート
USB Type-Cの充電ポートは、ケースの下部にあります。
(この感じもAirPodsと似てますね)
充電ケースとイヤホン
充電ケースに対して縦に突き刺すようにイヤホンを収納する構造になっています。
充電ケースとイヤホン本体
イヤホン本体も充電ケースと同じ素材感で、ホワイトのツルツル、ピカピカしたボディです。
Xiaomi Redmi buds 3本体
これがXiaomi Redmi buds 3のイヤホン本体です。
充電ケースといい、イヤホンといいAirPodsをガンガン意識していることがとても伝わってきます。
左Xiaomi Redmi buds 3、右AirPods
若干大きくなった?くらいの感じで、怖いくらい似ています。。。

装着感を比べてみましたが、Xiaomi Redmi buds 3はやや大きさを感じます。細い柄の部分がやや太くて長いのが邪魔でした。
比べてみて初めてAirPodsの装着感がいかに良いかを感じ、なぜここまで人気になったのか、その理由はこうした細かいところにあるのと改めて感じました。
インナーイヤー型のイヤホン
Xiaomi Redmi buds 3は、イヤーピースがない、耳穴の縁に引っ掛けて装着をするインナーイヤー型のイヤホンです。
インナーイヤー型のイヤホンは、耳との密着感がないため、音の空間を感じやすく立体的な音が特徴的なタイプ。
一方で、遮音性がないので周辺の音を拾いやすく、音漏れがしやすく、低音に弱いというデメリットがあります。
黒い丸の下部にある丸く凹んだ部分をタッチして操作
Xiaomi Redmi buds 3は、タッチ式の操作になっています。
- 2回タップ:次の曲、通話に出る
- 3回タップ:前の曲、通話終了・拒否
- 長押し:一時停止、再生
音量の調整ができません。

実際に使ってみて、操作の感度はいい感じでした。
しかし、手が湿っていたり、髪の毛が間に入ったりすると誤操作を起こすことがあったので、実際に生活の中で使っていくにはやや使いづらさがありました。
また長押しで音楽の再生・停止というすぐに操作できない感じも微妙です。
とても軽いイヤホン
片耳のイヤホンの重量は4.5g。

Xiaomi Redmi buds 3の片耳の重量(4.5g)
AirPods 2の片耳の重量(4.0g)
AirPods 3の片耳の重量(4.5g)
左Xiaomi Redmi buds 3、右AirPods
Xiaomi Redmi buds 3は、AirPods 2と比べて若干サイズ感が大きくなっているだけで、ボディはとても似ています。

片や5,500円、片や16,800円のイヤホンのためそもそも比較するのが違っていますが、ボディがとても似ているため装着感は比較してもいいでしょう。
装着感はAirPodsのほうが断然いい感じです。Xiaomi Redmi buds 3は耳と接する部分が若干大きくなっているため耳の縁に乗っかっている感が強いです。
一方、AirPodsは若干小さめなので耳との接触が自然で、0.5gの重量の差を感じ取れるくらい装着性はよいです。
実際に使ってみて
メリット
Xiaomi Redmi buds 3は、5,490円で購入できる点が大きなポイントです。
片耳4.5gの軽さで、長時間使用していても疲れませんでした。
また、この価格で購入できるインナーイヤー型イヤホンにしてはとてもバランスが良いです。
軽くて自然な付け心地、防水性能、装着検出での自動再生・停止、20時間のバッテリー、これらをこの価格で実現したのはさすがXiaomiだなと。
デメリット
インナーイヤー型のイヤホンだからこそのデメリットは目立ちますが、Xiaomi Redmi buds 3としてのデメリットは、5千円台のイヤホンと考えると大きくはありません。
- 運動やトレーニングをすると耳から飛んでいきそう
- 低音が弱い
- 音漏れがやや気になる
上記3点は、Xiaomi Redmi buds 3でも、AirPodsでも挙げられるインナーイヤー型イヤホンのデメリットと言えます。
そのため完全に除去することはできませんし、やはり値段の違いからAirPodsのほうがこのデメリットは薄まっている印象です。
しかし、Xiaomi Redmi buds 3が5,490円で購入できると考えると、とてもよくできたイヤホンだなと関心させられます。
比較
AirPods
比較するにはやや値段が違いますが、インナーイヤー型イヤホンといったらやはりAirPodsでしょう。
AirPods
Xiaomi Redmi buds 3は、AppleのAirPods(第二世代)とほぼ同じ形で、充電ケースやイヤホンの質感まで酷似しています。
17,000円で購入できるAirPods 2と比べてしまうと、やはり音質の面で劣っているのは感じてしまいます。AirPods 2は、インナーイヤー型のイヤホンであるにもかかわらず、低音がほどよく出て、音はとてもクリアで聴きやすいです。
約3分の1で購入できることを考えると、音質の面で比較するのはよくないですが、この価格の差を考えるXiaomi Redmi buds 3はよくできていると感じます。
AirPodsより低音が弱くなったり、音の解像度が低くなりますが、特段音にこだわりはなく、安いインナーイヤー型のイヤホンを探している方はXiaomi Redmi buds 3がコスパよくておすすめです。
一方で、音はそれなりに良い方がいい人は、約3倍の価格ですがAirPods 2を購入したほうが満足度は高いです。
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スペック
端末名 | ![]() Xiaomi Redmi buds 3 |
価格 | 5,490円 |
発売日 | 2021年12月 |
形状 | インナーイヤー型 |
タイプ | 左右完全独立 |
サイズ感 | 中 |
充電ケース | あり |
バッテリー(イヤホン単体) | 5時間 |
バッテリー(充電ケース併用) | 20時間 |
充電時間 | 10分で1.5時間 |
充電端子 | USB Type-C |
重量(充電ケース&イヤホン) | 41.5g |
重量(片耳イヤホン) | 4.5g |
ノイキャン | なし |
外音取込 | なし |
操作 | タッチ式 |
操作内容 |
|
音量調整 | なし |
防水防塵 | IP54 |
装着検出・自動再生 | あり |
Bluetooth | 5.2 |
コーデック |
|
管理・操作アプリ | なし |
音質
低音は楽しめないと思ったほうがいいですが、音のバランスはとても良く、聴きやすい音を表現しています。
しかし、音の解像度は高いとは言えず、周辺の音が聞こえなくなるくらい音量を上げると聴き心地の悪い割れているような、尖ったような音になります。
インナーイヤー型のイヤホンのため音楽だけに集中するのではなく、周辺の雑音や生活音と一緒に音楽を楽しむのがメインの使い方になるでしょう。
そうした使い方であれば、5000円のイヤホンにしては音質面の満足度は高いといえます。
ノイキャン・外音取り込み
なし
Bluetooth接続
一度ペアリングすれば次からは充電ケースから取り出せば自動接続され、ケースにしまえば自動解除なので使い勝手はGood。
iPhone、Android、Mac、Windows、iPadでBluetooth接続をしましたが、とくに問題なく接続できました。
充電ケースから片耳を取り出せば片耳が接続され使えますが、両耳から片耳にしたいとき、片耳を外すと一度音楽が停止するので再度再生する必要があってやや面倒ではあります。
防水防音
IP54の防水、防塵性能。
防塵は、6段階中5のレベルで、ホコリや塵などはとくに気にせず使えます(日頃の手入れはどのイヤホンも必要だが)。
防水は、8段階中4のレベルで、雨や汗程度であれば気にすることなく使えるが、運動時の使用は耳から吹っ飛ぶ恐れがあるのでおすすめはしません。
バッテリー
イヤホン本体をフル充電すると5時間の連続再生が可能です。
充電ケースと併用すれば20時間使えるので、1日ガッツリ使っても充電は安心できました。
ですが、充電ケースの充電は忘れないようにしないと使えなくなってしまうので注意です。
操作性
タッチ式の操作は、どうしても誤操作や操作ミスになってしまうので筆者は好きではありません。
Xiaomi Redmi buds 3は1回タップの操作がないため、操作性ではやや不便がありますが、不意な誤操作や誤認識が少なくなったのでいい感じでもありました。
- 2回タップで次の曲へ進む、通話応答
- 3回タップで前の曲へ戻る、通話終了・拒否
- 長押しで再生・停止
装着性
片耳4.5gの軽量ボディのため、疲れを感じづらく、長時間の使用はとても良かったです。
しかし、耳の穴に引っ掛けて使うタイプで、耳穴に押し込んで使うイヤホンではないため、フィット感や安定感はなく、軽く走るくらいでもイヤホンが取れそうで心配になります。
髪を耳にかけようとしたときに誤って服の裾がイヤホンに引っかかって取れたり、軽く走ったくらいで耳から吹っ飛んだりしそうです。そのくらいフィット感はありません(経験がある人はよく分かるかと思いますが、駅のホームにイヤホンが吹っ飛ぶと本当にショックです...)。
そのため、デスクワークや勉強、通勤通学など比較的穏やかに移動できる方にいいでしょう。
オススメの人とは?
Xiaomi Redmi buds 3は、5,000円の低価格で手に入るXiaomiのインナーイヤー型イヤホンです。
シャオミは、低価格ながら高スペックなスマホが人気で、世界の5本の指に入るほどのスマホシェアを誇っている人気メーカー。
そんなXiaomiから出ている低価格Bluetoothイヤホンは、スマホのように価格以上の満足感を楽しめるのが特徴的でした。
安いイヤホンだと音がちぐはぐだったり、低音がやけに悪目立ちしていたりして聞くに耐えないものもあったりしますが、このイヤホンは音のバランス感がとてもきれいです。変に低音を出すくらいならこっそり細く出して視聴体験を重視している印象があります。
またとても軽いので長時間の使用に適しており、デスクワークや勉強におすすめできるイヤホンです。イヤーピースがないタイプのイヤホンのため周辺の雑音が程よく聞こえるのも音楽だけでなく、作業に集中できてオススメです。
もちろん5,000円の安さなので完璧ではありません。低音は弱めで、音の解像度は低いため各音がややぼやっとするような印象があるのでそこは理解しておきましょう。



そんな方にXiaomi Redmi buds 3をおすすめします。
イヤーピースがあるカナル型のイヤホンを探している方は、Xiaomiのこちらがオススメ!
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シャオミ『Redmi Buds 3 Pro』レビュー!初ノイキャンにおすすめのエントリーモデル!
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