2018年11月30日公開の映画『くるみ割り人形と秘密の王国』。
主演:マッケンジー・フォイ 監督:ラッセ・ハルストレムとジョー・ジョンストン
ドイツの作家であるE.T.A.ホフマンの童話『くるみ割り人形とねずみの王様』を実写化した、冒険ファンタジー映画。
チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」でも有名です。
「トワイライト・サーガ」や「インターステラー」の子役で、美しく成長したマッケンジー・フォイが主役を務め、モーガン・フリーマンや、キーラ・ナイトレイといった大御所俳優がキャスティングされました。
この記事では、映画『くるみ割り人形と秘密の王国』で流れる2曲をご紹介します。
『くるみ割り人形と秘密の王国』を聴く
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『くるみ割り人形と秘密の王国』で流れる曲とは?
スタッフクレジット
Tchaikovsky - Dance of the Sugar Plum Fairy from The Nutcracker
スタッフクレジットで流れた曲は、チャイコフスキーの『Dance of the Sugar Plum Fairy from The Nutcracker/金平糖の精の踊り(くるみ割り人形)』です。
ドイツの童話を原作としたバレエで、ロシアの作曲家であるチャイコフスキーが組曲を作曲しました。
ここでは、世界的バレエダンサーのミスティ・コープランドとセルゲイ・ポルーニンが「くるみ割り人形/第三曲/金平糖の精の踊り」を踊っています。
映画の世界観そのままで、軽やかな本物のバレエを堪能出来ちゃいます。作品の余韻に浸れて最高ですね!
でも、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」というと、第二曲のほうが馴染みのある人が多いのではないでしょうか?↓
Tchaikovsky - The Nutcracker - Marche
バレエ組曲なので、映画を観たあとに全編通して聴くとまた面白いですよ♪
エンドロール
Andrea Bocelli, Matteo Bocelli - Fall On Me
エンドロールで流れた曲は、Andrea Bocelli, Matteo Bocelliの『Fall On Me』です。
アンドレア・ボチェッリは、盲目の世界最高峰のテノール歌手。
サラ・ブライトマンとのデュエット曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が世界的に大ヒットを記録しました。
エンドソングの「Fall On Me」は息子マッテオ・ボチェッリとのデュエットで、今作のクララと亡き母の愛を描いたストーリーにピッタリ。
親子の美しいハーモニーと、壮大なメロディ、愛の溢れる歌詞、しっかりとした絆が感じられるMVには、涙が出ました…!!
👉 『アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール』で流れる15曲をシーン別にご紹介!
筆者の感想
満を持してディズニーが贈る「くるみ割り人形」の実写版。
さすがはファンタジーの代名詞ディズニー、作り込まれた世界観とセット、衣装などは圧巻です。
主役のマッケンジー・フォイのキュートさに癒されるし、キーラ・ナイトレイの奇抜な演技もお見事!
「アリス・イン・ワンダーランド」のような不思議さ、良い意味での不気味さが、クセになる映像満載でした。
ストーリーは原作やバレエをかなり脚色しているようで、クラシック好きの人には「ん?」と思うところがあったよう。(友人談)
でも、クララが母亡き後に塞ぎ込みがちだったものの、4つの王国の中で勇敢な少女へと成長していく…というわかりやすい展開に、筆者は娘がいるため感動しました。(もうちょっと深く掘り下げて欲しいシーンは多々ありましたが…)
また、エンドソングの「Fall On Me」も心に染み渡る名曲で、作品の余韻にじっくりと浸ることが出来ました。
今作あまりヒットはしなかったようですが、クリスマス近辺に子どもと観るとなお楽しめると思います♪
サウンドトラック
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