そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、『クロスフェードとは?』と『クロスフェードが使える音楽アプリ』をご紹介していきます。
クロスフェードを理解し、いつも音楽を聴く時にクロスフェードで曲を聴くことができれば、より心地よい音楽体験ができるようになります。
また、作業をする時に作業用BGMとして音楽を聴いたりする人にもオススメの機能なので、ぜひ使える音楽アプリで音楽を聴いてほしいところです。
クロスフェードとは?
クロスフェードとは、現在流れている曲の終わりの部分を少しずつ音量を下げていき、それと同時に次に流れる曲の音量を徐々に上げながら重ねて再生し、曲と曲の合間を感じさせないなめらかに次の曲を再生していくことです。
EDMやDJが好きな方は馴染み深いかと思いますが、要するに曲と曲をいい感じにつなげて、曲は切り替わってもいい感じにずっと曲がながれているように感じれる再生のことです。
DJがミックスをする際に用いる技法のことでもあります。
どんな効果があるの?
クロスフェードは、次の曲が流れる時、曲と曲の合間にある1秒もない無音の時間をいい感じに曲と曲をつなげることでその無音をなくして音楽を再生し続けてくれます。
なので、なにか別のことに集中していたり、他に意識が向いている状態で音楽を聴いていると『曲が切り替わったな』『次の曲はこれか』と感じにくいです。
作業をしながら音楽を作業用BGMとして聴くときは、音楽よりも作業に集中したいかと思います。そのための音楽ですよね。
そんな時は、曲と曲の切り替わりが感じないのでずっと音楽が流れ続けているような感覚になるので、いちいち音楽の切れ目や終わり、始まりに意識が向くことがなくなります。
作業用BGMや勉強BGMとして音楽を聴くときにはとても効果的な役目をするのがクロスフェードです。
また、雰囲気作りとしてのBGMや音楽でもクロスフェードはとても効果的です。
例えば、DJなんかが特にそうですが、DJがライブやDJプレイをする時は、曲と曲をつなげて観客を覚めさせないように音楽でどんどん盛り上げていきます。
一曲終わるたびに切れ目があって、無音になり、また頭から音楽が流れるといったことをしていると盛り上がった気分が冷めるのでDJはうまく音楽をつなげていきます。
それと一緒で、その場の雰囲気や場、空間を演出するために流している音楽であるなら、クロスフェードを利用することで毎回訪れる無音に違和感を感じず、気分を覚めさせることなくその場にいれます。
カフェ、レストラン、クリニック、美容院など商業的な空間にも当てはまりますし、友達といる時のBGMやちょっとしたパーティーといったときもクロスフェードで音楽をかけると効果的です。
クロスフェードの効果とは?
- 曲の切れ目にいちいち反応せず、より集中したBGMが聴ける
- その場の雰囲気や空間にBGMで違和感を与えない
クロスフェードで音楽を流すには?
クロスフェードで音楽を流すには、2つタイプによって変わってきます。
- 個人的に音楽を聴く場合
- 商業的な場で音楽を流す場合
『個人的に音楽を聴く場合』は、ただ自分の好きな音楽を聴き、時にはスピーカーで雰囲気作りに音楽をかけてみたりするときです。
『商業的な場で音楽を流す場合』は、カフェやレストラン、居酒屋、美容院、病院、クリニック、ジムなどなど商用的な場、ビジネスの場で音楽を流すときです。
それぞれどうやってクロスフェードを使って音楽を聴くのか解説していきます。
個人的に音楽を聴く場合
個人的に音楽を聴く時にクロスフェードを利用したいなら、音楽配信サービスを利用するのがオススメです。音楽サブスクとか言われる音楽アプリですね。
日本で利用できる音楽アプリは数多くありますが、クロスフェードが利用できるのは以下の3つです。
- Apple Music
- Spotify
- AWA
Apple Musicでクロスフェードを使う
Apple Music
Apple Musicは、クロスフェードを設定して音楽を聴けます。
iPhoneやiPadなどの場合は、設定アプリから「ミュージック」の設定を開いてクロスフェードをオンにします。
AndroidのApple Musicアプリを起動したら、画面右上から設定画面を開きます。
クロスフェードをONにして、クロスフェードの効果をかける秒数を設定すればOKです!
Mac版の場合は、『ミュージック』のアプリを開いて、環境設定の『再生』の項目からクロスフェードが設定できます。
曲と曲が重なる秒数を0秒〜12秒の間で設定できます。
Apple Musicのクロスフェード(Mac版)
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Spotifyでクロスフェードを使う
Spotify
Spotifyは、無料プランでも有料プランでもクロスフェードが使え、スマホでもパソコンでもクロスフェードを設定して音楽が聴けます。
Spotifyの設定からクロスフェードをONにして、重なり合う曲の秒数を0秒から12秒の間で設定できます。
Spotifyのクロスフェード(パソコン版)
Spotifyのクロスフェード(スマホ版)
Spotifyのスマホ版の場合、ただのクロスフェードだけでなく、Automixを設定することで曲と曲が重なっている所をより良い感じに綺麗につなげてくれるようになります。
どうしてもクロスフェードを使うと曲と曲がクロスフェードしている重なり部分がごちゃっとすることがありますが、Spotifyは自動でいい感じにミックスしてくれるのでとってもオススメです!
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AWAでクロスフェードを使う
AWA
Spotifyと同様に、スマホとパソコンでクロスフェードを使って音楽を聴ける音楽アプリで、無料のAWAでも利用できます。
AWAの設定からクロスフェードをONにし、曲と曲の重なる部分の秒数を0秒から12秒の間で設定できます。
AWAのクロスフェード(PC)
AWAのクロスフェード(スマホ)
AWAは、Spotifyと同じように無料でも有料でもクロスフェードが利用できます。
また、AWAの特徴として細かくイコライザを設定できるので、音質を自分好みにできるのでイコライザをいじって音質を調整する方にはとてもオススメの音楽アプリです。
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商業的な場で音楽を流す場合
商業的な場で音楽を流す場合は、Apple MusicやSpotify、AWAなどの音楽サブスクを利用することは利用規約で禁止されています。
以下の記事では、弁護士に監修をいただいて作成しているので、音楽をBGMとして流したい人は必ずチェックしてください!
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って疑問になるかと思いますが、カフェやレストラン、ジム、職場、アパレル、クリニックなど商業的な場で音楽をBGMとしてながすには 『BGMサービス』を利用するのがオススメです。
Apple MusicやSpotifyなどを使うような感覚で、月額プランに加入し、後はiPhone、Android、iPadなどをBluetoothや有線でスピーカーと接続して音楽を流すだけです。
商用利用になるため、音楽は著作権の問題も出てきますが、BGMサービスは著作権を気にせず音楽を流せるのが売りでもあります。
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