2019年8月9日にアメリカで公開された映画『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』
主人の波乱万丈な人生に寄り添った、人間に生まれ変わる計画を立てた犬「エンツォ」の物語。
- 主演(エンツォの声):ケビン・コスナー『ボディガード』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
- 監督:サイモン・カーティス『マリリン 7日間の恋』
- 原作:ガース・スタイン『エンゾ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』(2008)
この記事では、映画『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』で流れる音楽9曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
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映画『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』をネタバレ解説!人間になりたいわんこが、主人と共に波乱万丈の犬生を送る。
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『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』で流れる曲とは?
デニーがエンツォを連れて帰るシーン
デニーがエンツォを連れて帰るシーンで流れた曲は、George Harrisonの『Give Me Love (Give Me Peace on Earth)』です。
ジョージ・ハリスンは、イングランドのシンガーソングライター、ギタリスト。 ザ・ビートルズのリード・ギターを務めました。
デニーが多くの子犬の中から、エンツォを選び車で帰宅するシーン。
わんこ目線での出会い!新鮮なカットでした。筆者も昔、保護犬の中から一頭だけお迎えしたのを思い出しました…。
エンツォとデニーの生活が始まりますが、やんちゃな子犬を育てるのは大変!
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デニーがイブと出会うシーン
デニーがイブと出会うシーンで流れた曲は、Silverchairの『Tomorrow』です。
シルヴァーチェアーは、オーストラリアのオルタナティヴ・ロックバンド。代表作は「Tomorrow」が収められた「Frogstomp」など。
エンツォが日々充実した生活を送っていると、イブが現れるシーン。
ヤキモチを妬く演技も上手!少々寂しげで、少々ドヤ顔をしている表情がなんとも言えません。
デニーは早速イブを友人達に紹介し、レースにも招待します。
デニーとイブが結婚式を挙げるシーン
デニーとイブが結婚式を挙げるシーンで流れた曲は、Bob Dylanの『If Not for You』です。
ボブ・ディランは、アメリカのシンガーソングライター。代表曲作は『ブロンド・オン・ブロンド』『血の轍』など。
二人の結婚式で、エンツォがリングボーイを務め上げるシーン。
最高の晴れ舞台で立派に指輪を届けたエンツォ。
しかしその裏で、イブの両親がデニーをよく思っていない事を知ります。
デニーとイブが、結婚式のあとに引っ越しをするシーン
デニーとイブが、結婚式のあとに引っ越しをするシーンで流れた曲は、Kodalineの『Brand New Day』です。
コーダラインとは、アイルランドのオルタナティヴ・ロックバンド。代表曲は「All I Want」など。
エンツォの生活が目まぐるしく変わり、イブが妊娠するシーン。
「もうデニーと水入らずではない」と寂しそうにするエンツォがまた、たまらんです。
子供が出来てもわんこは大切にしましょう!
3人でクリスマスを楽しむシーン
3人でクリスマスを楽しむシーンで流れた曲は、Lowの『Just Like Christmas』です。
エンツォがプレゼントの包装紙をビリビリにし、デニーはださいニット帽をイブにプレゼントするシーン。
ほっこりするクリスマスを迎え、さらにデニーにはキャリアアップに繋がるチャンスが巡って来ました。
予定日よりもだいぶ前に開催される、デイトナ24時間レースですが…。
イブのお産は思ったよりも早く来てしまいます;
エンツォが嫌いな、シマウマのぬいぐるみが暴れ出すシーン
エンツォが嫌いな、シマウマのぬいぐるみが暴れ出すシーンで流れた曲は、Alice Cooperの『No More Mr. Nice Guy』です。
アリス・クーパーは、アメリカのミュージシャン、シンガーソングライター、俳優。代表曲は「スクールズ・アウト」「アリスは大統領」など。
家に取り残されてしまったエンツォが、朦朧としてシマウマが動いている幻覚を見るシーン。
胸が苦しくなるカット。いくら辛いからと言って、義両親もエンツォを気にかけなかったのでしょうか?
本作は大好きですが、このシーンだけいつ観てもしんどくなります;
デニーとイブが踊るシーン
デニーとイブが踊るシーンで流れた曲は、Crosby, Stills & Nashの『Helplessly Hoping』です。
クロスビー・スティルス・ナッシュ & ヤングは、アメリカのロックバンド。代表作は「Crosby, Stills & Nash」「DEJA VU」など。
余命わずかとなってしまったイブと、デニーがキスをしながらダンスを踊るシーン。
エンツォとゾーイは、本当の兄妹のように温かい目で両親を見つめていました。
しかしこの夜、イブはエンツォが見守る中静かに息を引き取ります。とても悲しいシーンでした。
イブの葬儀のため、デニー達が出かけるシーン
イブの葬儀のため、デニー達が出かけるシーンで流れた曲は、Siaの『You Have Been Loved』です。
シーアは、オーストラリアの歌手、ソングライター。代表曲は「Chandelier」「Unstoppable 」など。
デニー達を見送ったエンツォが、イブのニット帽を抱きながら伏せるシーン。
涙が止まらないシーンの連続で、ラストに行く前に嗚咽漏れ漏れで疲れました。
大人びたゾーイを見るもの本当に辛い!
エンディング・スタッフクレジット
エンディング・スタッフクレジットで流れた曲は、Creedence Clearwater Revivalの『Have You Ever Seen The Rain』です。
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルは、アメリカのロックバンド。代表曲は「Proud Mary」「Bad Moon Rising」など。
F1レーサーとしてチャンピオンになったデニーが、エンツォの生まれ変わりであろう少年と出会うシーン。
この子役の子が本当にエンツォに似ていて驚き!優しい目元と美しい髪色は、まさにデニーが愛したエンツォです。
夢を叶えたデニーの事を、イブと一緒に天国から見ているでしょうね。
切ないけれど、心が温まる作品でした。