


そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、「Apple Musicの音質」と「音質を最高まで引き上げる設定」を解説していきます。
Apple Musicの音質はいいの?悪いの?他と比較!
Apple Musicの音質は、すべての楽曲がロスレスオーディオ(16ビット/44.1kHzのCD品質)で音楽を楽しめます。
これは、インターネットを使って音楽を聴く「ストリーミング再生」でも、曲をダウンロードして聴く「オフライン再生」でも同じです。
また、最大24ビット/192kHzのハイレゾ音質にも対応している音楽が配信されています。
結論から言うと、「Apple Musicの音質は良い(そして、追加料金もない)」です。

音楽サービス | 最大音質 | 圧縮形式 |
![]() Apple Music | 1,411kbps | ロスレス Apple Digital Masters |
![]() Spotify | 320kbps | MP3 |
![]() Amazon Music | 256kbps | AAC |
![]() LINE MUSIC | 320kbps | ? |
![]() Youtube Music | 256kbps | AAC |
![]() AWA | 320kbps | ? |
※「?」は公式サイトやアプリに記載がありませんでした。
先ほどご紹介したように「kbps」の数値が高いほど音質は良くなります。
2021年6月よりApple Musicは、すべての楽曲がCDと同等の音質で聴けるようになっています。
CDと同じ音質で、しかも追加料金なしで音楽を聴けるのは、Apple Musicだけです!
圧縮方法とは、音楽のデータを小さく圧縮することで、音楽を聴く時に使う通信量や曲をダウンロードした時に使う容量を小さくするために圧縮をします。
圧縮するということは、音楽のデータが小さくなるということなので、圧縮前の元の音楽よりも音質が悪くなります。
そして、Apple Musicは「ロスレス」と「Apple Digital Masters」という圧縮が使われています。
ロスレスは、文字の通、データを欠損(ロス)しない(レス)圧縮のことです。
Apple Digital Mastersは、Appleが開発した圧縮方法で、音質を劣化させずに圧縮する方法です。
以下の画像のように、Apple Musicの一部の音楽はAACよりも高音質で聴けるApple Digital Mastersが使われています。

他の音楽アプリは320kbpsが主流で、Apple Musicは音質がかなり良いというのがわかります。
音質は、様々な要因で変わってくるため、はっきりと「Apple Musicの音質が悪い!」「Apple Musicの音質は他よりも良い!」とは断言できません。
しかし、Apple Musicは、音質をよりよく保ち、通信量や容量を圧迫し過ぎない音質で音楽が聴けるように考えられている音楽聴き放題サービスだということがわかります。
実際に筆者がApple Musicを聴いて見て

そこで言えるのが、Apple Musicの音質は「コスパが良い」、技術の進歩で「良くなっている」という2つのことが言えます。
「コスパが良い」とは、Apple Musicは、
月額1,080円 (個人プラン)で空間オーディオ・ロスレスの音源を聴け、この価格でこの音質が楽しめるのは、Apple MusicとAmazon Music Unlimitedくらいです。
追加料金はなく、料金の値上げもなく、ハイクオリティの音質で音楽が楽しめるので、Apple Musicはコスパが良いと言えます。
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「音質がよくなっている」というのは、Apple Musicは、Apple Digital Mastersなど独自の技術を開発しているため、技術の進歩とともに音質が向上されています。
これまでも通常よりも音質がいいApple Digital Mastersの圧縮方法やDolby Atmosへの対応など、年々音質の良さが増しているので、今後もApple Musicの音質の向上には期待できます。
Apple Musicの音質を良くする設定
Apple Musicの音質を良くする設定は以下の5ステップです。
- iPhoneで設定アプリを開く
- 「ミュージック」をタップ
- 「オーディオ品質」をタップ
- 各通信の音質を選択する
1.iPhoneで設定アプリを開く
まずは、iPhoneの設定アプリを開きます。
設定アプリ
2.「ミュージック」をタップ
次に、設定のなかにある「ミュージック」を選択します。
ミュージック
3.「オーディオ品質」をタップ
ロスレスとハイレゾでApple Musicを聴くには、ミュージックの設定の中にある「オーディオ品質」を選択します。
オーディオ品質
4.各通信の音質を選択する
オーディオ品質の設定画面で、まず「ロスレスオーディオ」をオンにします。
これで、Apple Musicの音質は高音質で再生が可能となります。
ロスレスオーディオ
ここで注意したいのは、3つの音質の設定です。
- モバイル通信ストリーミング
- Wi-Fiストリーミング
- ダウンロード
モバイル通信ストリーミングは、スマホのモバイル通信(ギガ、データ通信量などとも言う)を使って音楽を再生します。
ロスレスやハイレゾの高音質なApple Musicでは、一曲のデータ量が大きくなるため、それを再生するモバイル通信も大きく消費します。
モバイル通信ストリーミングは、
- 最低限の音質で音楽を再生できるようにしたいなら、高効率を
- モバイル通信を一切使いたくないなら、なしを
選択することをおすすめします。
Wi-Fiストリーミングは、Wi-Fi接続時の音質になるので、ロスレスを設定してよいでしょう。
しかし、Wi-Fiの接続先が従量課金(使い放題でない)の場合は、モバイル通信ストリーミング同様に注意してください。
ダウンロードは、Apple Musicで曲をダウンロードしたときの音質になります。
ダウンロードする時は、データ通信を使うので、モバイル通信やWi-Fiの接続には注意しましょう。
また、ロスレスやハイレゾは、一曲のデータ量が大きいため、ダウンロードしたときに使用するiPhoneの容量も大きくなります。
→ Apple Musicをオフラインで聴く!ダウンロード方法や節約法とは?
音質で注意したいこと
Apple Musicで音楽を聴くときに気をつけたい音質は、曲を聴くデバイスによって音質が変わってくるということです。
例としてあげると、
100均のイヤホンと数万円するイヤホンでは、まったく音質が変わってきます。
有線接続とBluetoothの無線接続でも音質は変わり、対応する規格によっても音質は違ってきます。
Apple Musicで同じ曲を再生しても、再生するもので音質は変化するのです。
なので、Apple Musicの音質もそうですが、音楽を聴く端末や視聴機器に気にしないと音質は悪くなってしまうので注意しましょう。
Apple Musicの音楽を聴くのにオススメのイヤホン
Apple Musicの音楽をよりよい音質で聴くには、以下の3つのイヤホンがオススメです!
AirPods
AirPods(第三世代)
AirPodsは、イヤーチップのない対応のBluetoothイヤホンで、おすすめのイヤホンの中でも最も低価格です。(税込23,800円)
AirPods Proとの違いは大きく2つで、イヤーチップがないこと、ノイズキャンセリングが使えないこと。




そんな方に、AirPodsはオススメです!
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AirPods Pro
AirPods Pro
AirPods Proは、完成度の高いノイズキャンセリングが周辺の雑音を消し去り、音楽だけに集中できるBluetoothイヤホンです。(税込30,580円)
イヤーチップがあるため、遮音性がよく、音漏れの防止にもなります。




そんな方には、AirPods Proがオススメです!
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AirPods Max
AirPods Max
AirPods Maxは、Appleが販売しているノイズキャンセリング対応のBluetoothヘッドホンです。(税込67,980円)

特にApple Musicの空間オーディオとの相性が抜群に最高で、本当にアーティストや各楽器が自分のまわりで音楽を奏でている感覚になり、音楽視聴の体験は最高レベルです!



そんな方には、AirPods Maxがオススメです!
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