2022年5月13日公開の映画『バブル』。
泡が降り注いで水に満たされた東京。崩壊した街では若者たちがパルクールによる勝負を繰り広げているのがストーリーの始まりです。監督は荒木哲郎、脚本は虚淵玄、キャラクター・デザイン原案は小畑健、音楽は澤野弘之が務めます。
この記事では、映画『バブル』で流れた音楽5曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
バブル サウンドトラック
『バブル』で流れた曲とは?
オープニング(主題歌)
Eve - Bubble feat. Uta
オープニング(主題歌)で流れた曲は、Eveの『Bubble feat. Uta』です。
軽快なリズムや音楽で始まり、男性シンガーの爽快な歌が続いていく曲です。オープニングでこの曲が流れ、「叫んでいこうぜ!」という歌詞と共に、軽やかに走っていく登場人物たちの映像に引き込まれる!
パルクールでジャンプしていく演出や、代わる代わるシーンの彩りがステキです。2番は女性シンガーと交互に歌が続いていきますよ。
ファンタジーのような演出と世界観をお楽しみくださいね。
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ヒビキやウタが泡の音に合わせてハミングするシーン
澤野弘之 - Bubble
ヒビキやウタが泡の音に合わせてハミングするシーンで流れた曲は、澤野弘之の『Bubble』です。
ヒビキの声を務める志尊淳や、ウタの声を務めるりりあ。が曲に合わせてハミングをするシーンが所々でありましたね。
東京に降り注ぐ泡の音が聞こえると2人は言い、口ずさみまむのですが静かなハミングに思わず聞き入ってしまいます。
ハミングのシーンは、序盤でヒビキがウサギを助けた後にラストスパートを走り、泡の音を聞いた時。ウタが初めてチーム「ブルーブレイズ」の船にやってきた際に彼女がハミングをします。
ヒビキが過去を語ってウタがハミングするシーン
澤野弘之 - UTAtoHIBIKI
ヒビキが過去を語ってウタがハミングするシーンで流れた曲は、澤野弘之の『UTAtoHIBIKI』です。
ヒビキは子供の頃から悩まされていた病があると語り、ウタが彼を励ますように歌っていく際に曲に合わせて「ララーララ」とハミングをしましたね。
ヒビキはタワーで泡に触れたことを思い出しつつ、ウタがバレエのようなステップを踏みつつジャンプしていくのを追いました。2人が心を通わせていくようなパルクールのシーンと共に穏やかな歌が流れるのがステキ。
ウタはヒビキの身体に触れないようにしているようでしたが…今後の展開を含め、2人のことを見守りたくなりましたね。
ウタが大渦を越えてヒビキと走り抜けるシーン
澤野弘之 - PARKOUR
ウタが大渦を越えてヒビキと走り抜けるシーンで流れた曲は、澤野弘之の『PARKOUR』です。
曲と共に「ハ~」とハミングをしながらウタが大きな渦を越えていくシーンが凄かった!危険な渦の上に浮かぶガレキや小さな泡を利用して颯爽と走っていくウタに続き、ヒビキもリーダーの助けを借りて渦を越えていくのが見ものでしたね。
ジャンプをしながら颯爽と走り抜け、ウタとヒビキがラストスパートを駆けていく一連のシーンは引き込まれます。楽しそうに走っていくウタに見惚れるヒビキの気持ちもわかるなと思いつつ、敵チームである「アンダーテイカー」に勝利していくのが良かったです。
エンディング
りりあ。 - じゃあね、またね。
エンディングで流れた曲は、りりあ。の『じゃあね、またね。』です。
「またね」という歌詞はウタのラストにピッタリで、彼女の存在について改めて考えさせられる歌となっていました。女性シンガーによる優しい歌声、アコースティックギターの穏やかな音色が印象的。
りりあ。はヒロインの青髪の少女ウタの声優を務め、言葉数少ないながらもヒビキのことを想っているのだなということが良く伝わってきました。
彼女がヒビキを助けたことから始まり、人魚姫の話を知ってラストの決意をすると言う展開はストーリーとしても良かったと改めて思います。
筆者の感想
ヒビキは泡の音に耳を澄ませてタワーを登ろうとし、泡を踏み台にしてジャンプしていくのが見どころの一つでしたね。そのまま手が届きそうな場所を掠めつつ、水中に落ちた際にはバイクや電車などにぶつかって命の危機に…!
という展開が序盤で繰り広げられるのが凄いです。もちろん、パルクールでチームどうしが戦うシーンも目が離せません。爽快感のあるアクション、泡や水飛沫などの幻想的な演出などにも引き込まれました。
幻想的な音楽と映像と供に楽しめる映画です!
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サウンドトラック
バブル サウンドトラック