2004年4月29日公開の映画『スクール・オブ・ロック』。
ジャック・ブラック演じる落ちこぼれたミュージシャンのデューイは、親友のネッドになりすまして、有名私立学校の教員職にありつきます。
ロックを愛してやまない一文無しのデューイは、毎日の退屈な授業には無関心、ダラダラとやり過ごしますが、やがて子どもたちの音楽の才能を見出します。
デューイと子どもたちは、あの手この手を使ってバンドコンテストへの出演を目指しますが…。
この記事では、映画『スクール・オブ・ロック』で流れた曲をご紹介します。
『スクール・オブ・ロック』で流れた曲とは?
デューイがガウン姿のままネッドになりすまして電話をするシーン
The Clash - Stay Free
デューイがガウン姿のままネッドになりすまして電話をするシーンで流れた曲は、The Clash(ザ・クラッシュ)の『Stay Free』です。
際どい?セクシーショットなデューイの電話応対が面白おかしくて、Tomも真似してみようかな、なんていたずら心が働きました。
ちらっと出てきた校長先生ロザリーのきっちりコーディネートが可愛い!足元はぜひルブタンで合わせてほしい。
食卓でデューイがネッドをバンドに誘うシーン
Ramones - Do You Remember Rock and Roll Radio?
食卓でデューイがネッドをバンドに誘うシーンで流れた曲は、Ramones(ラモーンズ)の『Do You Remember Rock and Roll Radio?』です。
ネッド役は監督のマイク・ホワイト自身が演じています。プライベートでもデューイ役のジャック・ブラックと付き合いがあるそうで。
Ramonesの曲は、真夏のドライブにぴったりの曲が多くおすすめ!
普段ロックを聴かない派でも、聴きやすい曲調が多いので、ロック初めてさんにもおすすめですよ。
デューイが生徒たちにバンドの担当を割り振るシーン
AC/DC - Back In Black
デューイが生徒たちにバンドの担当を割り振るシーンで流れた曲は、AC/DC(エーシー・ディーシー)の『Back In Black』です。
ユニークなあだ名と一緒に、生徒たちへ役割を伝えるデューイ。
バンドは何もミュージシャンだけでない、チームで作り上げるものだ!という熱意と宣誓するシーンがなんともアメリカ的。
もしもTomの小学校時代にデューイのような先生がいたら、大好きになっていたかもしれません。
デューイが駐車するところをじっと見つめるサマーのシーン
The Who - Substitute
デューイが駐車するところをじっと見つめるサマーのシーンで流れた曲は、The Who(ザ・フー)の『Substitute』です。
サマーのような小学生の子どもは、幼いと思っていたら、意外と大人で物事を理解していますよね。
サマー役のミランダ・コスグローヴは、俳優業の他、声優としても活動していて怪盗グルーシリーズのマーゴの声を担当していますよ。
1960年代に結成されたThe WhoもRamonesに続いてドライブにおすすめな曲ばかり。『Substitute』は縁側で夕涼みする時に聴きたいです。
👉 『怪盗グルーのミニオン危機一発』で流れた挿入歌18曲をシーンごとに解説!
デューイが充実した教員生活(偽)を送るシーン
The Modern Lovers - Roadrunner
デューイが充実した教員生活(偽)を送るシーンで流れた曲は、The Modern Lovers (モダンラバーズ)の『Roadrunner』です。
高額収入に、好きあロックができて順風満帆なデューイ、なりすましを知らないネッド、なんだか面白い状況です。
ロックは人によっては受け入れられない音楽ジャンルかもしれませんが、反骨精神だったり、堕ちるところまで堕ちたりと、人間味溢れる音楽ジャンルだと思うので、ぜひ子どもたちには触れてほしいと思います。
とはいえ、Tomはグッドオールドなロッケンロール派です。Tomみたいな人には、伝記映画「エルヴィス」がおすすめ。
👉 映画『エルヴィス』で流れる挿入歌40曲をシーン別にご紹介!
デューイが生徒たちへ懸命にロックを教えるシーン
Ramones - My Brain is Hanging Upside Down (Bonzo Goes to Bitburg)
デューイが生徒たちへ懸命にロックを教えるシーンで流れた曲は、Ramones(ラモーンズ)の『My Brain is Hanging Upside Down (Bonzo Goes to Bitburg)』です。
ロックに限らず音楽の発展は面白いし、興味深いですね。ここ最近は、世情と一緒に音楽を追っていくことにはまっています。
顔の表情や演奏の表現まで事細かにロックを教えるデューイと子どもたちが可愛くてたまりません!
子どもたちの個々のできること、得意なことを活かしている雰囲気も、映画『スクール・オブ・ロック』の好きなところです。
フレディがバンでカードゲームしているところを見つけるデューイのシーン
The Darkness - Black Shuck
フレディがバンでカードゲームしているところを見つけるデューイのシーンで流れた曲は、The Darkness(ザ・ダークネス)の『Black Shuck』です。
好き勝手にに行動するにはまだ幼過ぎたフレディに、心配しバンドマンをりつけるデューイのやり取りが笑えるシーンです。
見てくれだけを真似をするのは、子どもあるあるですね。誰しもが通る道。
作戦が成功して意気揚々と車で帰るデューイと子どもたちのシーン
Led Zeppelin - Immigrant Song
作戦が成功して意気揚々と車で帰るデューイと子どもたちのシーンで流れた曲は、Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の『Immigrant Song』です。
どの映画にも「この映画ならこのシーン」と各々あると思いますが、Tomにとって映画『スクール・オブ・ロック』といえば本シーン!
百面相のデューイが面白おかしくて、でもなんかかっこよくて、とても印象に残るシーンです。
デューイとロザリーがビールを飲むシーン
The Black Keys - Set You Free
デューイとロザリーがビールを飲むシーンで流れた曲は、The Black Keys(ザ・ブラック・キーズ)の『Set You Free』です。
日本のビールに慣れていると、海外のビールがいまいちに見えてしまいます。(現地に行ったら美味いのだろうけれど。)
挿入曲のThe Black Keysは、2000年代に結成された二人組のバンドで、グラミー賞で多数ノミネートされています。
レジェンドのロックバンドだけでなく、近年のロックバンドも取り上げているところも本作の魅力の一つ。
デューイがジュークボックスでロザリーの好きな曲をかけるシーン
Stevie Nicks - Edge of Seventeen
デューイがジュークボックスでロザリーの好きな曲をかけるシーンで流れた曲は、Stevie Nicks(スティーヴィー・ニックス)の『Edge of Seventeen』です。
悪知恵を働かせるデューイ、物は言いようですね。エンヤをクラシックとごちゃ混ぜにしてるのも、クスッと笑っちゃいます。
音楽はライブが一番!っていうセリフには、激しく同意します。
デューイのなりすましがネッドにバレるシーン
T.Rex - Ballrooms Of Mars
デューイのなりすましがネッドにバレるシーンで流れた曲は、T.Rex(T・レックス)の『Ballrooms Of Mars』です。
ジャック・ブラックの顔芸は、愛嬌があって肉名ない表情ばかり。なんとまあ表情筋がよく動くこと。
映画を観てジャック・ブラックが好きなった人は、「ルイスと不思議の時計」や「愛しのローズマリー」などもおすすめです。
生徒たちがオリジナル曲でステージを盛り上げるシーン
Jack Black 他 - School Of Rock
生徒たちがオリジナル曲でステージを盛り上げるシーンで流れた曲は、ジャック・ブラック率いる他キャストによる『School Of Rock』です。
子どもたちの反骨精神がたっぷり詰まった『School Of Rock』は、最高にロック!
映画『スクール・オブ・ロック』は、ミュージカル舞台化もされており、日本でも公演されます。
エンドロール
AC/DC - It's a Long Way to the Top (If You Wanna Rock 'N' Roll)
エンドロールでキャストが歌っている曲は、AC/DC(エーシー・ディーシー)の『It's a Long Way to the Top (If You Wanna Rock 'N' Roll)』です。
とても盛り上がるエンドロール!『It's a Long Way to the Top (If You Wanna Rock 'N' Roll)』はレジェンド曲で間違いなし!
Tomは、キャストによるスキャットアレンジがお気に入りです。何度でも見返したくなるエンドロール!