2009年1月16日にアメリカで公開された映画『ノトーリアス・B.I.G.』
- 主演:ジャマール・ウーラード
- 監督:ジョージ・ティルマン・ジュニア
- 追加音楽:ダニー・エルフマン
優等生の幼少期から道を外れ、麻薬売人という犯罪を経て、夢を掴みラッパーとして世界的に有名になった「ビギー」こと「ノトーリアス・B.I.G.(本名:クリストファー・ジョージ・レイトア・ウォレス)」の、壮絶な生涯を描いた伝記映画。
2Pacやリル・キムなど、錚々たるラッパー達も役者によって演じられており、今でも語り継がれる「アメリカ東西海岸・ヒップホップ抗争」をリアルに描いています。
この記事では、映画『ノトーリアス・B.I.G.』で流れる25曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
『ノトーリアス・B.I.G.』を聴く
聴く| Apple Music | 聴く| Spotify | 聴く| Amazon Music | 聴く| LINE MUSIC | 聴く| AWA | ダウンロード| Amazon MP3 | ダウンロード| レコチョク | 買う| Amazon CD | 買う| 楽天市場 CD | 買う| タワレコ CD |
※当サイト調査。アフィリエイトリンクを含む場合あり。
『ノトーリアス・B.I.G.』で流れる曲とは?
オープニング
オープニングで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Hypnotize』です。
ノトーリアスB.I.G.通称「ビギー」の肉声から始まるOP。
「10年後はこの世にいないかもな。俺は運が良いほうじゃないから、覚悟は出来てる」
この言葉には、自分の境遇への切なさと、諦めと、それでも幸せでいたいという気持ちなど、たくさんの感情が秘められているように思いました。
冒頭のクラブシーンで流れているのは、Herb Alpertの「rise」を元にした「ヒプノタイズ」。ビギーの代表曲のひとつで、作中に多く使用されています!
Amazon Music Unlimited
ビギーが車に乗っている所を襲撃されるシーン
ビギーが車に乗っている所を襲撃されるシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Going Back to Cali』です。
物語はビギーが暗殺されるところから始まり、回想として話が進んで行きます。
当時まだ24歳、なぜ人気絶頂の頃に死ななければならなかったのか…。
未だ未解決事件という事で恐ろしさと悲しさしか感じられませんね。
暗殺される時に車中で流れているのは、東海岸の人がカリフォルニアに行く時に聴く…と言われる人気曲。
ビギーが麻薬の売人を始めるシーン
ビギーがドラッグの売人を始めるシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Ten Crack Commandments』です。
優等生だったビギーがグレてしまうシーン。エミネムの伝記映画『8 mile』でも思いましたが、やはり家庭環境は大事!
でも反発したあとのヤンキーへの道が、いきなり麻薬売人の道とは…。日本では考えられない、治安の悪さに愕然としますね。
「麻薬の売人として成功するための10ヶ条」を歌ったこの曲はシーンにマッチしていますが、恐ろしい!
ちなみに、幼少期のビギーを演じたのはビギーの本物のご子息だそう。ちょっと垂れ目の顔が本人にとても似ていますよね♪
ビギーが着替えて学校に行くシーン
ビギーが着替えて学校に行くシーンで流れる曲は、LL COOL J『Eat Em Up L Chill』です。
LL・クール・Jは、アメリカのヒップホップMC・俳優。代表曲は「All I Have Jennifer Lopez ft.」など。
お利口さんが着る普通の洋服から、隠し持っていたヒップホップファッションに身を包み登校するシーン。
身長190cm、体重136kgと恵まれた体型にピッタリですよね!ゴールドのネックレスもまた似合う。ただまだ完成されていないのが可愛いところです♪
先生へのディスり方ももうすでに完成されており、煽り方が素晴らしい!笑
でも周りのクラスメイトに慕われているところにはほっこりとしました。
ここでは、LL COOL Jの代表曲、ちょっとチャラい感じのヒップホップが流れます。
ビギーとD-ロックが麻薬を売っているシーン
ビギーとD-ロックが麻薬を売っているシーンで流れる曲は、Slick Rickの『Children's Story』です。
スリック・リックは、アメリカのラッパー、ヒップホップ・ミュージシャン。代表曲は「Children's Story」「Mona Lisa」など。
華麗に麻薬を売り捌く姿は、立派な犯罪者。子どもが出来たのだから、まっとうな仕事に就いて欲しかった…。
ちなみにここで出て来るD-ロックは、ビギーにとっての大きなキーマンとなりますよ!!
プリモとのリリック・バトルシーンまで、大ヒットを記録したスリック・リックの代表曲であるヒップホップが流れます。
ビギーが家を追い出され、麻薬の売人の元締めとして稼ぐシーン
ビギーが家を追い出され、麻薬の売人の元締めとして稼ぐシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Suicidal Thoughts』です。
お母さんの愛のムチ。ひっぱたかれたビギーは家を出て、更に稼ぐため元締めとしてのし上がって行くシーン。
自分の息子が犯罪を犯していたら…。母親としては苦渋の決断ですよね。
でも警察には突き出さないんだなと不思議に思いました。ギリギリの愛で、それが出来なかったのでしょうか?
貫禄たっぷりに恐ろしい仕事をしているダークなシーンでは、「希死念慮」を歌っているゴリゴリのヒップホップが流れます。
ビギーがナンパをするシーン
ビギーがナンパをするシーンで流れる曲は、Universal Production Musicの『Dance With Me All Night』です。
結婚している事を忘れてしまうほど普通にナンパをしているシーン。普通にさらっと裏切っている事に驚き。
「ヒップホップの女王」と言われるリル・キムとの出会いが描かれています。※ちょっと過激なセクシーシーンなので注意!
作中のリルは、ヌードやセクシュアリティシーンが多く、本人は誇張した表現だと言っていますが実際のところは謎のまま。
しかしビギーが彼女を発掘したのは本当なので、プロデューサーとしての活躍も長く生きていればたくさん見られたでしょうね。
ビギーが出て来るお店の中から聴こえて来るのは、ノリノリのラテン・ミュージック。
ビギーが初めて録音をするシーン
ビギーが初めて録音をするシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Macs & Dons』です。
D-ロックがビギーの身代わりとなり逮捕され、ビギーがラッパーとしての一歩を踏み出すシーン。
「お前の成功は俺らの成功と同じだ」と語るD-ロック、アツい友情に感動してしまいます。
この人がいなければ、ビギーは裏の稼業に行かなかったかもしれませんが、この人がいなければ、ラッパーとして成功もしていなかったでしょうね。
最初に録音されたこの曲は、残念ながら未発表曲だそう。かなりドープでセクシーなリリックですよ!
ビギーがハワード大学で歌うシーン
ビギーがハワード大学で歌うシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Party and Bullshit』です。
大学のライブという小さな仕事ですが、ビギーが熱唱します。大学ってこんなパリピなパーティするんですね(←専門卒)
ビギーが関わった「アメリカ東西海岸・ヒップホップ抗争」のもう一人のキーパーソンとなるラッパー「2Pac」と出会うきっかけになった、重要なシーンです。
のちに抗争の犠牲者となる二人ですが、出会った頃のお互いのスキルを尊重し合い、仲良くじゃれ合う姿には切なさも感じますね。
ここでは、ビギーにとってのファーストシングル「Party and Bullshit」が使用されています。
ビギーがリル・キムのラップに驚くシーン
ビギーがリル・キムのラップに驚くシーンで流れる曲は、Black Moonの『Who Got Da Props』です。
ブラック・ムーンは、アメリカのアンダーグラウンド ヒップホップ グループ。代表曲は「Who Got Da Props」「How Many MC's」など。
リルとただならぬ関係を続けているビギーが、彼女の才能に気付くシーン。
素人の筆者はラップの高度なスキルなどは分かりませんが、少し歌っただけで才能を見出せるのは、見付けるほうも一流という事ですよね!
女性にだらしない点においては、ギャングライフというのはモラルに欠けるものだと思うので…仕方ないのでしょうか。
ここでは、キレのあるラップと不穏なメロディが魅力的なヒップホップが流れます。
ビギーがパフィと共に録音をするシーン①
ビギーがパフィと共に録音をするシーンで流れる一曲目は、The Notorious B.I.G.の『Machine Gun Funk』です。
母の病気を知らされるもパフィに励まされたビギー。パフィが設立した新レーベル「バッドボーイ・レコード」に所属が決まり、歌を録音するシーン。
ドヤ顔で出来上がった曲を披露するビギー。のちにデビューアルバムに収録された、彼のお気に入りの楽曲。
しかし、パフィはここでソウル・ミュージックを掛け合わせる事を提案します。
当時は誰もが失笑した斬新な案!パフィの先見の目・手腕が発揮されたこのシーンにはワクワクしますね♪
ビギーがパフィと共に録音をするシーン②
ビギーがパフィと共に録音をするシーンで流れる二曲目は、Mtumeの『Juicy Fruit』です。
エムトゥーメイ は、アメリカのファンク・ソウル・グループ。代表曲は「Juicy Fruit」「Would You Like To (Fool Around)」など。
パフィがビギーに、サンプリングするよう提案したソウルミュージックが、こちらの曲。
激しさは一切無く、ゆったりと癒される楽曲です。
高音キーの美しい品のあるダンス・ソウルと、ドープなヒップホップは対極に位置付けられているように思いますが…。
パフィのこの提案が、ビギーの才能を開花させるきっかけとなりました!
ビギーがパフィと共に録音をするシーン③
ビギーがパフィと共に録音をするシーンで流れる三曲目は、The Notorious B.I.G.の『juicy』です。
「juicy」が、ビギーの代表曲となるシーン。「ファンクを取り入れたヒップホップ」と称えられ、華々しいデビューを飾ります。
当時22歳でしたが、MVのこの貫禄すごくないですか!?まるで往年のラッパーのようです。
ビギーの激しい人生を表したリリックが美しいメロディに乗っていて、とてもミスマッチなのに何故か心地よい不思議な楽曲。
歌詞も合わせてじっくりと聴いてみてください♪
デビューアルバムがヒットし、ビギーとパフィが有名になるシーン
デビューアルバムがヒットし、ビギーとパフィが有名になるシーンで流れる曲は、Craig Mackの『Flava In Your Ear』です。
クレイグ・マックは、アメリカのラッパー。代表曲は「Flava In Your Ear」「Get Down」など。
トントン拍子でトップに上り詰めて行くビギーとパフィ。その様子はまさに、アメリカンドリームならぬヒップホップドリーム!
どんどん服装なども豪華になって行き、周りのファン達も煌びやか。パフィのマイクパフォーマンスもお見事で、観客を存分に盛り上げています。
パフィことショーン・コムズは、ヒップホップ界を牽引しただけではなく、レストランやファッションブランドの経営など多岐に渡り活躍しているそう。才能あり過ぎです。
ここでは、米東海岸のカリスマラッパー「クレイグ・マック」の、スマッシュヒットを記録した代表曲が流れます。
ビギーのパーティが行われるシーン
ビギーのパーティが行われるシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Unbelievable』です。
群がり踊り狂う群衆を一瞥し、満足そうに葉巻をふかしているシーン。何度も言うけど貫禄が…!マフィアの大ボスみたい。笑
ここまで急激に上り詰めると、アガるというよりは驚きもあって静観する、というメンタルになるのでしょうか?
まさに「ブルックリンの王者」そのものです!
ここで流れる「Unbelievable」は、元々「Juicy」のカップリング曲でしたが、未だ根強い人気を誇るダンスナンバーです♪
ビギーがサイン会を開くシーン
ビギーがサイン会を開くシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Big Poppa』です。
サイン会で、大男がモテるようになった、売人の気持ちを代弁してくれて嬉しい、愛してる、などとファンから声をかけられるシーン。
歌手のフェイス・エヴァンスと付き合って、なんと三週間で結婚します。
それにしても、ビギーはとてもモテますよね。女にはだらしないのですが、人柄が良いのでそうなるのでしょうか?
ここで流れる、デビューアルバム「Ready to Die」の「Big Poppa」の元ネタは、ソウル・グループThe Isley Brothersの「Between the Sheets」で、ビギーの他にも多くのラッパーがサンプリングしています♪
ビギープロデュースで、リル・キムが録音をするシーン
ビギープロデュースで、リル・キムが録音をするシーンで流れる曲は、Lil' Kimの『Big Momma Thang』です。
フェイスがいる前で、元カノであるリルの録音をする鬼畜なシーン。リルへの態度が酷すぎる!
あれだけ手籠にしておいて「俺がチャンスを与えてやった、ただの元店員」て…。売れっ子ラッパーってこんなものなのですかね(偏見)
ここで歌おうとしている曲は、リルのファーストアルバム「HARD CORE」の収録曲。
今でも人気の名盤と言われ、「Big Momma Thang」では有名なラッパーのJAY-Zがフューチャリングしています。
ビギーが大きい会場でライブをするシーン①
ビギーが大きい会場でライブをするシーンで流れる一曲目は、The Notorious B.I.G.『Warning』です。
大盛り上がりの会場でライブをしている時、フェイスのところへ元妻のジャンが尋ねて来るシーン。
このあたりでは、ビギーの女性関係のイザコザについてが描かれています。
何が可哀想って一番は子どもたちですよね。さすがのフェイスも、ジャンの娘のティアナの顔を見て母の気持ちを理解した様子。
売れた自分に対する不穏な動きを歌った「Warning」は、2枚目のシングルとして「Big Poppa」とともにリリースされた楽曲です。
ビギーが大きい会場でライブをするシーン②
ビギーが大きい会場でライブをするシーンで流れる二曲目は、The Notorious B.I.G.『juicy』です。
ビギーがパフィと共に録音をするシーン(三曲目)でも使用されています。
フェイス・エヴァンスが録音しているシーン
フェイス・エヴァンスが録音しているシーンで流れる曲は、Faith Evansの『You Used To Love Me』です。
妻の勘が大当たりし、ビギーの浮気現場へ突撃。ブチキレたあとに録音しているシーン。
プライベートの気持ちが入った歌声は美しく、ビギーは再構築を願い出ます。
何故こうも浮気を繰り返すのか…というか、誤魔化し方がヘタクソ過ぎますよね。笑
ここで歌われているのは、フェイスのデビューシングル。デビューアルバム「Faith」からのカットシングルで、切ない恋心が歌われています。
リル・キムがライブをするシーン
リル・キムがライブをするシーンで流れる曲は、Notorious B.I.G. & Lil' Kim (Junior M.A.F.I.A.)の『Get Money』です。
ジュニアマフィアは、ザ・ノトーリアス・B.I.G.の弟分グループとして結成されたヒップホップ・グループ。
メンバーはリルと、ずっとビギーを慕って来た坊ちゃんのリル・シーズ達。ビギーの面倒見の良さがわかりますね。
フェイスと仲直りしたビギー、リルとは険悪になりますが、彼女の過激なリリックで煽る姿はカッコイイ!!
「Get Money」は、そんな力強いリルの魅力がたっぷりと詰まった楽曲。
ビギーがスターになって行くシーン
ビギーがスターになって行くシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G. feat. Jay-Z and Angela Winbushの『I Love The Dough』です。
アルバム「Ready to Die」に収録された「One More Chance」が大ヒットを記録し、ビギーがさらに売れて行くシーン。
それでも地元を愛し、地元民に優しくする彼は、とにかく慕われていますね。
2Pacもそうですが、自身のルーツである地には寄付を惜しまなかったそう。
ここでは「現金が好き!」という、偽善ではやって行けないという想いを歌った曲が使用されています。
美しいメロディにやはり過激なリリックが乗っており、そのミスマッチが面白いですね♪
チラっとチャートに曲名が出た「One More Chance」はコチラ↓
シーズが2Pacの曲を流すシーン
2Pacが襲撃されビギー達に不信感を抱き、それが地域を巻き込んで大事になってしまったシーン。
これが悲劇の「アメリカ東西海岸・ヒップホップ抗争」です。
あれだけ仲の良かった二人が対立し、2Pacが過激なリリックで痛烈にビギーを批判する曲をリリース。
フェイスとまで仲違いさせるという方法も酷いですし、本当に悲しさ・虚しさしか残らない抗争ですよね。
ここから物語が大きく悪い方向へと動いて行きます。
ビギーがライブを行うも、多くの観客が2Pacの味方をするシーン
ビギーがライブを行うも、多くの観客が2Pacの味方をするシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Party and Bullshit』です。
ビギーがハワード大学で歌うシーンでも使用されています。
ビギーが問題になっている曲を歌うシーン
ビギーが問題になっている曲を歌うシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Who Shot Ya?』です。
ライブ中、「2Pac」や「THUGLIFE(2Pacから普及したスラングで、ギャングスタライフ・凶悪な人生の意)」といったプラカードを掲げた観客を見て歌を中断し、2Pacが「自分の事を歌った曲」と勘違いしている問題の曲を流すシーン。
静観しているビギーですが、ここまで来ると流石にショックですよね。
特に昔のギャングスタラップは過激というか、民衆をこんなにも巻き込むほど影響力があるのだという事に驚きました。
「誰がお前を撃った?」という、こちらも過激なリリックですが、スタイリッシュなメロディが心地よい楽曲。
ビギー達が、ソウル・トレイン・アワードのパーティに行くシーン
ビギー達が、ソウル・トレイン・アワードのパーティに行くシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Hypnotize』です。
オープニング、エンディングでも使用されています。
ビギーが車に乗り込むシーン
ビギーが車に乗り込むシーンで流れる曲は、The Notorious B.I.G.の『Going Back to Cali』です。
ビギーが車に乗っている所を襲撃されるシーンでも使用されています。
ビギーのお葬式が執り行われるシーン
The Innocence Mission - now the day is over
ビギーのお葬式が執り行われるシーンで流れる曲は、The Innocence Missionの『now the day is over』です。
イノセンス ミッションは、アメリカのインディー・フォーク・バンド。代表曲は「Evensong 」「Bright As Yellow」など。
ビギーが銃撃で亡くなり、友人や家族が見守る中お葬式が行われるシーン。
2Pacと同じ運命を辿ってしまったビギー。女性問題等色々とありましたが、このお別れの場面で人望の厚さが垣間見れたような気がします。
二人とも名曲を残しながら歳を取って行ったはず。本当に惜しい人達が犠牲になりました。
ここでは、フェイスが子守唄にもなる優しい曲をしっとりと歌い上げています。
エンドロール
エンドロールで流れる曲は、Jadakiss · Faith Evansの『Letter To B.I.G.』です。
ジェイダキスは、アメリカのヒップホップMC、ラッパー。代表曲は「Why (Uncut Version) ft. Anthony Hamilton」など。
ビギーと親交があり、バッドボーイ・レーベルに所属していたジェイダキスと、元妻のフェイスがフューチャリングし、この映画のために作られた楽曲。
哀愁のあるメロディと「なぜあなたは立ち去らなければならなかったのか」という歌詞が心に刺さります。
切なくて悲しいエンディングなのに、どこか憎めないビギーという人物の温かさが残る、不思議な伝記映画でした。
そして筆者が思ったのは、ヒップホップは人の心を過激に動かす&ギャングも銃社会も怖い!!!
サウンドトラック
『ノトーリアス・B.I.G.』を聴く
聴く| Apple Music | 聴く| Spotify | 聴く| Amazon Music | 聴く| LINE MUSIC | 聴く| AWA | ダウンロード| Amazon MP3 | ダウンロード| レコチョク | 買う| Amazon CD | 買う| 楽天市場 CD | 買う| タワレコ CD |
※当サイト調査。アフィリエイトリンクを含む場合あり。