2011年9月10日公開の映画『グリーン・ランタン』。
パイロットだった主人公がテスト飛行の事故を経て、正義の味方になるという物語です。戸惑いながらも地球を救おうとする彼の成長を見守ってください。ライアン・レイノルズ主演で、監督はマーティン・キャンベルです。
この記事では、映画『グリーン・ランタン』で流れた音楽6曲をご紹介します。※この記事は結末以外のネタバレを含みます
『グリーン・ランタン』で流れた曲とは?
寝坊したハルが会社に向かうシーン
Sum 41 - Baby You Don't Wanna Know
寝坊したハルが会社に向かうシーンで流れた曲は、Sum 41の『Baby You Don't Wanna Know』です。
ハルが朝起きると寝坊したとわかって大慌て!リズミカルなギター音が流れる中、支度をしつつベッドにいた女性に挨拶をして車に乗るのでした。ドライブ中に男性シンガーの歌が流れ始め、ロックな雰囲気がピッタリですね。
あわや車にぶつかりそうになる瞬間、ブレーキを踏んで曲がストップするという展開もハラハラします。この後、「フェリス・エアー社」に到着したハルがキャロルと口論しつつ戦闘機「F-35」へ!宙を舞うアクションは見逃せませんよ。
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ハルとキャロルがバーで話すシーン
Sam Cooke - That's Where It's At
ハルとキャロルがバーで話すシーンで流れた曲は、Sam Cookeの『That's Where It's At』です。
ハルがバーでキャロルと話していると店内で『That's Where It's At』が流れます。男性シンガーの伸びのある歌が特徴的で、ギターなどの穏やかな音楽と共にゆったりとした気分になれますね。
ハルは珍しく彼女に謝ったことに驚かれつつ、ロマンチックな曲と共に彼女を口説いていくのがステキ。
サム・クックは1931年生まれのアメリカのソウル歌手で、『Wonderful World』、『A Change Is Gonna Come』などが有名な曲です。
ハルが歌を口ずさみつつキャロルをダンスに誘うシーン
The Fleetwoods - Come Softly To Me
ハルが歌を口ずさみつつキャロルをダンスに誘うシーンで流れた曲は、The Fleetwoodsの『Come Softly To Me』です。
ハルがキャロルに踊ろうと誘う際に『Come Softly To Me』を口ずさみます。彼女は一度は断りましたが、ハルの強引な性格と魅力に負けてしまったようで、そのまま踊ることに…。
ジュークボックスから『Come Softly To Me』が流れ、明かりを落としている店内と合わせて良いムードになっていましたね。
Come Softly To Me』は男性シンガーがリズムに合わせて口ずさむように歌い、女性のコーラスが加わるパートもある穏やかな歌です。
ハルがパーティーに出席してステージの演奏が聞こえてくるシーン
Joint’s Jumpin’ - Lawdy Miss Clawdy
ハルがパーティーに出席してステージの演奏が聞こえてくるシーンで流れた曲は、Joint’s Jumpin’の『Lawdy Miss Clawdy』です。
後継者に選ばれたハルは「グリーン・ランタン」のメンバーの一員として訓練をしますが上手くいかず…リングに選ばれたのはなぜかわからない様子でしたね。
そんな中、招かれたパーティー会場は賑わっており、ステージでは『Lawdy Miss Clawdy』を演奏するグループがいて華やか。勢いのある男性シンガーの歌、ジャズの演奏が聞きどころです。
原曲はエルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)が1956年にリリースした曲です。彼は『Can't Help Falling In Love 』などが有名な曲です。
ハルがパーティー会場でヘクターに話かけるシーン
Joint’s Jumpin’ - Barefootin’
ハルがパーティー会場でヘクターに話かけるシーンで流れた曲は、Joint’s Jumpin’の『Barefootin’ 』です。
大勢の人で賑わうパーティー会場でハルはヘクターに声をかけます。とりとめのない話をしつつ、議員が声をかけてきてハルを褒めました。
そうしてキャロルとも話すハルですが、一連のシーンでステージのバンドの『Barefootin’ 』が聞こえてきます。ハルたちが戦闘機の性能について話し終える際に歌が盛り上げるのが良いですね。
原曲はロバート・パーカー(Robert Parker)が1966年にリリースした曲です。彼は『Running Wild』などが有名な曲です。
キャロルが祝われる中ヘクターが話しかけるシーン
Groove Armada - Hands Of Time
キャロルが祝われる中ヘクターが話しかけるシーンで流れた曲は、Groove Armadaの『Hands Of Time』です。
ヘクターはキャロルに話しかけ、彼女の功労を祝いします。その際に『Hands Of Time』の男性シンガーの穏やかな歌が少し聞こえてきますね。
ヘクターは宇宙人の検死をしているという話をキャロルにすると議員に邪魔をされてしまい、その際に議員の心の声が聞こえたことで心中穏やかでは無さそうでしたね。
彼に何が起きているのか、この後ヘリコプターが墜落するというハラハラしたシーンと共に見守ってくださいね。
筆者の感想
意志の力で強くなるというグリーン・ランタンの力は、様々なものを具現化するため演出がおもしろい!ハルは剣や銃火器、水たまり、盾を具現化したり、社内でも優秀なキャロルと色々なことを投げだしがちなハルの関係も気になっていくのが見どころです。
緑色のスーツ、軽いノリのハル、そしてリングの力といった色々な個性が組み合わさったDCの映画の中でも楽しめる作品の一つです。ハルの心情の変化から訓練における必死な姿と共に成長を見ていくのがおすすめです。
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