2018年1月5日公開の映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』。
イギリスとアメリカのスパイ・アクション映画「キングスマン」シリーズ第2弾。
キグスマン達が突然ミサイル攻撃を受け、組織が壊滅してしまう。難を逃れ生き残ったエグジーとマーリンが、同盟機関と手を組み、世界的麻薬組織「ゴールデン・サークル」と戦う…というストーリー。
- 主役/ゲイリー・“エグジー”・アンウィン役:タロン・エガートン(日本語版吹き替え:木村昴)
- ハリー・ハート(ガラハッド)役:コリン・ファース(日本語版吹き替え:森田順平)
- リッチモンド・ヴァレンタイン役:サミュエル・L・ジャクソン(日本語版吹き替え:玄田哲章)
- 監督:マシュー・ヴォーン
- 音楽:ヘンリー・ジャックマン、マシュー・マージェソン(英語版)
この記事では、映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』で流れる音楽12曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
公開日 | シリーズ作品名 |
2015年 | キングスマン |
2018年 | キングスマン:ゴールデン・サークル |
2021年 | キングスマン:ファースト・エージェント |
『キングスマン:ゴールデン・サークル』を観る方法
『キングスマン:ゴールデン・サークル』で流れる曲とは?
オープニング
オープニングで流れた曲は、John Denverの『Take Me Home, Country Roads』です。
ジョン・デンバーは、アメリカのポップ・カントリー界を代表するシンガーソングライター。
日本では、ジブリ映画『耳をすませば』で有名になりましたね!
本作では、この曲が劇中に何度も出て来るので要チェックです。
それにしても。前作で亡くなったハリーが、本作の広告やパッケージにいるので「あぁ生きてたんだ」と分かってしまい…。
最初からちょっとネタバレされていて萎えました;
エグジーとチャーリーがタクシーで戦うシーン
エグジーとチャーリーがタクシーで戦うシーンで流れた曲は、Prince & The Revolutionの『PLet's Go Crazy』です。
アメリカの、天才アーティストと呼ばれるプリンスと、同国のロックバンドであるザ・レヴォリューションの楽曲。
1984年にリリースされた曲で、フィギュアスケーターの羽生結弦選手が、2016〜17のショートプログラムで使用した事でも脚光を浴びました。
前作、頭ポンポン花火で死んだはずのチャーリーが襲撃して来るシーン。
チートアイテムのような義手になっており、ものすごい強さでエグジーを翻弄!
オープニングから派手なアクション満載ですが、ノリノリの音楽で軽く観る事が出来ます♪ これがキングスマンシリーズの醍醐味ですね!
エグジーが帰宅するシーン
エグジーが帰宅するシーンで流れた曲は、Harold Melvin & The Blue Notesの『Don't Leave Me This Way』です。
ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツは、アメリカのボーカル・グループで、フィラデルフィア・ソウル、R&B、ドゥー・ワップ等を代表するグループです。
エグジーが下水道を通り、ドロドロになりながら家路に着くシーン。音楽の冒頭のみちょろっと流れますが、明るいパーティ・ディスコソングです。
流石に愛していても…この顔にキスは出来ない!というか、前作で助けた王女とここまで親密な仲になっている事に驚きました。
ポピーが、エンジェルにハンバーガーを振る舞うシーン
ポピーが、エンジェルにハンバーガーを振る舞うシーンで流れた曲は、Buddy Hollyの『Raining In My Heart』です。
バディ・ホリーは、アメリカのシンガーソングライター。事故により22歳という若さでこの世を去ったバディですが、1986年にロックの殿堂入りを果たしています。
この曲は1956年にリリース。優しい歌声とゆったりとしたリズムに癒されますね♪
しかし!この曲が使用されたシーンは、本作随一エグい。かなり閲覧注意です;
犬神家を彷彿とさせる遺体にはちょっと笑っちゃいますが、しばらくハンバーガーはいらないな…。
エグジーとウイスキーが、チャーリーの元カノ(クララ)がいるフェスに到着したシーン
エグジーとウイスキーが、チャーリーの元カノ(クララ)がいるフェスに到着したシーンで流れた曲は、Embraceの『Ashes』です。
エンブレイスは、アメリカのオルタナティヴ・ロック・バンド。 2004年にリリースされた曲で「困難な状況から立ち上がる強さ」を歌っています♪
追跡装置を入れるため、チャーリーの元カノを口説き落とす事になったエグジーとウィスキー。
ウィスキーのキャラ、味があって良い!このキャラを演じたペドロ・パスカルは『ワンダーウーマン 1984』のマックス役でも好演していますよ♪
エグジーがクララのテントに行くシーン
エグジーがクララのテントに行くシーンで流れた曲は、 Tom Chaplinの『Quicksand』です。
トム・チャップリンは、イギリスを代表するのオルタナティヴ・ロック・バンド「キーン」のボーカル。
伸びの良い歌声に癒される…。切なさを感じるメロディラインも最高に魅力的で、クララが思いっきりエグジーを誘うこのシーンにピッタリ。
毎度毎度洋画では、ナンパからベッドへ行くまでがめちゃくちゃに早くて気になります!笑
エグジーがハリーを想ったり、ティルデの写真を眺めるシーン
エグジーがハリーを想ったり、ティルデの写真を眺めるシーンで流れた曲は、John Denverの『Annie's Song』です。
オープニングの「Take Me Home, Country Roads」でお馴染み、ジョン・デンバーのラブソング。
愛妻である「アニー」に捧げたというこの歌は、涙が出て来るほど美しい曲であり、自然讃歌としても聴ける名曲です。
離れてしまった大事な二人を想う、エグジーの胸中にマッチした選曲ですね♪
ティルデに関しては自業自得ですが…もっとメールで「一線は超えなかったよ!もうしないよゴメン!!」って言ってあげれば良いのに、と思いました;
マーリンが犠牲になってしまうシーン
マーリンが犠牲になってしまうシーンで流れた曲は、Elton Johnの『Daniel』です。
エルトン・ジョンは、イギリスを代表するミュージシャン、シンガー・ソングライター。まさかのエルトンご本人が登場!彼については、ぜひ伝記映画『ロケットマン』をご覧くださいませ!!
前作では、ED曲を担当したイギー・アゼリアが名前のみカメオ出演していましたが、本作ではガッツリとエルトンが演技していますよ。
OPでも流れた「Take Me Home, Country Roads」を力強く歌いながらの、とっても悲しいマーリンの特攻シーン。ずっとメインキャラとして一緒にいてくれるものだと思っていただけに、涙が溢れてしまいました。
ここからは続けて、エルトンミュージックが堪能出来ます。
エグジーとハリーが、ポピーの基地で戦うシーン
エグジーとハリーが、ポピーの基地で戦うシーンで流れた曲は、Elton Johnの『Saturday Night's Alright (For Fighting)』です。
マーリンの死に浸る間も無く、戦闘が始まります。
エルトン超つよつよだし、笑っちゃうほどド派手な衣装だし口悪いしで本当に面白い。アクションと笑いの渦に巻き込まれますよ!
ここでは、エルトンの代表作のひとつである名曲が流れますが、後にエグジー役のタロン・エガートンが、エルトン本人役を演じる事になるとは…。いやぁ、映画って本当にいいもんですね〜!
ハリーがロボット犬に襲われるも、エルトン・ジョンが現れ助かるシーン
ハリーがロボット犬に襲われるも、エルトン・ジョンが現れ助かるシーンで流れた曲は、Elton Johnの『Rocket Man』です。
ロボット犬にとっては「お友達」のエルトンが登場したため、攻撃が出来ずハリーが反撃するシーン。
ニッコリ笑ったエルトンがまた面白い!世界的に有名なアーティストであるエルトンが、自身のセクシュアリティをネタにしている本作。
彼の伝記映画(結構重い)を観たあとだったので「ネタにして良いんだ!?」と思って笑っちゃいました。
ここで流れる「ロケットマン」も名曲です!!
エグジー・ハリーがウイスキーと戦うシーン
エグジー・ハリーがウイスキーと戦うシーンで流れた曲は、Cameoの『Word Up』です。
キャメオは、アメリカのR&B、ファンク・バンド。
「Word Up」は1986年にリリースされた曲で、彼らの代表曲。様々なアーティストによってカバーされるほどの名曲です!
ずっとフラグは出ていましたが、やはりウィスキーは敵だった!でも、犬神家にはしなくてよかったんじゃ…?と、あまりのエグい最後に心が痛みました。
理由が理由なので、歩み寄って和解♪となって欲しかったなぁと、少し残念な結末で悲しかったです;
エンディング〜エンドロール
エンディング〜エンドロールで流れた曲は、Elton Johnの『Jack Rabbit』です。
エンドロールはおまけ映像等が無く、アメリカのファミレスで流れていそうな明るい曲、邦題「いたずらジャック」に癒されます。
コケる事の多いシリーズ第2作目ですが、変わらず面白く過去キャラもうまく使われていて、あまり頭を使わずさらっと観る事が出来ました!
ロキシーやJB、マーリンまでもが死んでしまったのは衝撃でしたが…。
次回作は「キングスマン」の誕生秘話なので、本編の続きもぜひ観たい!!長寿シリーズ化希望です!!!
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