『ジョン・ウィック:チャプター2』で流れる7曲をシーンごとに解説！

2017年7月7日公開の映画『ジョン・ウィック:チャプター2』。

殺しの仕事から再び引退したはずのジョンが暗殺の依頼を受けるというストーリーの始まりから、より深刻な戦いの場へ…。ローマでの攻防・殺し屋の相撲取りに狙われる展開に注目です。主演はキアヌ・リーヴス、監督はチャド・スタエルスキで、日本の興行収入は3億円ほどでした。

この記事では、映画『ジョン・ウィック:チャプター2』で流れた音楽7曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます

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『ジョン・ウィック:チャプター2』で流れた曲とは？

ジョンがローマのコンチネンタル・ホテルに到着するシーン

Haim Shapira - Andante

ジョンがローマのコンチネンタル・ホテルに到着するシーンで流れた曲は、Haim Shapiraの『Andante』です。

ローマのコンチネンタルホテルのロビーは、絵が施されている天井が高い位置にあって、広々としておりクラッシック音楽がピッタリ。ジョンはジュリアスに声を掛けられ、近況などを話すのですが…少し緊張した面持ちに注目ですね。

この後、ジョンが防弾スーツやこだわりの銃などを選びに行くシーンも見もの！3つの店でのやり取りが代わる代わる映し出される演出がポイントですよ。

ジョンが地下墓地にいるジアナを確認するシーン

Ciscandra Nostalghia - Fool

ジョンが地下墓地にいるジアナを確認するシーンで流れた曲は、Ciscandra Nostalghiaの『Fool』です。

女性シンガーがステージで声を伸ばしていき、楽器の単音が奏でられていましたね。魅惑的・幻想的な演奏と共に光で彩られるステージが印象的。

ジョンがターゲットにしているジアナはこの式典に出席し、真っ白な上着ときらびやかなスカートを身にまとって現れます。

ジョンは彼女を見やりつつ、着々と武器の準備を整えていくのにも注目ですよ。各所に隠した銃を使って逃走劇を繰り広げる展開まで目が離せません。

ジアナがカシアンと共に取引相手の元へ行くシーン

Ciscandra Nostalghia - Plastic Heart

ジアナがカシアンと共に取引相手の元へ行くシーンで流れた曲は、Ciscandra Nostalghiaの『Plastic Heart』です。

ジアナはアコーニが待っていると護衛のカシアンから聞き、会場を後にします。その際にステージで2曲目が流れており、ダークな雰囲気とパワフルさを合わせたような女性シンガーの歌が続いていきました。

アコーニとの話を終えたジアナは、身だしなみを整えに部屋へ…そこにジョンが現れ、友人関係であることを話すのですがジアナは死を悟っているようでしたね。彼女は弟のサンティーノがジョンと交わした誓印を利用して殺しに来たと知り、自ら命を絶つシーンは心に残ります。

この曲はエンディング1曲目でも流れます。

ジョンがカシアンと話して命を狙われるシーン

Dylan Eiland - John Wick Mode

ジョンがカシアンと話して命を狙われるシーンで流れた曲は、Dylan Eilandの『John Wick Mode』です。

ジアナ亡き後、外に出たジョンがステージの前を通ろうとすると盛大な曲が流れていましたね。照明などが光る中、カシアンに呼び止められて取り留めのない話をしたか思いきや、銃の撃ち合いへ！

緊迫感を感じさせる会話からのアクションは目を見張ります。ステージでは引き続き演奏が続き、客が賑わっているところに逃げようとしているジョンが現れるのにも注目ですよ。

近距離で銃を構えつつ的確に撃っていき、時には殴打して使っていくという判断力はさすがですね。

カシアンとジョンが戦いながらホテルに行きつくシーン

Oscar Peterson - Ecstasy

カシアンとジョンが戦いながらホテルに行きつくシーンで流れた曲は、Oscar Petersonの『Ecstasy』です。

ピアノのクラシックな曲が流れる中、ジョンとカシアンが息絶え絶えなシーンが対照的ですね。コンチネンタルホテル内では穏やかな曲が流れており、ロビーでもバーでも落ち着いた雰囲気があります。

そうしてジョンはカシアンにジアナを殺した理由を話し、サンティーノが主席を狙っていると伝えますが…カシアンはジアナを大切に思っていたことを語りつつ、プロとしての礼儀を見せるのが印象的でした。

主席連合との対立となるのか、緊張した展開が続くのに注目です。

サンティーノが懸賞金をかけたことでジョンが狙われるシーン

Stepan Grytsay - Chaconne

サンティーノが懸賞金をかけたことでジョンが狙われるシーンで流れた曲は、Stepan Grytsayの『Chaconne』です。

ジョンが町中を歩いていると殺し屋が次々と彼を狙う！その中でヴァイオリンを奏でる女性が『Chaconne』を弾いており、ジョンが前を通り過ぎたのを見計らって隠した銃で撃ちましたね。

まさかヴァイオリンに銃を隠し持っているとは驚きでしたが、防弾スーツのおかげですぐさま攻撃に転じるジョンにもビックリです。

ヴァイオリンの悲し気なソロ曲と共に殺し屋が倒れることになりますが…その他にも相撲取りたちにも狙われるジョンから目が離せませんよ。

エンディング

Jerry Cantrell, Tyler Bates And Gil Sharone - A Job To Do

エンディングで流れた曲は、Jerry Cantrell, Tyler Bates And Gil Sharoneの『A Job To Do』です。

スタッフロールが流れる中、穏やかな曲調と男性シンガーの語りかけるような歌が続いていきます。復讐を終えたはずのジョンが、殺しの世界に再び戻されて追われることになるという生き様を感じさせる曲ですね。

電話に出ると言葉数少なく、窮地に陥っても落ち着きを保つジョンの良さを感じさせるエンディングでした。ホテルの掟を破ったジョンにより、3作目では更なる危険が迫っていくため見逃せません！

サウンドトラック

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