2005年1月22日公開の映画『オーシャンズ12』。
前作「オーシャンズ11」でカジノオーナーのベネディクトから大金を奪ったダニー率いる11人でしたが、3年後ベネディクトは奪った大金を利子付きで返すようダニー達を脅します。
ヴァンサン・カッセルとキャサリン・ゼタ・ジョーンズを新たに迎えた豪華俳優陣によるクライム・エンターテインメントです。
映画『オーシャンズ12』で流れた音楽2曲をご紹介します。
『オーシャンズ12』で流れた曲とは?
オープニング
Ornella Vanoni - L'Appuntamento
オープニングで流れた曲は、Ornella Vanoni(オルネラ・ヴァノーニ)の『L'Appuntamento』です。
1960年代・1970年代に活躍し数多くの楽曲をリリースしたイタリアのポップス・シンガーです。『L'Appuntamento』はBS日テレ「小さな村の物語 イタリア 」でも使用されています。
オープニングがラスティーの近況が描かれています。相変わらず色気たっぷりの美男ラスティーですが、肝心なところで抜けています。
この世にパーフェクトな人間はいないのだとあらためて実感しますね。
ラスティーの恋人を演じるキャサリン・ゼタ・ジョーンズの横顔も色っぽいです。
映画の中だとベットの中でも美しいですが、リアルな世界ではキャサリン・ゼタ・ジョーンズのようにはいきませんね。寝る時の服装は着古したジャージ派です。
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ダニーがナイト・フォックスについて話すシーン
Dynastie Crisis - Faust 72
ダニーがナイト・フォックスについて話すシーンで流れた曲は、Dynastie Crisis(ダイナスティ・クライシス)の『Faust 72』です。
1960年代後半から1970年代初頭に活動したフランスのロックバンドです。『Faust 72』は1972年のリリース曲。
ダニーは仲間達にナイト・フォックスのリサーチ結果を共有します。貴族で派手な交友関係を持つナイト・フォックスは、すべてを持っているがゆえに日常に退屈を感じています。
伝説の大泥棒ルマークに育てられたナイト・フォックスは、盗みの才能もピカイチです。まるで怪盗ルパン!
ナイト・フォックス役のヴァンサン・カッセルはフランスの俳優で、2014年の映画「美女と野獣(La Belle et la Bête)」ではセクシーな王子兼野獣を演じています。映画「エリザベス」にも出演しており、中世の衣装がよく似合う俳優です。
映画「美女と野獣(La Belle et la Bête)」は映像がとても美しい映画なので、ぜひ観てみてください。
筆者の感想
「オーシャンズ11」のその後のストーリーでは、怪盗ルパンのような展開になっています。オーシャンズ11の時でも思いましたが、オーシャンズ・シリーズは音楽がかっこいい!ジャズ好きの人にはおすすめです。
私は「オーシャンズ11」よりも『オーシャンズ12』、「オーシャンズ13」が好きです。派手な展開はありませんが、キャラクターたちのちょっとした会話が面白おかしく、お馬鹿なシーンで笑いもありながらスタイリッシュな映像がたまりません。『オーシャンズ12』はクールなコメディ映画ですね。
ジュリア・ロバーツとブルース・ウィリスのやり取りはサプライズ感があって大好きなシーンのひとつです。ブラッド・ピットは表情豊かで、マット・デイモンの愛息子っぷりにも笑いがこみ上げてきます。
オーシャンズ・シリーズは登場人物が多く、一度観ただけでは何がなんだかわからないと思いますので、相関図を片手に2度観をおすすめします。
映画「オーシャンズ」シリーズ
オーシャンズ11(2001年)
👉 映画『オーシャンズ11』流れた挿入歌全5曲をシーンごとにご紹介!
オーシャンズ12(2004年)
オーシャンズ13(2007年)
👉 映画『オーシャンズ13』で流れた挿入歌全1曲をシーンでご紹介!
オーシャンズ8(2018年)
👉 映画『オーシャンズ8』流れた挿入歌全7曲をシーンごと紹介!