『週刊少年ジャンプ』に1990年から1996年まで掲載されていた漫画を原作とし、1993年10月16日から1996年3月23日まで放送されていたアニメ『スラムダンク』
不良高校生・桜木花道がひょんな事からバスケットボール部に入部し、超・初心者として成長して行く物語です。
作者は「バガボンド」「リアル」などでも有名な井上雄彦先生。
最終回から26年半を経て、2022年に映画が公開され大ヒットを記録するなど、根強いファンのみならず新規のファンも獲得しています。
この記事では、アニメ『スラムダンク』で流れる歴代主題歌・OP・ED6曲をご紹介します。
※以下ネタバレ有り
公開日 | シリーズ作品名 |
1993年 | アニメ『スラムダンク』 |
2022年 | 【スラムダンク】映画『THE FIRST SLAM DUNK』のOP/ED/主題歌をご紹介! |
『スラムダンク』で流れる曲とは?(オープニング編)
第1話~61話
1993年10月16日放送の第1話『天才バスケットマン誕生!?』から、1995年3月25日放送の第30話『ボーズ頭の逆襲!』までのオープニングで流れた曲は、BAADの「君が好きだと叫びたい」です。
BAADは、日本のロックバンド。「君が好きだと叫びたい」でブレイクしました。
今でもこの曲を聴くと、体育館を走る音、ボールを突く音が聞こえてくる…!スラダンのオープニング映像は、舞台とされている湘南の海も印象的ですよね。
海南に負け、花道が坊主頭にし弱点を見出される回まで使用されており、また最終回にも挿入歌として流れました。
現在は残念ながら、BAADが歌う原曲は配信されておらず他のアーティストのカバーのみが聴ける状態です。(今回は原曲に近いD-51の音源を載せました)
サウンドトラック(テーマソング集)には収録されています。
第62話~101話
1995年4月8日放送の第1話『特訓3DAYS』から、1996年3月23日放送の第101話『栄光のスラムダンク』までのオープニングで流れた曲は、ZYYGの「ぜったいに 誰も」です。
ZYYGは、日本のロックバンド。代表曲は「ぜったいに 誰も」「君が欲しくてたまらない」など。
赤い坊主頭になった花道が、逞しく成長しているカットが魅力的な第二期のOP。
本格的なバスケットマンとなって行く後半は、かなりロック色が濃く力強いサウンドの楽曲です♪
現在は残念ながら、こちらもZYYGが歌う原曲は配信されておらず、サウンドトラック(テーマソング集)にのみ収録されています。
『スラムダンク』で流れる曲とは?(エンディング編)
第1話~24話
1993年10月16日放送の第1話『天才バスケットマン誕生!?』から、1994年4月30日放送の第24話『正義の味方・桜木軍団参上!』までのエンディングで流れた曲は、大黒摩季の「あなただけ見つめてる」です。
大黒 摩季は、日本のシンガーソングライター、作詞・作曲家、編曲家。代表曲は「ら・ら・ら」「熱くなれ」など。
明るいOPとは打って変わって、晴子にフィーチャーした哀愁のあるED。
井上先生の作画に寄せた静止画に見惚れてしまいます!!
三井がバスケ部に乗り込んで来るあたりまで使用されていました。
ラストの、大黒摩季さんの力強いハイトーンボイス「行け、夢見る夢なし女〜」というフレーズは、何年経ってもカラオケで盛り上がりますよね♪
第25話~49話
1994年5月7日放送の第25話『全国制覇をめざした男』から、1994年12月24日放送の第49話『武園・最後の闘志』までのエンディングで流れた曲は、WANDSの「世界が終わるまでは…」です。
WANDSは、日本の男性3人組ロックバンド。代表曲は「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」など。
ミッチーの名言「安西先生、バスケがしたいです…」のカットに繋がって行く25話〜27話から、原作では描かれなかった武園戦まで使用されています。
女性との別れをテーマにしたしっとりとしたラブソングが、アニメを観たあとの興奮を沈め「また来週か…」と、ちょっと切ない気持ちにさせました。
今回掲載したのは、上原大史さんをボーカルに迎えたWANDS第5期バージョン。
当時の上杉昇さんボーカルの音源は、サウンドトラックに収録されています。
第50話~81話
1995年1月7日放送の第50話『王者への挑戦』から、1995年9月23日放送の第81話『仙道ファイヤー! 湘北崩壊!!』までのエンディングで流れた曲は、MANISHの「煌めく瞬間に捕われて」です。
MANISHは、日本の女性ポップ・ユニット。代表曲は「煌めく瞬間に捕われて」「声にならないほどに愛しい」など。
王者・海南との一戦が始まる50話。ここからのEDは、動いているキャラがほぼ登場せずバッシュやユニフォームが映し出され、一番盛り上がるサビで翔陽・海南・陵南といった、メイン高校のライバル達が走馬灯のように流れて行くのが特徴的です!(直前の安西監督のシリアス顔が素敵なのも見逃せない)
多分アニメで一番濃かった計31話ですし筆者的には一番好きなEDなのですが、この曲以外がミリオンセラーを達しているんですよね;
音楽配信も無く聴けるのはサントラのみなので、今回はSeiraさんがカバーした動画を掲載しました。
第82話~101話
1995年10月21日放送の第82話『ド素人・花道本領発揮』から、1996年3月23日放送の第101話『栄光のスラムダンク』までのエンディングで流れた曲は、ZARDの「マイ フレンド」です。
ZARDは、日本の女性歌手・坂井泉水が中心となった音楽ユニット。代表曲は「負けないで」「揺れる想い」など。
アニメでは、陵南に勝利し二位通過した湘北がインターハイに行く直前まで、で終了となっています。
スラダンではZARDのEDが一番好き!という人も多いのではないでしょうか?(ZARDが人気なのもありますが)
何せ、サビでインターハイの猛者キャラ達が登場しますからね!いや〜この匂わせ、あの頃は絶対に続編があると思っていました…。
いつでも聴くと元気が出てテンションが上がる、名曲です♪
『スラムダンク』で流れる曲とは?(挿入歌編)
映画『スラムダンク 吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏』・第84話
BAAD - Endless chain
1995年7月5日公開の映画『スラムダンク 吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏』、1995年11月4日放送の第84話『勝敗』の作中で流れた曲は、BAADの「Endless chain」です。
映画終盤である紅白練習試合(イチローが立ち上がり試合再開するシーン)〜試合終了までと、テレビアニメの84話・安西監督に試合結果を伝えに行くシーンで使用されています。
歌詞が美しく、キャッチーなメロディがシーンにマッチしている隠れた名曲!!
残念ながら音源が無く、サントラでのみ聴く事が出来ます。
プレイリスト
映画『THE FIRST SLAM DUNK』のOP/ED/主題歌をご紹介!
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