映画『THE FIRST SLAM DUNK』のOP/ED/主題歌をご紹介!

beersy

映画『THE FIRST SLAM DUNK』で流れる12曲をご紹介!

https://youtu.be/9o7-Cgetho4



2022年12月3日公開 アニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』

  • 主役声優:宮城リョータ役/仲村宗悟
  • 監督、脚本、原作:井上雄彦
  • 音楽:武部聡志、TAKUMA(10-FEET)

原作は、1990年から1996年まで週刊少年ジャンプに連載された、高校バスケットボールが題材のマンガ『スラムダンク』。

当時の読み切り作品『ピアス』で描かれた、宮城リョータの過去にフィーチャーされた作品ですが、連載終了から約26年を経て、アニメで放映されなかった「山王戦」を観られることとなりました。

この記事では、映画『THE FIRST SLAM DUNK』で流れる13曲をインストも含め抜粋。

25年以上バスケを続けているバスケ&スラダンオタクの筆者が、それぞれのシーンの説明を踏まえてご紹介します。

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各シーンで流れた楽曲(インスト)は、配信されたものを覚えている範囲で掲載しているので、多少の相違があるかもしれません;再度鑑賞したら随時更新します。

※注意!!この記事は映画のネタバレになるものが含まれています。


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公開日シリーズ作品名
1993年アニメ『スラムダンク』で流れる歴代主題歌/OP/ED全6曲を紹介!
2022年THE FIRST SLAM DUNK

『THE FIRST SLAM DUNK』で流れる曲とは?

オープニング・主題歌

The Birthday - LOVE ROCKETS【MV】(映画『THE FIRST SLAM DUNK』オープニング主題歌)

 

The Birthdayは、日本のロックバンド。Vo.チバユウスケさんは、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTなどで活動していました。

宮城が兄と1on1をしている…という、過去の回想シーンから始まるオープニング。

その後、このベース音から始まる曲に乗せて、湘北の宮城・三井・流川・赤木・桜木というスタメンが、ゆっくりと歩いて来る。

井上先生の線画のみでの演出。原作がそのまま動いているアニメーションに感動し、冒頭から心を奪われました。

山王の面々も登場し、ワクワクドキドキ感を煽りまくる、The Birthdayのブルースロックが最高にクールです!!


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山王と湘北が点を取り合うシーン

Akatsuki No Sunadokei ("THE FIRST SLAM DUNK" BGM (10-FEET Original Ver.))

山王と湘北が点を取り合うシーンで流れた曲は、10-FEETの『暁の砂時計』です。

宮城と桜木がまさかのアリウープを決めるも、深津は冷静に二点を取り返す。その時の「同じ2点だピョン」は名セリフですね!

その後、絶好調三井の2Pのあと、堀田の「みっちゃ〜ん」という掛け声と共に流れるのは、ギターベースのノリノリなロック♪

展開の早いゲーム展開にピッタリな疾走感のある楽曲で、主題歌にちょっと似ている感じでした。

赤木のダンクのあたりまで流れ、また、クライマックスの三井寿「この音が俺を甦らせる… 何度でもよ…」のシュートシーンなど、試合中に流れます。

 

宮城が、兄・ソータの部屋にいるシーン

深津に苦戦する宮城。ここで過去の回想に飛び、海難事故で亡くなった兄・ソータの部屋にいるシーンへ。

リョータはリョータで生きて欲しい。そう決心した母親がソータの荷物を片付けてしまい、お互いに泣きながら取っ組み合います。

父、兄と亡くしてしまったリョータの心中を思うと、本当に辛くなりました。

なぜ宮城の背番号が7番なのか…がわかるこの重要なシーンでは、単音のピアノからバイオリンに変わる、優しい旋律が流れます。

※インストのためサントラ配信され次第更新

 

山王がゾーンプレスをするシーン

Alert of oz ("THE FIRST SLAM DUNK" BGM (10-FEET Original Ver.))

山王がゾーンプレスをするシーンで流れた曲は、10-FEETの『Alert of oz』です。

早くも後半が始まり、王者・山王のお家芸「ゾーンプレス」の洗礼を浴びるシーン。

このDFは筆者も経験がありますが、本当に心が折られる地獄沼です;

でもこのDFを完成させるのにも、相当な努力とスタミナが必要。技術だけではない、山王の強さを思い知らされますね。

宮城がパスを出せず、次々と点を取られて行く苦しい心中を表現した、ピアノとドラムがメインの激しい曲が流れます。

 

宮城がゾーンプレスを突破するシーン

Slash Snake ("THE FIRST SLAM DUNK" BGM (10-FEET Original Ver.))

宮城がゾーンプレスを突破するシーンで流れた曲は、10-FEETの『Slash Snake』です。

安西監督がベンチで、宮城に「湘北の切り込み隊長」とボール運びを託し、宮城が見事ゾーンプレスを突破するシーン。

盛り上がるこの場面では、ギターとシンセサイザーの激しいロックが流れます。速いドリブルに驚く深津の顔に、スカッとしました!

そして余談ですが、アニメ版からは声優陣が一新されたものの、筆者は特に違和感なく観て来ました。が、この安西監督だけはちょっと声がシブ過ぎて馴染めず;

アニメ版の、大学の監督時代の声って感じでした。あの以前の「ほっほっほ」のほんわかさが欲しかった…!

 

桜木がテーブルに乗り啖呵を切るシーン

宮城と三井の回想シーンのあと、桜木が来賓席のテーブルに乗り「ヤマオーはオレが倒す!!」と言い放つ名シーン。

桜木はどうして、いろんな意味で空気を変えることに長けているのか。なぜ思い切り出来てしまうのか。

性格もあるけれど、それはここで発せられた「シロートだからよ!」という言葉が全てなんですよね!この桜木の無鉄砲さに、湘北は何度も救われます。

ここでは、疾走感のある機械音とギターで、湘北を奮い立たせるロックが流れます。

※インストのためサントラ配信され次第更新

 

赤木が倒れ、みんなが起こすシーン

川田に歯が立たず、赤木がオフェンスチャージをしながら倒れるも、チームメンバーが起こすシーン。

回想で、先輩に「アツ過ぎて独裁的」と散々言われ孤独にバスケをして来た赤木には、問題児軍団ながらも「勝つ」ためにバスケをする仲間が出来ました。

原作では、メンバーではなく陵南の魚住が大根の桂剥きをしながら乱入し、赤木に「お前は鰈だ」と言い鼓舞する場面です。

赤木の大きな背中に心打たれ、涙が流れる感動的なこのシーンでは、ピアノの旋律が美しく優しい楽曲が流れます。

※インストのためサントラ配信され次第更新

 

宮城と三井が喧嘩をするシーン

中学生時代にストリートで一緒にバスケをした二人が、学校の屋上で激しい喧嘩をし、その上に雪が降って来るシーン。

ここからは、宮城と三井の悲しい過去が描かれます。しかも宮城はバイクで事故ってますし…不幸の連続で母が可哀想過ぎる!!

原作でも多くは語られなかった二人の出会いが観られる、重要なシーンのひとつ。

ここではピアノの高音と低音が美しく重なっている楽曲が流れ、宮城が沖縄に戻るあたりで単音になります。

※インストのためサントラ配信され次第更新

 

泣いて吹っ切れた宮城が、砂浜を走るシーン

BLIZZARD GUNNER ("THE FIRST SLAM DUNK" BGM (10-FEET Original Ver.))

泣いて吹っ切れた宮城が、砂浜を走るシーンで流れた曲は、10-FEETの『BLIZZARD GUNNER』です。

兄・ソータが父親を亡くした時に泣いていた洞窟に入り、思い出を蘇らせ号泣し、決意を新たに砂浜でトレーニングをするシーン。

本当に仲の良かった二人の思い出が観られて、こちらの心にもグっと来るものがありました。

そして砂浜でシャトルラン…キツそう…。

ここでは、アコースティックギターとドラムがメインの爽快な楽曲が流れ、宮城の吹っ切れた心が晴れやかに表現されていました♪

 

 

沢北の独壇場で点差が付いて行くシーン

安西監督も震える桜木・流川の活躍が気に障った沢北が「ヘナチョコシュート」で点差を付けて行くシーン。

これ、原作で見ていて実際にはどんな感じなのかと当時思いましたが、今作でその動きの柔らかさとボールの美しい弧を描く様が観られて、鳥肌が立ちました。

沢北の独壇場で、流川も歯が立たないほど苦しい場面で流れるのは、ピアノとドラムがメインの、美しくも激しい…まさに沢北のバスケットを表現した楽曲です。

※インストのためサントラ配信され次第更新

 

湘北が反撃するシーン

10-FEET - 第ゼロ感 (映画『THE FIRST SLAM DUNK』エンディング主題歌) Audio Movie

湘北が反撃するシーンで流れた曲は、10-FEETの『第ゼロ感』です。

10-FEETは、日本のスリーピースロックバンド。「RIVER. 」「アンテナラスト」などが有名。

宮城の名言「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」が飛び出るシーン。

それを合図に、今作のエンディング・主題歌である10-FEETの「第ゼロ感」が流れます。

作中1番の盛り上がりどころ…疾走感、力強さのある楽曲も相まって胸アツ!

赤木がFTをもらい、桜木が倒れるシーンまで流れます。

ちなみにこのあとの桜木の回想シーン前後には、チラっと海南や陵南の魚住・仙道が映り込みますよ!

 

流川と桜木がタッチをするシーン

クライマックスは全て無音。試合最後の、桜木の「左手はそえるだけ…」というセリフも声無しでしたが、観ている人には聴こえたでしょう!

心臓の音や秒針の音が流れ、ストーリーを知っているのに最後まで歯を食いしばってしまいました。

初めてパスを出し合った流川と桜木がタッチし皆で喜び、宮城が空を見上げるシーンでは、豪華で華やかなオーケストラが流れ心から感動!!

映画館では、みんな一体となり息を止めているのが伝わって来てとても心地よかったです。(周りの人と話したかった…笑)

※インストのためサントラ配信され次第更新

 

エンディング・主題歌

Double crutch ZERO ("THE FIRST SLAM DUNK" BGM (10-FEET Original Ver.))

 

エンディングで流れた曲は、10-FEETの『Double crutch ZERO』です。

まさかの!!リョータがアメリカに留学したという事実だけでも驚きですが、相手チームに沢北がいるのに鳥肌が止まりませんでした…!!

得意のドリブルで、ライバル・沢北に果敢に向かって行く姿からエンドロールに入るくだりには、もう…感無量。

原作好きなら絶対に観るべき映画でしたね。終わってもずっとずっと観ていたかったです…井上先生、ぜひ続編を!!!

ちなみに、エンドロール後にはちょっとだけおまけ映像が流れるので、ぜひ最後まで観てください♪

 

収録サウンドトラック

 

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カテゴリー - 挿入歌・サントラ
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ビール党のアラフォーで二児の母beersy(ビアシィ)子ども就寝後、夜な夜なテレビを付けては夫婦で動画視聴。仕事や家事から意識を飛ばすのが得意技。アクション好きだが、雑食性で何でも鑑賞するタイプ。しかしその実態はただの筋肉好き。いつかシルヴェスター・スタローンに会うのが夢であり、それゆえ筋トレを欠かさない(嘘) 私の記事を通して、筋肉好きの読者様が増えたら嬉しいです(?)