そんな想いを持っているあなたのために、
この記事では、『Echo Show 10の実機レビュー』をご紹介していきます。
Echo Show 10は、Amazonから発売されている画面が回転する大画面のEcho Showシリーズです。
Echo Show 5やEcho Show 8と比べて圧倒的なレベルアップをしています!
Echo Show 10を一緒に見ていきましょう!
−− EchoShow 10 −−
Editor's Rating:
好きなところ
- 画面回転はEcho Show シリーズ最大の欠点を解消
- 低音がしっかり出る
- デジタルフォトフレームとしても活躍
イマイチなところ
- でかい
- Amazon系サービスに依存
- 高い
結論
AmazonのEcho Showシリーズから Echo Show 10
スマートディスプレイとしてはとても高性能で、使い勝手もとても良く、これまでのEcho Show シリーズに比べて圧倒的な進化をしている
サイズ感は設置場所を選び、値段はそこそこする
Echo Show 10とは?
Amazon Echo Show 10は、Amazonがリリースしている画面が回転するスマートディスプレイです。
搭載している音声アシスタント「アレクサ」にしてほしいことをリクエストすることで、自動的に機能やアプリを呼び出してくれます。
Echo Showシリーズには、全部で3機種あります。
それぞれの違いは、以下の表のとおりです。
Echo Show 10 | Echo Show 8 | Echo Show 5 | |
写真 | |||
価格 | 29,980円 | 14,980円 | 8,980円 |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ | 8.0インチ | 5.5インチ |
サイズ | 幅251 mm x 高さ230 mm x 奥行172 mm | 幅200mm x 高さ130mm x 奥行99mm | 幅148mm x 高さ86mm x 奥行73mm |
解像度 | 1280 x 800(自動色彩調整機能) | 1280 x 800(自動色彩調整機能) | 960 x 480 |
カメラ | 13MP | 13MP | 2MP |
スピーカー | 1.0インチツイーター x 2、3.0インチウーファー | 2.0インチ x 2 | 1.6インチ x 1 |
回転 | あり | なし | なし |
→ 全Amazon Echoを徹底比較!音質など6つの違いとは?
Echo Show 10を購入する価値ベスト3
- 画面が回転する
- 自宅で音楽を聴くには十分すぎる音質
- デジタルフォトフレーム
ベスト1.画面が回転する
音声がある方に画面を向けてくれる
Echo Show 10の最大の特徴は、360度画面を向けられる回転する画面です。
自分がどの位置にいても、「アレクサ」と声をかければ、声があるほうに画面の正面を向けてくれます。
また、スマホから遠隔でEcho Show 10のカメラを起動することができます。
スマホをスワイプすることでEcho Show 10の画面を回転し、部屋全体を確認することも可能です。
外出先から360度自宅をチェックすることができる
Echo Showシリーズ(その他のスマートディスプレイも)は、一度設置してしまうと、画面を見れる角度は決まってしまいます。
Echo Showシリーズのサイズ感
別の角度から画面を見るには、本体を設置し直さないといけません。
しかし、Echo Show 10なら画面をこちらに合わせてくれるので、とても使い勝手の良い、設置のしやすさも良いスマートディスプレイです。
ベスト2.自宅で音楽を聴くには十分すぎる音質
厚みと重みのあるリッチな音質のEcho Show 10
Echo Show 10には、1.0インチツイーターが2つと3.0インチウーファーが搭載されています。
実際に音楽を再生してみると、Echo Show 5やEcho Show 8との音質の違いは歴然です。
その理由は、3.0インチウーファーの搭載にあり、厚みと重み、深みのある低音がしっかりと音を支えているため、音の重厚感をとても感じられます。
自宅で音楽を聴くには、十分すぎる音質でしょう!
そして、Echo Show 10では、「アレクサ、音楽をかけて」とリクエストすれば勝手に音楽を再生してくれます。(これが超絶便利!)
「アレクサ、音楽をかけて」とリクエストしたとき
Echo Show 10で音楽を聴くには、以下の音楽ストリーミングサービスを使用します。
- Amazon Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- うたぱす
- dヒッツ
筆者の自宅では、音楽を聴いたり、動画を観るときはAmazon Echo Studio2台とEcho Subのウーファーを使用しています。
音楽も動画もコンテンツを楽しむには、低音がしっかりと出ますし、高音もきれいです。リアリティのある音でとても気に入っています。Echo Show 10よりも音質のレベルは上です。
しかし、懸念点もあります。
夜になると自宅の周辺環境が静かになるので、これらのスピーカーでは近隣に迷惑をかけてしまうのではないかと心配になり、ウーファーは電源を消し、できるだけ小さい音にしています。
せっかく揃えても、夜のリラックスした時間に好きな音楽を最大限の環境で聴けません。
ここでEcho Show 10の登場です。
Echo Show 10は、確かにEcho Subほどの低音感はありませんが、クリアな音質と音楽をしっかり支える低音の質感を持っており、周辺環境を気にせず音楽を楽しめます。
音楽を聴くのも、動画を観るのも、スマホ以上であり、良い質感でありながら、ちょうどよい程度でとても重宝しています。
また、Echo Show 10の音質を好みに合わせて調整できます。
低音を強めたり、ボーカルを強めたりと、Echo Show 10の音を自分好みにカスタマイズして、よりリッチな体験が可能です。
ベスト3.デジタルフォトフレーム
スマホの写真をスクリーンに出せる
Echo Show 10では、スマホで撮影した写真や保存されている画像をスクリーンに映し出せます。
Amazonプライム会員の場合は、無制限でAmazon Photosのアプリに写真を保存できます(無料の場合は5GB)
アレクサアプリから設定をすれば、スマホで撮影した写真を自動的にAmazon Photosに保存し、Echo Show 10のスクリーンに設定した画像やアルバムを表示します。
Echo Show 10は、スマホのようにずっと使用時間の長いデバイスではありません。
1日のうちしっかりと使うのは1時間もないかもしれません。
しかし、Echo Show 10を部屋に設置していることで、10.1インチの大画面に写真が表示されるので、フォトフレームとして使えます!
また、1枚の写真だけではなく、表示する写真はコントロールできるので使い勝手も良いです。
思い出の写真が表示されていると、けっこう良いですよ!
Echo Show 10のワースト3
- でかい
- Amazon系のサービスで固めるのが良い
- 高い
ワースト1.でかい
でかいEcho Show 10
Echo Show 10は、幅251mm、高さ230mm、奥行172mmの大きめなデバイスです。従量は約2.5kgあります。
画面は10.1インチのサイズなので、スマホ3個分くらいのサイズ感です。
Echo Show 10を設置する部屋の大きさがあまりにも小さいと宝の持ち腐れとなってしまいもったいない使い方になってしまいます。
また、画面が回転するので、できれば、広範囲で使えることが望ましいでしょう。
例えば、カウンターキッチンに設置すれば、リビング側でも、キッチン側でも使えていい感じです。
リビングに設置して、部屋全体を見回せるようにしてもいい感じでしょう。
ですが、デスクの上やベットサイドに置くといった限定的な場所では、Echo Show 10は最大限のパフォーマンスを発揮できません。
また、大きいので邪魔にもなるでしょう。
購入前にある程度設置場所を検討しておくことをおすすめします。
ワースト2.Amazon系のサービスで固めるのが良い
Echo Show 10は、Amazonのスマートディスプレイです。
そのため、Amazon系のサービスやデバイスで固めるとよりポテンシャルを発揮します。
例えば、
- 音楽はAmazon Musicで聴く
- 動画はAmazon Prime Videoで観る
- テレビでは、Fire TV Stickで動画を見る
- アレクサ対応のスマート家電を使う
など、Amazon系のサービスやデバイスを揃えれば、Echo Show 10との互換性が良く、横断してコンテンツを楽しめるのでおすすめです。
ワースト3.高い
「高い」は人それぞれの価値観だと思いますが、29,980円は安くはない値段です。
Echo Show 10特有の特徴は、
- 画面の回転
- どこに設置しても画面を自分に向けてくれる
- 遠隔で部屋を360度確認できる
- 低音がしっかりと支えてくれる重厚な音質を楽しめる
です。
その他にもEcho Show 10ではできることがありますが、それは「アレクサでできること」ともいえます。
Echo Show 10をしっかりと使う価値があり、アレクサのできることで生活をより便利に、楽しくできるのであれば、Echo Show 10はとてもおすすめです!
→ 9つのAmazon Echoができること!アレクサの使い方とは?