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『ワンダーウーマン』で流れた挿入歌7曲をシーンごとに解説!

こでぃも

『ワンダーウーマン』で流れた挿入歌7曲をシーンごとに解説!

https://youtu.be/QY8GzYbNdAM



2017年8月25日公開公開の映画『ワンダーウーマン』。

第一次世界大戦を舞台にワンダーウーマンが活躍した時代を描くヒーロー映画です。ガル・ガドット、クリス・パインが出演し、監督はパティ・ジェンキンスで、日本の興行収入は13億円ほどでした。

この記事では、映画『ワンダーウーマン』で流れた音楽7曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます

 

👉 『ワンダーウーマン1984』で流れる5曲をシーンごと解説!

 

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『ワンダーウーマン』で流れた曲とは?

ダイアナとスティーブがバーに行くシーン

78 RPM - Edgar Trevor & Cecil Cooper - Another Little Drink Wouldn't Do Us Any Harm (1916)

Edgar Trevor & Cecil Cooper - Another Little Drink Wouldn’t Do Us Any Harm

ダイアナとスティーブがバーに行くシーンで流れた曲は、Edgar Trevor & Cecil Cooperの『Another Little Drink Wouldn’t Do Us Any Harm』です。

陽気な男性たちの歌声が響き、軽快なリズムの楽器音なども加わっていきます。語るように歌ったり、掛け声のような声を上げるのが特徴です。

小気味よいテンポで歌が続き、笑ったりする声などを含めて最後まで続いていきます。

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外界に閉ざされていた島「セミッシア」で育ったダイアナがスティーブと出会い、戦争へ赴くという展開から目が離せませんね。

そうした中、スティーブはドイツ軍の毒ガスを止めるため、後ろ盾無しで前線に赴くことになりました。そのため、仲間を集めにダイアナと共にバーへ行くと『Another Little Drink Wouldn’t Do Us Any Harm』が流れていましたね。

店内では酒を楽しむ客で賑わっており、曲がぴったり。楽しそうな雰囲気が伝わってくる中、スティーブは口が達者な男の元へ。そのサミーをダイアナに紹介しつつ、色々な語学が話せることがわかるシーンはワクワクさせられます。

 


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バーでチャーリーの話を聞くシーン

Ella Retford - Molly O’Morgan

バーでチャーリーの話を聞くシーンで流れた曲は、Ella Retfordの『Molly O’Morgan』です。

女性の高い声が響き渡り、楽器の音が時折入っていく曲です。滑らかな歌がとどまることなく続いていき、最後まで明るい雰囲気が続いていきます。

エラ・レットフォードは1885年生まれのイギリスの歌手で、舞台などの経験者です。『Take Me Back to Dear Old Blighty』、『They'll All Sing At The Seaside』などが有名です。

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スティーブは他の仲間に声を掛けるために、チャーリーを発見。彼は他の男の酒を飲んでしまい、殴られているのを見やるダイアナは不安そうでしたね。

そうしてバーで席を変えてチャーリーから話を聞く際に『Molly O’Morgan』が流れます。ダイアナはチャーリーが狙撃手であるという話を聞いて、遠くから敵を殺すというやり方に納得できないようでした。面と向かって堂々と戦うという戦士としての心得を持っている彼女ならではですね。

サミーはダイアナも前線に行くという話を聞いて信じられない面持ちを迎えますが、男に絡まれた際に瞬時にやっつけてしまうのを見て複雑な心境に…そこにパトリック卿が現れて資金を援助したり、自分も若かったら一緒に生きたかったと言って見送ってくれるのが良いですね。

戦地へ赴く兵士達が歌っている曲

"It's A Long Way To Tipperary" - British Army Song

It’s A Long Way To Tipperary

戦地へ赴く兵士達が歌っている曲で流れた曲は、『It’s A Long Way To Tipperary』です。

勇ましい男性の歌声が続いていき、スネアの音や管楽器による単音が加わっていきます。最後まで力強く歌いあげるのが特徴。

『遥かなティペラリー』という歌であり、戦時中に兵士が歌っていたことでも有名です。このシーンでは登場する兵士たちが歌っています。

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船に乗っていた兵士たちが移動する際に『It’s A Long Way To Tipperary』を歌っていましたね。戦地へ赴くという大変さが伝わってくるワンシーンです。

兵士を見送る女性たち、傷付いた兵たちを見ると戦争の悲惨さが伝わってきます。スティーブとダイアナは戦争を終わらせるという決意を新たにする中、酋長に会いに行きました。彼は戦いで全てを奪われた旨を話し、今は自由に暮らしていると話していたのが印象的。

仲間と前線に向かう途中、チャーリーは悪夢にうなされたり、村の者たちが奴隷になってしまうという話を聞いたり…ダイアナは村を救いたいと考え、スティーブはこの地帯の危険さを語る中、どういった行動を起こすのかに注目でしょう。

ダイアナとスティーブが村で踊るシーン

Sous les ponts de Paris - Lucienne Delyle

Lucienne Delyle - Sous Les Ponts De Paris

ダイアナとスティーブが村で踊るシーンで流れた曲は、Lucienne Delyleの『Sous Les Ponts De Paris』です。

静かな音楽で始まり、大人っぽい女性の歌声が続いていく曲です。穏やかな曲で、自らリズムをとるようにして歌うのが特徴。

リュシエンヌ・デリルは1917年生まれのフランスの歌手で『Charmaine』、『Le Paradis Perdu』が有名な曲です。

こでぃも
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ダイアナたちは記念撮影をして、サミーはダイアナとスティーブに飲み物を振る舞いつつ、村では『Sous Les Ponts De Paris』が流れていましたね。

穏やかな曲は夜の村の雰囲気にピッタリで、スティーブがダンスに誘うという展開が良いですね。翌日の晩餐会のためにと思ってダイアナは踊ることにし、2人の距離が縮まるのがステキ。

元々、ダイアナは全く知らない世界から来たスティーブに興味があったようで、男性を見るのも初めてでした。「男ってそうなの?」と聞いたり、イギリスの街で色々なモノに興味を持ったりするのが印象的です。初めての出会い・出来事に対するダイアナの表情にも注目でしょう。

屋内でチャーリーがピアノを弾いて歌うシーン

John McCormack - I'll Walk Beside You (1940)

Ewen Bremner - I’ll Walk Beside You

屋内でチャーリーがピアノを弾いて歌うシーンで流れた曲は、Ewen Bremnerの『I’ll Walk Beside You』です。

オペラのような男性の歌声が響き渡り、最後まで力強く歌い上げる曲です。感傷的なラブソングとして制作されました。

今作ではチャーリー役のユエン・ブレムナーがピアノを弾きながら歌います。彼は1972年生まれの俳優です。

こでぃも
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雪が降って来てダイアナは雪を魔法のようだと言いましたね。ロマンチックな雰囲気が続く中、戦争が無ければこうして歌や踊りを楽しむのかと聞くのが印象的。『I’ll Walk Beside You』を歌うチャーリーがムーディーな雰囲気を作っていました。

朝食を食べて仕事をして、結婚や子供をもうけるという人生について語るスティーブですが、自身には縁遠い話だという感じているようでした。

そうしてダイアナを部屋に送り、2人はキスを交わすのですが…アレスの話などを含めて、戦時下で彼女たちがどうなっていくのかに注目でしょう。

ダイアナに励まされたチャーリーが歌うシーン

Green Grow the Rushes-O (Traditional, after Roberts & Barrand)

Ewen Bremner - Green Grow The Rashes, O

ダイアナに励まされたチャーリーが歌うシーンで流れた曲は、Ewen Bremnerの『Green Grow The Rashes, O』です。

リズムの良さと力強さを感じる歌ですね。複数人で歌われたり、クリスマスキャロルとして歌われることもある民謡の一つです。

今作ではチャーリー役のユエン・ブレムナーがワンフレーズ歌います。

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スティーブは仲間たちに「雇うのは2日だけだ」と言うと彼らは引き続き付いて行くと言ってくれましたね。しかし、チャーリーは自らを足手まといだと言って引こうとしようとします…ダイアナは彼に「誰が歌うの?」と問いかけて一緒に行こうと誘うのが良かったです。

気を良くしたチャーリーは『Green Grow The Rashes, O』を歌い出し、みんなで敵陣へ!道中でスティーブは仲間にルーデンドルフが戦の神の「アレス」であるかもしれないと話し、ダイアナがどこから来たのかも語りますが、みんなは信じられなさそうでしたね。

そうしてダイアナがルーデンドルフに対して剣を抜こうとするシーンが続くため目が離せません。

エンディング

Wonder Woman Official Soundtrack | To Be Human - Sia feat. Labrinth | WaterTower

Sia Featuring Labrinth - To Be Human

エンディングで流れた曲は、Sia Featuring Labrinthの『To Be Human』です。

独特な音で始まり、女性シンガーのゆったりとした歌が続いていく曲です。男性シンガーの伸びのある声も入っていって2人でコーラスを奏でるのが特徴。

Siaは1975年生まれのオーストラリアのシンガーで『Cheap Thrills』が有名。Labrinthは1989年生まれの歌手兼ラッパーで『Mount Everest』が有名な曲です。

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エンディングでは『To Be Human』が流れ、クールな雰囲気を感じさせましたね。改めて作品に思いを馳せたくなりました。

まさがパトリック卿がアレスだとは驚かされましたが、ダイアナに人間の価値を話し、父であるゼウスが作ったものを否定するのです。元々、ゼウスはアマゾンの女王との間に子供をもうけ、そのダイアナ自身がゴッドキラーであるというのには驚かされました。

それでもアレスは臆することなく、ダイアナに「人々の世界を再び楽園に戻そう」と言いますが彼女は戦いを決意!壮大な決闘の様子に目を見張ります。

アレスは圧倒的な力を持っており、遠距離から周囲のモノをぶつけたりしてダイアナを圧倒していましたね。そんな彼女が怒りによってパワーを得ていくのにも注目でしょう。

筆者の感想

ダイアナはスティーブが身を挺して世界を守ろうとして自爆したのを見送ることに…その直前にスティーブが残した言葉を思い出すのが印象的でしたね。

愛してると言って、ダイアナに世界を救うように伝えたスティーブですが、ダイアナが彼の思いを紡いで現代まで生きていくののです。

ダイアナが腕を交差させてアレスを攻撃しつつ、「人間には希望がある」と言い放つラストもカッコ良かったです!

 

サウンドトラック

 

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年100本以上の洋画を見て海外ドラマもついつい見続けてしまう こでぃもです。新作公開映画は年に20本観るので時間が欲しくてしょうがないです(笑)マーベル、DC、ディズニーを見たり、ネットフリックスのオリジナル作品も凄いなと思う今日この頃。アクション映画の迫力、ファンタジーの魅力などなど、皆さんにも映画のおもしろさを伝えつつ、楽しんでいければと思いますのでよろしくお願いします!