1995年12月9日公開の映画『クルーレス』。
ビバリーヒルズの豪邸で暮らす女子高生シェールは、ダサいこと(クルーレス)が大嫌いなおしゃれ好き。
シェールの毎日は、成績アップのために先生たちの恋路を応援したり、転校生の変身を手伝ったりと大忙しです。
映画『クルーレス』の挿入歌16曲をシーンごとにご紹介します。
『クルーレス』で流れた曲とは?
オープニング
The Muffs - Kids in America
オープニングで流れた曲は、The Muffs(ザ・マフス)の『Kids in America』です。
Y2Kのレジェンド作品!オープニングも90年代のガールズムービーらしく可愛いデザインです。
『クルーレス』のオープニングが好きな人は、「ロミーとミッシェルの場合」がおすすめ。
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シェールが今日のコーディネートをPCで選んでいるシーン
David Bowie - Fashion
シェールが今日のコーディネートをPCで選んでいるシーンで流れた曲は、David Bowie(デヴィッド・ボウイ)の『Fashion』です。
初めて『クルーレス』を観たときに憧れたシーンのひとつ。真剣に選んでいるシェールがキュートです。
シェールがジープに乗って登校するシーン
No Doubt - Just A Girl
シェールがジープに乗って登校するシーンで流れた曲は、No Doubt(ノー・ダウト)の『Just A Girl』です。
素敵な豪邸に、10代でジープとは!羨ましい限りです。シミとは無縁のオープンカー登校も素敵。
シェールが突然流れた音楽にうんざりするシーン
Radiohead - Fake Plastic Trees
シェールが突然流れた音楽にうんざりするシーンで流れた曲は、Radiohead(レディオヘッド)の『Fake Plastic Trees』です。
90年代コメディ映画あるある!有名俳優を発見です!義兄役のポール・ラッドは、マーベル・シリーズの「アントマン」でお馴染みですね。
私はラブコメやコメディでポール・ラッドを観ていたので、マーベル・シリーズに登場した時は意外性があって驚きました。
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ホール先生とガイスト先生が順調に愛を育むシーン
The Lightning Seeds - Change
ホール先生とガイスト先生が順調に愛を育むシーンで流れた曲は、The Lightning Seeds(ライトニング・シーズ)の『Change』です。
先生だって人間ですもの。プライベートが上手く行けば生徒への成績だって上々。ツッコミどころ満載なシーンもシェールの笑顔で解決です!
シェールが転校生のタイをメイクオーバーさせるシーン
Jill Sobule - Supermodel
シェールが転校生のタイをメイクオーバーさせるシーンで流れた曲は、Jill Sobule(ジル・ソビュール)の『Supermodel』です。
ガールズムービーには欠かせないメイクオーバーシーン!タイのファッションは、シェールにダサ認定されましたが、私はパンク・カジュアルなタイも好きです。
『クルーレス』で ブリタニー・マーフィを観た後に、「17歳のカルテ」や「8 Mile」を観ると可愛さと狂気のギャップにやられます。
シェールが校庭で写真を撮るシーン
Supergrass - Alright
シェールが校庭で写真を撮るシーンで流れた曲は、Supergrass(スーパーグラス)の『Alright』です。
まるで「ビバリーヒルズ高校白書」のようなワンシーンですね。みんな歯がとても綺麗で真っ白!
キューピッド・シェールもここまでやると、ちょっとありがた迷惑。
シェールとタイがパーティーでダンスしてエルトンにアピールするシーン
Coolio - Rollin' With My Homies
シェールとタイがパーティーでダンスしてエルトンにアピールするシーンで流れた曲は、Coolio(クーリオ)の『Rollin' With My Homies』です。
シェールの一方通行の善意がつらい。赤いドレスに満足そうな笑顔のシェールは無敵!
「ミーンガールズ」を観た後にccを観るといい具合に中和されます。
エルトンが車でシェールを送っていくシーン
The Cranberries - Away
エルトンが車でシェールを送っていくシーンで流れた曲は、The Cranberries(クランベリーズ)の『Away』です。
思わずエルトンに同情してしまうシーンです。
『クルーレス』の面白いところは、ガールズムービー定番の最悪のキャラクターがいないところですね。安心してポップコーンが食べれる作品。
車の後部座席でシェールがジョシュとジョシュの彼女の会話を聞くシーン
Counting Crows - The Ghost in you
車の後部座席でシェールがジョシュとジョシュの彼女の会話を聞くシーンで流れた曲は、Counting Crows(カウンティング・クロウズ)の『The Ghost in you』です。
歪んだ顔も可愛いシェール。ジョシュの義妹への態度を見ていたらすぐに気づきますよね。さよなら恋心。
クリスチャンが車でビリー・ホリデイの曲をかけるシーン
Billie Holiday - Miss Brown to You
クリスチャンが車でビリー・ホリデイの曲をかけるシーンで流れた曲は、Billie Holiday(ビリー・ホリデイ)の『Miss Brown to You』です。
ハイセンスなイケメン・クリスチャンは音楽センスも素敵!でも、シェールがビリー・ホリデイを知らないのは残念でした。
ビリー・ホリデイを取り扱った「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ」は一生に一度で良いので、ぜひ観てほしい1本です。
👉 『ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ』の挿入歌15曲を紹介
シェールとクリスチャンがダンスフロアで楽しむシーン
The Mighty Mighty Bosstones - Someday I Suppose
シェールとクリスチャンがダンスフロアで楽しむシーンで流れた曲は、The Mighty Mighty Bosstones(マイテイ・マイテイ・ボスストーンズ)の『Someday I Suppose』です。
クリスチャンはどう見ても・・と思ったのですが、全く気付かず全力投球のシェールに直視できません。
タイがダンスフロアにいるアンバーとエルトンを見つけるシーン
The Mighty Mighty Bosstones - Where'd You Go
タイがダンスフロアにいるアンバーとエルトンを見つけるシーンで流れた曲は、The Mighty Mighty Bosstones(マイテイ・マイテイ・ボスストーンズ)の『Where'd You Go』です。
シェールのモネの評価が辛辣。でもなるほどと思ったところもあります。
アンバーのファッションも1990年代後半から2000年代初頭のポップ・バンド風で私は好きです。
クリスチャンが1人で踊っているシーン
Luscious Jackson - Here
クリスチャンが1人で踊っているシーンで流れた曲は、Luscious Jackson(ルシャス・ジャクソン)の『Here』です。
朝からトレーナーとは、どんな生活をしたら実現できるのでしょうか?夜遊びしてもきちんと帰るシェールにキュンとしちゃいます。
シェールが校庭でチャリティー活動をするシーン
Cracker - Shake Some Action
シェールが校庭でチャリティー活動をするシーンで流れた曲は、Cracker(クラッカー)の『Shake Some Action』です。
おしゃれ以外に楽しんで打ち込めるものを見つけたシェールにほっこり。
10代はひとつのことをやり通すのも良いですが、視野を広く持って色々なことにチャレンジしてほしいですね。
ガイスト先生がブーケを投げるシーン
General Public - Tenderness
ガイスト先生がブーケを投げるシーンで流れた曲は、General Public(ジェネラル・パブリック)の『Tenderness』です。
アメリカらしいスーパーハッピーエンド!終盤の展開は思わず涙でしたが、エンディングで笑顔に。みんなハッピーで良かった良かった!
筆者の感想
「ミーン・ガールズ」に続いて大好きなガールズムービーです。アリシア・シルヴァーストーンがとにかく可愛くて仕方がありません。
スクールカーストのトップ、シェールは少し意地悪だけど意外と真面目なところに胸キュン。おしゃれ一筋なところやパパっ子な一面もひたすら可愛い。
『クルーレス』はファッションも小生意気な態度も全部夢中に!とくに体育のシーンは文句なしに最高。
ここ最近のガールズムービーは、人間関係ドロドロもしくは酷すぎるいじめなどが多いので、『クルーレス』くらいのマイルドでハッピーなガールズムービーが恋しいです。
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