2019年4月19日公開の映画『シャザム』。
スーパーマン並みの強さを持つヒーローの正体は子供!?どういった経緯でシャザムが誕生したのかが気になる展開が繰り広げられます。DCシリーズの作品であり、監督はデヴィッド・F・サンドバーグで、日本の興行収入は7億円ほどでした。
この記事では、映画『シャザム』で流れた音楽18曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
公開日 | シリーズ作品名 |
2019年 | シャザム |
2023年 | 映画『シャザム!~神々の怒り~』予告や挿入歌・エンディングで流れる6曲を解説! |
『シャザム』で流れた曲とは?
シヴァナが父と兄と共に夜道を車で走るシーン
Bing Crosby - Do You Hear What I Hear?
シヴァナが父と兄と共に夜道を車で走るシーンで流れた曲は、Bing Crosbyの『Do You Hear What I Hear?』です。
ベルのような音と子供のコーラスで始まり、男性シンガーの落ち着いた歌声が続いていく曲です。ハミングと共にゆったりとした曲調と、曲の終盤にかけて盛り上がっていくのが特徴。
ビング・クロスビーは1903年生まれのアメリカの歌手で、『White Christmas』、『It's Been A Long, Long Time』などが有名な曲です。
1974年のニューヨーク州の夜道で車が走っており、車内では『Do You Hear What I Hear?』が流れます。シヴァナはマジックボールで遊んでいたため平穏なクリスマス前後の一日かなと思われましたが…。
シヴァナは父と兄から良く思われていなかったようですね。兄はシヴァナをからかい、父からは「甘ったれるな」と言われているのが切なくなりました。
そんな折、マジックボールにシンボルが浮かび上がって別の場所へ転送されたシヴァナ!魔術師が「純粋な子に力を与える」と言われますが、元の車に戻されてうろたえるのです。この後の展開も驚かされること間違いなしですよ。
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ビリーが質店に警察を誘き出すシーン
Cook Classics Featuring Outasight - The Real Thing
ビリーが質店に警察を誘き出すシーンで流れた曲は、Cook Classics Featuring Outasightの『The Real Thing』です。
力強い音楽が流れる前奏に男性シンガーのハッキリとした歌が続いていく曲です。掛け合いのような歌と、サビで賑やかに盛り上がるのが特徴。
クック・クラシックスは1983年生まれのアメリカのミュージックプロデューサーで、『Love You Anymore』などが有名な曲です。アウタサイトはニューヨーク出身のシンガーソングライターで『Tonight Is The Night 』などが有名な曲です。
フィラデルフィアの街並みを映しつつ『The Real Thing』が流れ、雪が積もって白い街並みと共に明るい雰囲気を感じさせましたね。
そうした中、ビショップ質店がアップで映し出されたかと思いきや、なんと警報が鳴り響いている…ビリーが警察の到着を待ち、通報したことを話すため何が起きたのかとドキドキします。
そのまま警察が店内を捜索しますが、なんとビリーが扉を閉めてシャッターを下ろす!手際の良さに感心させられつつ、ポップな曲が続くのが良いですね。
ビリーはレイチェル・バットソンという女性の所在を中で検索し、警官のランチを盗んで逃走しますが彼の目的が気になるため物語に引き込まれます。
新しい里親の家にビリーが到着するシーン
Calvin Harris Featuring Pharrell Williams, Katy Perry And Big Sean - Feels
新しい里親の家にビリーが到着するシーンで流れた曲は、Calvin Harris Featuring Pharrell Williams, Katy Perry And Big Seanの『Feels』です。
低音が響く中、リズミカルな音が加わっていく前奏に、男性シンガーの明るい歌声が続いていく曲です。高音を響かせて歌ったり、女性シンガーの歌やラップのパートもあります。
カルヴィン・ハリスは1984年生まれのスコットランドの音楽プロデューサー兼DJで、『Potion』、『The Weeknd』などが有名な曲です。
問題ばかり起こすビリーは里親を転々とし、本当の母親を探していましたのには驚きです。70人以上の候補をひたすら訪ねる中、新しい夫妻の元に送られるビリー…。果たして馴染めるのかが気になっていきます。
夫妻であるビクターとローザはノリが良く、グループホームとなる家では『Feels』が流れていて落ち着いた雰囲気がありましたね。
里子は数人いて、ゲームが好きな少年のユージーン、明るい女の子のダーラ、筋トレ好きのペドロ、大学進学を前にするメアリーたちが代わる代わる現れるのが賑やかなのにも注目です。
ビリーが音楽を聴いているペドロに挨拶するシーン
SweatBeatz - Bounce
ビリーが音楽を聴いているペドロに挨拶するシーンで流れた曲は、SweatBeatzの『Bounce』です。
エレクトロニクスな音楽が流れ、女性シンガーのダウナーな歌声が続いていく曲です。男性シンガーの歌に変わるとリズミカルな曲に変わるのが特徴。
スウィズ・ビーツは1978年生まれのアメリカのラッパーで、『Money In The Bank』、『Top Down』などが有名な曲です。
ふっくらとした体形のペドロが階段から降りて来て、ビリーとすれ違う際に『Bounce』をイヤホンで聞いていましたね。口数の少ない彼はそのまま去っていきましたが、悪い子ではなさそうです。
ビリーは同じ部屋のフレディと挨拶をして、ジョークが好きなフレディの話を聞くのでした。フレディはアメコミのヒーローが好きなようで、バットランクのレプリカを見せたり、スーパーマンの話をしたりと楽しそうなのが印象的。
一方、ビリーは心を開けないようで、そのまま母親探しのために名前や住所をメモしたノートを捨ててしまうという行動が気になっていきます。
シャザムに変身したビリーが地下鉄を降りるシーン
Bruno Mars - 24K Magic
シャザムに変身したビリーが地下鉄を降りるシーンで流れた曲は、Bruno Marsの『24K Magic』です。
女性シンガーがロングトーンで歌を響かせて始まり、ラッパーたちの歌が続いていく曲です。明るい歌と共にノリの良いラップが特徴。
ブルーノ・マーズは1985年生まれのアメリカのシンガーで、『Uptown Funk』、『The Lazy Song』などが有名な曲です。
ビリーが地下鉄に乗ると電光掲示板にシンボルが映し出されて、魔術師の元に転送される!そして、魔術師の杖に触れつつ「シャザム」と言うと赤いスーツに白いマント、胸には稲妻のマークが光る服に変身するため驚きました。
それだけでなく、子供だったビリーの姿は大人に変わり彼自身も信じられない面持ちに…そのまま元いた地下鉄に戻され、慌ててホームへ降りるのです。
その際に『24K Magic』が流れるため陽気な感じがして良かったですね。シーンが変わってビリーが問題を起こしたことで学校から家に電話が入って、みんな心配する様子が続いていきますよ。
ブルーノ・マーズを聴く方法
フレディがシャザムの姿に驚いてビクターを呼ぶシーン
Rumspringa - Musical Chairs
フレディがシャザムの姿に驚いてビクターを呼ぶシーンで流れた曲は、Rumspringaの『Musical Chairs』です。
ドラムの音と共に女性シンガーのダウナーな歌声が続いていく曲です。機械で過去された音と共に歌が続き、楽器音だけで奏でられるパートもあります。
「ラムスプリンガ」はアメリカのロックバンドで、『Shake 'em Loose Tonight』、『Kiyote』などが有名な曲です。
シャザムの姿になったビリーは元の姿に戻れず困ってしまい、家のキッチンで皿洗いをしていたフレディに窓越しに声を掛けます。もちろん、フレディは不審者に驚いて叫びますが、シャザムは「叫ぶな」というメモを出して必死にアピール。
フレディは彼の言う通りにしつつ、ビクターが来た際に『Musical Chairs』が流れていましたね。穏やかな家にピッタリな曲だと思いました、
そうしてフレディは消灯後に会おうと言われたためシャザムの元へ。彼の胸に輝く稲妻の光に驚きつつ、スーパーパワーがあるか確かめていくシーンはコミカルなのが見どころですよ。
シャザムとフレディがコンビニに行くシーン
Culture Club - Do You Really Want To Hurt Me
シャザムとフレディがコンビニに行くシーンで流れた曲は、Culture Clubの『Do You Really Want To Hurt Me』です。
穏やかなシンガーの歌で始まり、ポップな雰囲気な曲に変わっていく曲です。ドラムなどの楽器音と共にリズムの良さを感じさせ、終わりまでゆったりとした曲になっています。
「カルチャー・クラブ」は1981年に結成されたイギリスのポップバンドで、『Karma Chameleon』、『Time』が有名な曲です。
コンビニで『Do You Really Want To Hurt Me』が流れていて、深夜ならではの静かな雰囲気を感じさせましたね。フレディはシャザムがビールを買えるのか不安そうにする中、なんと強盗が登場!
銃を持った相手を前にしたシャザムですが、銃弾を通さない頑丈な身体に驚きます。そうして調子に乗って撃たれまくるシャザムですが顔を撃たれた際には冷や冷やした様子でしたね。
初めての悪党退治を経て乾杯するシャザムたちがビールを飲んでみて、全く口に合わないことに悪態を付きつつお菓子をたくさん持って店を後にするのが微笑ましいです。
強盗を倒したシャザムが家に帰るシーン
Dean Martin - I’ll Be Home For Christmas
強盗を倒したシャザムが家に帰るシーンで流れた曲は、Dean Martinの『I’ll Be Home For Christmas』です。
男性シンガーが声を響かせるように歌い、語りかけるような雰囲気を感じさせる曲です。クリスマスの歌が歌詞になっているのが特徴。
ディーン・マーティンは1917年生まれのアメリカのシンガー兼俳優で、『Everybody Loves Somebody』、『Volare』が有名な曲です。
ビリーがいなくなったことを気にするローザに対し、ビクターが「自分も逃げ出したものさ」と会話する際に家で『I’ll Be Home For Christmas』が流れていましたね。クリスマスらしい歌だなと思いつつ、クリスマスツリーの飾りつけをしているのが印象的。
そうしてビリーを心配する中、フレディと共に帰宅したことを知って駆け寄ろうとするローザ!しかし、ビリーはシャザムの姿のままだったこともあり、急いで部屋に逃げ込むためハラハラさせられます。
大人の姿のまま見つかってしまったら不審者扱いされてしまうと思いきや、部屋ではダーラが起きていたことで大変な事態が続いていくのにも注目ですよ。
シャザムがフレディと能力を試すシーン
Queen - Don’t Stop Me Now
シャザムがフレディと能力を試すシーンで流れた曲は、Queen の『Don’t Stop Me Now』です。
男性シンガーが声を響かせながら歌い、力強さも感じる歌です。ピアノの伴奏と共に歌いつつ、合いの手が入っていって一気に盛り上がるのが特徴。
「クイーン」は1970年代から活躍したイギリスのロックバンドで、『Bohemian Rhapsody』、『Another One Bites the Dust』などが有名な曲です。
ビリーはフレディと共に廃れた建物に行ってシャザムの能力テストを開始!その際に『Don’t Stop Me Now』が流れて、アップテンポの曲が良い感じに響き渡っていくのが印象的です。
稲妻を放って教科書を燃やしたり、コンクリートの柱をパンチで砕いたり、デコピンだけでドラム缶を飛ばすのも見ものでしょう。頑丈な身体やビームの出し方も確認するのは微笑ましかったですが、まさか燃やすというテストをするとは驚きでした。
そのテストの模様を動画にアップして多くの人に見てもらうようになり、ノリノリなのがおもしろいです。その後もスマホの充電をして回って壊してしまったり、自販機の飲み物をたくさん出したり…ATMからお金を出すのはやりすぎかもと思いつつ、10代らしいなと思いました。
ビリーとフレディが学校の廊下で会話をするシーン
Twenty One Pilots - Legend
ビリーとフレディが学校の廊下で会話をするシーンで流れた曲は、Twenty One Pilotsの『Legend』です。
穏やかな曲と共に男性シンガーの歌が始まり、リズミカルな歌い方が続いていきます。サビに向かってエネルギッシュにもなり、静かなパートもあるのが特徴。
「トゥエンティ・ワン・パイロッツ」はアメリカで結成されたロックバンドで、『Stressed Out』、『The Outside』などが有名な曲です。
シャザムの色々な動画が学校でも話題となるなか、ビリーとフレディが廊下を歩く際に『Legend』が流れて日常的な雰囲気を表していましたね。
そんな中、フレディはシャザムの動画を録画しているのも勇気がいると言いつつ、自分も注目を浴びたいという思いを打ち明けているようでした。
そこにいじめっ子が現れたことで、フレディはシャザムと知り合いだと示唆するのです。しかし、ビリーはシャザムの正体を隠すようにするべきだと言い、フレディと意見を対立させていく…2人の関係にソワソワさせられますね。
ビリーが里親の家で家族と夕飯を食べるシーン
Niall Horan - Slow Hands
ビリーが里親の家で家族と夕飯を食べるシーンで流れた曲は、Niall Horanの『Slow Hands』です。
ギターの警戒の音に男性シンガーの流れに合わせるような声が続いていく曲です。ロマンチックな雰囲気を感じさせる歌が特徴。
ナイル・ホーランは1993年生まれのアイルランドのシンガーソングライターで、『This Town』、『Black And White』などが有名な曲です。
ビリーが家で夕飯をとる際に『Slow Hands』が流れいて穏やかな雰囲気を表していましたね。そこでシャザムの動画などが話題になり、子供たちはシャザムを「充電ができるだけ、白いマントがダサい」と言い表すのです。
フレディは自分の意見も主張する中、ビリーが「ダサい相棒は必要ない」と言って食事の席を後にしてしまう…ヒーローと相棒という関係に影が見えつつある中、ビリーは学校に行く意味も無いのではと考え始めて心配になります。
そうしてフレディはいじめっ子との約束の時間となり、シャザムがカフェに来なかったことで多くの生徒の笑いものになってしまうのを見守っていく展開が続きますよ。
街の人とシャザムが写真を撮るシーン
Naughty By Nature - Feel Me Flow
街の人とシャザムが写真を撮るシーンで流れた曲は、Naughty By Natureの『Feel Me Flow』です。
軽いテンポの音楽で始まり、男性シンガーのラップが続いていく曲です。力強さを感じさせる歌が続き、サビは軽快に歌い上げるのが特徴。
「ノーティ・バイ・ネイチャー」は1986年に結成されたヒップホップグループで、『O.P.P. 』、『Uptown Anthem』などが有名な曲です。
シャザムは街の人と写真を撮る際に『Feel Me Flow』が流れていて陽気な雰囲気がありましたね。そうしてメアリーを見つけた際に、車に轢かれそうになっていたので助けるのです。
彼女の名前を呼んでしまったので「なぜ名前を?」と聞かれ、シャザムは「スーパーパワーの一つだよ」と言い訳するのが愉快でした。
そうして彼女が大学に受かってグループホームを出ることになるのに悩んでいるという話を聞いて、シャザムはビリーとしての意見を伝えてしまうのですが…グループホームのみんなと、家族に対する思いの変化にも注目ですよ。
シャザムがお客を集めて手からビームを出すシーン
Survivor - Eye Of The Tiger
シャザムがお客を集めて手からビームを出すシーンで流れた曲は、Survivorの『Eye Of The Tiger』です。
小刻みなギター音で始まり「ジャジャジャーン」と響かせていく前奏に変わっていきます。男性シンガーが高い声を響かせながら歌うのが特徴で、『ロッキー3』でも歌が使われました。
「サバイバー」はアメリカのロックバンドで、『Ever Since the World Began』、『Vital Signs』などが有名な曲です。
シャザムは『Eye Of The Tiger』の音に合わせて手から稲妻のビームを出して見世物をしていましたね。周りには楽しそうなお客ばかりでしたが、そこにフレディが怒りながら現れるのです。
約束の時間にシャザムが来なかったことを問い詰めますが、シャザムは約束した覚えは無いとはねつける…その際に手から出したビームの影響でバスのタイヤがパンクしてしまうという騒動が始まるため目が離せません。
高速道路からバスが落ちそうになって急いでシャザムが駆け付けますが、受け止められると思わなかったため冷や冷やしていたのが印象的。なんとか乗客を助けることができ、カメラマンのインタビューを受けますシヴァナに襲われる展開が始まって目が離せませんよ。
サンタの催し物をシャザムたちが壊すシーン
Winter Wonderland
サンタの催し物をシャザムたちが壊すシーンで流れた曲は、『Winter Wonderland』です。
冬の定番の歌であり1934年に、作曲をフェリックス・バーナード、作詞をリチャード・バーナード・スミスがしました。
今作では女性シンガーが歌っているようでした。
お店がたくさんある建物内で『Winter Wonderland』が流れつつサンタのイベントが開催される中、シャザムが逃げ込んで大騒ぎ!建物内で大暴れするのが見ものですね。
シャザムはおもちゃ店でバットマンのフィギアなどを投げつけたり、音の鳴るシートを鳴らしたりとコミカルな感じがしました。一方で、シヴァナは真剣そのもの。
シャザムを追い詰めようと迫りくる様子にはハラハラさせられます。人の武器は効かないというシヴァナはシャザムの攻撃なら通じるのか…14歳には荷が重い戦いが続くのが見逃せません。
シャザムが家族を連れてドアをくぐるシーン
Warrant - Cherry Pie
シャザムが家族を連れてドアをくぐるシーンで流れた曲は、Warrantの『Cherry Pie』です。
勢いのある男性シンガーの歌で始まり、エレキギターをかき鳴らす音と共に終始、ハイテンションで曲が構成されている曲です。「ウォレント」は1980年代に活躍したメタルバンドで、『Heaven』、『Uncle Tom's Cabin』などが有名な曲です。
魔術師のいた空間から脱出するため、シャザムたちは家に戻るための扉を捜索!そんな中、シャザムは戻る場所をイメージして扉を開けるのですが…まさかナイトクラブにつながっているとは驚きです。
クラブでは『Cherry Pie』が流れていてノリの良さを感じさせました。前に少しお金を持って訪れた時の印象が強かったのか、この場所のことを思い浮かべてしまったようですね。
そうしてシャザムはフレディたち家族を連れてカーニバルに逃げ込むのですが、サンタがシヴァナの姿を見て大騒ぎ!人々が逃げ惑う中、シヴァナは観覧車を攻撃して大変な事態になっていくため目が離せませんよ。
ビリーが家でニュースが流れる中、夕飯を食べるシーン
Natalie Cole - This Will Be (An Everlasting Love)
ビリーが家でニュースが流れる中、夕飯を食べるシーンで流れた曲は、Natalie Coleの『This Will Be (An Everlasting Love)』です。
穏やかな音楽と共に女性シンガーの歌声が続いていく曲です。ハミングやクラップ音も入り、管楽器が賑やかな雰囲気を表していくのも特徴。リズムの良さを感じさせる歌が続きます。
ナタリー・コールは1950年生まれのアメリカのシンガーで、『Unforgettable』、『The Very Thought of You』などが有名な曲です。
カーニバルに遊びに来たお客たちは無事を喜びつつ、ニュースになっていましたね。その際にサンタがマイクをとって、もうこりごりだと叫び続けるのには笑ってしまいました。
ビリーたちの家でニュースが放映されて、『This Will Be (An Everlasting Love)』が流れるのが穏やか。ビリーが食事の挨拶を自ら行うのが感動的でした。
ビリーは自分の家を見つけることができたと語る姿が印象的で、今後も仲良く過ごせるのではと感じます。家族がシャザムと同じ姿になって戦っていたのも含めて、活躍が楽しみになりました。
シャザムが友達(スーパーマン)をフレディに紹介するシーン
Superman Theme
シャザムが友達(スーパーマン)をフレディに紹介するシーンで流れた曲は、の『Superman Theme』です。
管楽器によるファンファーレのような音で始まり、力強い低音が響くと一気に盛り上がっていきます。
盛大な音と共に空間に広がりを感じさせる曲が続いていくのが特徴。この曲は『スーパーマン』シリーズの映画などで使われます。
映画のラストでフレディが生徒たちに白い目で見られていましたね。シャザムを呼べると言っていたのに、誰も来なかったのが原因でしたが…そこに家族が集うのが良かったです。
みんなでランチを食べようとするとシャザムも現れて、みんなに挨拶。そのまま「友達を連れて来た」と言うと『Superman Theme』が流れます。
まさかと思っていたらスーパーマンの顔以外が映し出されて驚きましたね。DC作品ならではのコラボレーションだったのかなと思うと粋な計らいだと感じました
エンディング
Ramones - I Don’t Want To Grow Up
エンディングで流れた曲は、Ramonesの『I Don’t Want To Grow Up』です。
ノリの良いアップテンポな曲に、男性シンガーの軽快な歌が加わっていく曲です。最後まで疾走感を感じさせるのが特徴。
「ラモーンズ」は1974年に結成したアメリカのバンドで、『Blitzkrieg Bop』、『I Wanna Be Sedated』などが有名な曲です。
シャザムのマンガ調のイラストが紹介される中、キャストの紹介などが流れていくのがおもしろいですね。アクアマンやフラッシュといったDCのヒーローのイラストも登場するのに注目でしょう。
里親の元で上手く関係性を築けたビリーが、新しい家族と人生を歩み始めたことを思い返せるエンディングでした。一方で、ビリーが母親と再会したシーンでは少し悲しい出来事になったのも印象的です。
エンディングの一つ目が終わると、シヴァナの獄中のシーンが少し描かれましたが…彼の元に神に名をつけ、7つの王国を狙う者が現れたのですが…果たして続編につながるのかが気になります。
筆者の感想
見た目は大人、中身は14歳の子供という新しいタイプのヒーローであるシャザム!掛け声と共にたくましい姿に変身するシーンは、雷の効果もあって派手でした。
ノリの良い大人という感じが親しみやすく、里親の元にいた子供たちが仲睦まじい姿を見せてくれるのも印象的。ビリーが彼らと共に続編の『シャザム~神々の怒り~』で活躍を見せてくれるのかと思うと楽しみです!
サントラの曲も含めてノリが良い曲や、壮大な曲が多いのでそちらもぜひ、お聞きください。
サウンドトラック
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